駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

ワルナスビ

2015-06-29 14:30:54 | 里山の花
最近、道端等でよく見るこの花。
ナス科のワルナスビです。
悪茄子というヒドイ名前のつけられようですが、これには深ーいわけが…

ワルナスビはアメリカ原産の外来種。
葉や茎にはトゲがあり、引き抜こうとするとやられます。
耕運機などで細かく裁断すると、それぞれから発芽してどんどん増殖。
種子でも増えるのですが、その寿命は土のなかで100年以上との報告も。
おまけに全草が有毒、家畜が食すと死亡することもあり、同じナス科の植物に被害を与える害虫へは心地よい環境を提供しています。
タチの悪いにもほどがある…
ワルナスビでした。(ひ)

ヒイラギナンテン

2015-06-25 11:58:17 | 里山の花
ブルーベリーのような実がたくさんなっています。
メギ科のヒイラギナンテンです。
葉っぱがヒイラギのようなので、この名前。
江戸時代に中国から入った外来種で、当地では根や茎、実などを解熱・解毒のために利用していたそうです。
ですので、実は毒ではありません。
ご希望の方は、本部棟の入り口でどうぞ。
…自己責任で^^;(ひ)

ドクウツギ

2015-06-10 21:41:18 | 里山の危険
赤い実と黒い実が入り混じって、たくさん実のっています。
でも絶対に食べてはいけません。
ドクウツギはトリカブトやドクゼリと並ぶ三大有毒植物のひとつ。
別名「イチロベゴロシ」とも呼ばれ、かつては子どもが食べて死にいたる事故があったようです。
要注意です!!(ひ)