SHINKO の ブログ日誌

今日を大切に生き、明日を信じて未来を語りたい …

アバダナ(謁見の間) への階段壁面の レリーフ

2008-07-30 | 旅行
ペルセポリスの謁見殿への階段の壁面に属州の朝貢者たちが レリーフされています。
衣装や貢物で古代の風習を知る事ができます。下の写真の 左側の丸い帽子の兵士は
メディア人で角ばった帽子の兵士はペルシャ人です。右は牝牛にかみつくライオンです。
牝牛は冬の象徴で、ライオンは春の象徴、そして王の象徴がライオンです。力強い王を
現しています。ペルセポリスは 祭儀の都、なかでも新春を祝う大切な祭典が行われた
のがアパダナ宮殿です。宮殿に通じる石段の壁に貢物を伺候する世界各地からの使者
達の像が細密に彫られている。写真をクリック後、スライド写真の「開始」で御覧下さい