入り江の小船

ヒマがあったら書く日記。

心優しい岩手県の人

2006年08月13日 01時45分43秒 | Weblog

数年前に再放送のサスペンスでこのような作品があった。
主人公である犯人の女が遺産目的で完全犯罪を完遂して
莫大な遺産を手にして生まれ故郷に帰る。故郷へ車で
向かうが、道の様子がおかしい。柵が張り巡らされていて
これ以上、車が入れない。おかしいと女は思い車からおりて
柵を越えた。そして目にしたものは、ダム建設中と書かれて
いる看板の背景に重機がひっきりなしに資材を持ち上げる。
それを女は脱力したかのように呆然と見つめる。
そこでスタッフロールが出てきて終わる。どういうわけか
エンディングテーマが南部牛追い唄だったので女は岩手県出身か?

犯人を岩手県出身の設定にするのは少し無理があるような気がする。
何の番組でしていたかは忘れたが、日本一人情に厚い県だと
紹介されていた。実際、私が岩手県に行ったときも前回の
「洞窟探検」の内容にある龍泉洞を訪れたその帰り道、最寄の
停留所で盛岡行きのバスを待つが一向に来ない。バス停を見ても
この時間このバス停なのにおかしいと思いつつ待っていたら
反対車線にバスが来て、私の近くで停車して運転手さんが
盛岡に行くならこれに乗れとわざわざ乗せてもらったことがある。
普通なら反対車線の人間など安全面以外は気にしないだろうと
思う。バスが盛岡駅に着いてすぐのこと、駅地下の店でまたまた
人に助けられた。私はご当地ものの牛乳が好きで、駅地下にあった
くずまき高原牧場の店があった。私はそこでビンの牛乳を買い
テーブルがあるからその場で飲もうとしてテーブルに牛乳を
置いて椅子に座ろうとしたらテーブルの足に私の腿が当たり
軽い上に固定もしていないテーブルはひっくり返ってしまい、
店に牛乳の水溜りができた。しかし、店員の2人のお姉さんは
嫌な顔を一つもせずに後片付けをしてくれた上に無料で
もう一本牛乳をくれた。本当に迷惑をかけてしまったのに
その対応が非常にありがたかったので何度も頭を下げた。
以上の岩手県のバスの運転手さん、くますぎ高原牧場の
2人のお姉さん、本当にありがとうございます。
ということでサスペンスであれ岩手出身の犯人が
現れたら非常に納得できない。

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