
宇宙服を着よう! というイベントが あるということで
おでかけしてきました。
「貝塚市立善兵衛ランド」
江戸時代に 日本一優れた望遠鏡を作った 岩橋善兵衛 さんの偉業をたたえた
天文台で、口径60cmの大型反射望遠鏡を備えた 天体観測ドームをもつ施設らしい。
入口に入ると
「受付をしてください」とのこと
特に入館料も無料とのこと。
「宇宙服を着ますか?」と問いかけられ、「はい」と答えると
「4時30分」と記入された チケットをくれました。
時計を見ると 2時50分 。
えー 1時間半待ち。
周りをみると確かに ソファーにすわって待っている人たちがいる。
「天体望遠鏡で 太陽の 黒点や プロミネンスが見えますよ」 とのこと
2階に上がると 大型の星座の機械がありました。
これは
自分の 生まれた年の 誕生日 誕生時間の 天空の状態。
なかなか かわった物がありますね。
そして いざ 巨大望遠鏡で太陽を見ようと 部屋に行くと
「残念ですが 雲が出てきて 太陽が見えません」とのこと
しょうがないので 塗り絵をすることにしました。
以前と比べると 格段にきれいに 塗れました。
塗り絵がある 入口の部屋の天井には
太陽系の星の模型
2億分の1のモデル
地球の直径が6.4cm。
木星の直径が72cm。 このときの太陽の直径がなんと 7m。
スケールの違いが 良くわかります。
スケール感でいうと おもしろい 展示もありました。
よく 星空をみると輝いている 星座
オリオン座
知っている 数すくない 星座ですが
一般的には
こんなかたちに見える オリオン座
地球からは 確かに こんな風に 並んで見えますが
実際の それぞれの星までの距離は
当然ながら 違っている
それを
こんな風に 距離ごとに飾ってます。
これを手前からみると
上のように見えるというわけです。
そして
一番驚いたのが
太陽系の惑星の 数 と順番
「水 金 地 火 木 土 天 海 冥」 と 覚えていましたが
なにやら 多い!
しかも 中途半端なところに
楕円に回っているものもある
なんだ なんだ!と思い 説明を 読んでみると
火星 と 木星 の間に 「小惑星 Zenbei」 とあり
変な 軌道は「スイフト・タットル彗星」とのこと
彗星は ペルセウス流星群の母天体とのこと。
こんなふうに回っている彗星があったんですね。
そして もっと驚いたのが 小惑星Zenbei
1996年11月に発見され、2003年5月に この 記念館の名前にもなっている
善兵衛さんに ちなんで つけられたという 新しく発見された星。
こんな最近発見された星があったのですね。
なんて 館内を見ていると
3時45分ごろには
「4時30分のチケットを持っている人」との呼び出し
なにやら 長い待ち時間のため 前の人たちが 次々と帰っていったらしい。
おかげでずいぶん早く 順番が回ってきました。
いよいよ 宇宙服に 袖を通すときがきました。
まずは
JAXAのブルースーツ
ママだけは オレンジスーツです
係りのおじさんいわく
「子どもはかっこいいけど、親は 自動車整備工みたいになる」とのこと
パパのことかと思いきや 全員がそうだと 笑っていましたが
係りの人が そんなこと よく言ってくれたものだ。
気を取り直して カメラにポーズ
そして いよいよ NASA の 宇宙服レプリカを着る
記念写真。
宇宙服は2着しかないらしい。
ということで パパと しおりが着用。
そして すっぽりと
係りのカメラマンも おもしろい
「ママは宇宙服じゃないんで どいてください。宇宙の感じが
でなくなる」 「息ができないはずでしょ」 だって
おもしろいじゃないか。おじさん。
そして 撮影。
パパもしおりも 笑っちゃいますね。
なかなか おもしろい経験です。
小さい 建物のなかで こんなことやっているなんて
本当に ビックリしました。