駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

カラスウリ

2010-08-31 09:09:10 | 里山の風景
ウリ科のカラスウリ。
つい先日、白い神秘的な花をつけていたかと思ったら、もう実がついていました。
暑い暑い夏もそろそろ終わり…でしょうか?
里山は秋の気配を漂わせ始めています。(ひ)

ハエドクソウ

2010-08-25 09:10:13 | 里山の花
5mmほどの小さな花がたくさん咲いていました。
こんなに花は可愛いのに、名前は「蝿毒草」。
全体が有毒で、根っこを煮詰めた汁でハエ取り紙をつくったことから、この名がつきました。
花が終わるとひっつき虫となり、人や動物に付着してきますので、要注意です。(ひ)

トチノキ

2010-08-24 09:06:32 | 里山の種子たち
大学の中庭にある大きなトチノキ。
よく見ると、あちこちに茶色の実をつけていました。
トチの実と人との関係は深く、縄文時代から食されていたとか。
アクが強いので渋抜きする必要がありますが、かつての山村では貴重な食料として重宝されており、また現在でもトチ餅やトチの実せんべいなどとして美味しく利用されています。(ひ)