駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

サイカチ

2014-10-16 09:15:58 | 里山の種子たち
20cm以上になる大きな豆がぶら下がっていました。
マメ科のサイカチ、川岸でみる落葉高木です。
莢の中の種子にはサポニンを含み、薬用として利用されていました。
飯能ではこのサイカチが出す樹液にカブトムシが寄ってくるので、カブトムシをサイカチと呼ぶそうです。
幹や枝に鋭いトゲがあるので、ご注意を。(ひ)

コセンダングサ

2014-10-11 16:13:47 | 里山の種子たち
キク科のコセンダングサ、荒れ地や道ばたでよく目にする帰化植物で、日本には江戸時代に入ってきました。
実は細長い四角柱のカタチをしており、集合してくるっと丸くなっています。
先端部は逆さトゲになっていて、これがやっかいな「ひっつきむし」。
油断をしていると、ここぞとばかりに付着!!
こうなるととるのが大変です^^;(ひ)

実生

2014-03-13 10:49:41 | 里山の種子たち
昨年の秋、駿大の里山ではドングリが大豊作。
そのドングリたちが芽をだし、根を張りだしています。
このドングリたちのうち、立派な木になれるのはほんの一握り。
厳しい世界へのデビューです。
がんばれ、おチビさん達!!(ひ)