次の作品は、「源兵衛」と「勘兵衛」(共に江戸後期)の二人の鉋。
まず、源兵衛さんは明治の中頃には廃業されているが、関西の名
工として人気があった。源兵衛さんの鉋は、千代鶴是秀が“綿帽子”
と名付けた尖った頭の鉋刃に意匠の特徴がある。それに職人の間で
は、その刻印から“四ツ目源兵衛”と呼ばれている。
また、勘兵衛さんは東大阪に工房を持ち、源兵衛さんと共に関西
の鉋の名工と並び称されている。勘兵衛さんの鉋の切れ味が“研が
ずの勘兵衛“と呼ばれるほどで、とても鋭かったと伝わる。
(神戸市中央区中山手通4-18-25)
まず、源兵衛さんは明治の中頃には廃業されているが、関西の名
工として人気があった。源兵衛さんの鉋は、千代鶴是秀が“綿帽子”
と名付けた尖った頭の鉋刃に意匠の特徴がある。それに職人の間で
は、その刻印から“四ツ目源兵衛”と呼ばれている。
また、勘兵衛さんは東大阪に工房を持ち、源兵衛さんと共に関西
の鉋の名工と並び称されている。勘兵衛さんの鉋の切れ味が“研が
ずの勘兵衛“と呼ばれるほどで、とても鋭かったと伝わる。
(神戸市中央区中山手通4-18-25)