チャノキ

直径２～３cmほどの白い花。
ツバキ科のチャノキ、お茶です。
辺りに花が少なくなるこの時期、ひっそりと花を咲かせます。
大学がある飯能を含む埼玉・東京の西部地域は、狭山茶の産地。
巷では『色の静岡、香りの宇治、味の狭山』として知られます。
茶の原産地は中国西南部からベトナム、インド周辺エリア。
茶生産の北限といわれるこの地域のチャの葉っぱは、少し厚くなっています。
寒い冬を乗り越えるために身をキュッと引き締めるので、狭山茶は味わい深いものになるのですね。（ひ）

ネムノキの種

落葉広葉樹のネムノキの下で、10cmほどの薄っぺらなサヤを見つけました。
開けてみると６～７ｍｍの小さな種子、マメ科の植物なんだなあ、と実感…
気温10度を下回る朝に、深まる秋も実感…（ひ）

小学生の森林実習～2，3年生～

近隣の小学生が駿大の里山に来てくれました。
２，３年生の子どもたち、７０名あまりです。
ツルでリースをつくったり、巨大ミミズに歓声をあげたり、木にまたがったり、ヒノキの香りを楽しんだり・・・
深まる秋の里山をとっぷりと楽しんでいました。（ひ）

リンドウ

秋の柔らかな日の光を浴びて、リンドウが花を咲かせていました。
日が当っている時だけ花を開くリンドウ、曇りや雨天、夜間はきゅっと花を閉じています。
漢方では「竜胆」とよび、根を乾燥させて利用します。（ひ）