駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

オオイヌノフグリ

2011-04-28 16:42:55 | 里山の花
花の寿命は儚くたった一日。
コバルトブルーの花を咲かせるオオイヌノフグリです。
名前の由来は、大きな「犬のフグリ」、フグリ=陰嚢、果実の形が陰嚢を連想させるから。
かわいらしい花なのに、とっても残念なネーミングをされたものです…(ひ)

ウワミズザクラ

2011-04-27 08:55:34 | 里山の花
ウワミズザクラ が満開です。
サクラはもてはやされるものの、イヌザクラ類のウワミズザクラは地味な存在。
小さくて白い花が集合して咲くのでサクラに比して目立たないために、イヌザクラなどと呼ばれてしまったのでしょう。
しかし古くから人とのつながりは強く、とってもお役立ちの樹。
蕾は塩漬けに、実は酒に、材は固くて緻密なため建築材や家具材として利用されています(ひ)。

タケノコ

2011-04-26 15:21:30 | 里山の味
大学内にあるモウソウチク林でタケノコ掘り。
美味しそうなタケノコが4つ収穫できました。

タケノコは漢字で書くと「筍」=「竹」+「旬」。
「旬」という語はもともと10日単位を指すもの。
私たちは上旬、中旬、下旬と使っていますが、ひと月を三分割するとほぼ10日ですよね。
「筍」は極めて成長が早いため、10日のうちに収穫しなければ竹になってしまう、ということを意味しているのです。(ひ)