駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

ノハラアザミ

2009-11-14 09:24:39 | 里山の花
落ち葉が目立つ里山で、がんばっていたピンク色の花。
キク科アザミ属のノハラアザミです。

別名「刺草」と呼ばれ、触ると痛い草の代表選手であるアザミは漢字で書くと「薊」、植物なのに『魚』がいます。
『魚』は骨の様子からトゲトゲしたものを表現するときに用いられることがあるそう。
「薊」は“刃物のようにトゲトゲのある草”ということになりますか…何だか痛そうです^^;(ひ)

フユイチゴ

2009-11-13 09:11:22 | 飯能・入間・秩父里山探訪
天覧山の散策路脇で赤く光る(?)もの発見。
ツル性常緑小低木、バラ科キイチゴ属のフユイチゴです。
キイチゴといえば春に花を咲かせ夏に実るものが多いのですが、フユイチゴは秋に花を咲かせ冬になると実をつけます。
1cmほどの小さな実ですが、とても美味しいのです。(ひ)

クスノキ

2009-11-12 08:39:28 | 里山の秋
大学のバス停にある常緑高木のクスノキ。
つやのある葉の間に、8mmほどの黒く熟した実がちらほら見られます。
ほのかに樟脳の香りのするこの実は、鳥たちにはあまり好まれないよう。
やはりこの香りのせいでしょうか…(ひ)


トビ

2009-11-11 08:43:37 | 里山の鳥
ピーヒョロロロロロ

見上げてみるとそこにはトビ。
風をとらえて、悠々と飛んでいました。

平安時代には空中を飛び、悪事を重ねる天狗の正体が「トビ」」だという記述が残されています。
飯能にはいくつかの天狗にまつわる伝説がみられますが、これらの「天狗」の正体は、もしかすると上空を舞うこのトビの祖先なのかもしれませんね^^(ひ)