駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

ジャノヒゲ

2009-06-11 08:33:50 | 里山の花
林の中、日陰でひっそりと咲くユリ科ジャノヒゲ属のジャノヒゲです。
別名リュウノヒゲ、細い葉を蛇や龍のヒゲにたとえています。
・・・ん?
龍はヒゲがあるけど、蛇のヒゲって・・・?

根の一部は麦門冬(ばくもんとう)と呼び、薬用になります。
生命力が強く、日陰でもたくましく育つため、園芸でよく用いられる植物です。
関東は昨日10日から梅雨入りしたとのこと、ジャノヒゲを見習って元気に過ごしていきたいものですね。(ひ)



コモチマンネングサ

2009-06-10 10:06:07 | 里山の花
沢沿いに咲いていた、ベンケイソウ科キリンソウ属のコモチマンネングサです。
花の大きさは1cmに満たないほど小さなもの、雄しべ雌しべともにしっかりあります、が、この花は種子ができません!
葉っぱの付け根に2~3対の小さな葉っぱ=ムカゴがみられ、これを地に落として繁殖するという性質をもつ花なのです。(ひ)


ヤマホタルブクロ

2009-06-08 09:00:42 | 里山の花
チョウチンバナ、ツリガネソウ、トックリバナ、アメフリバナ、ポンポンバナ、ホタルグサ・・・
地域によっていろんな呼び方があるように、とっても馴染み深い花、キキョウ科ホタルブクロ属のホタルブクロです。
これはホタルブクロの変種で山に咲くヤマホタルブクロ。
外見はほぼ同じですが、よく見るとツリガネの上の部分(萼片)に違いがみられます。(ひ)

参考:「山渓ハンディ図鑑野に咲く花」山と渓谷社

カルガモ

2009-06-06 11:30:57 | 里山の鳥
構内の池のカルガモです。
オスメス同じ色カタチ。ですので、これが彼なのか彼女なのかはわかりません。
カルガモは淡水ガモ類ガンカモ科で体長60cmほど。
90円普通切手にも登場する馴染み深い鳥のひとつです。(ひ)