入り江の小船

ヒマがあったら書く日記。

越後・信濃

2012年10月07日 17時12分39秒 | Weblog
霧が晴れかけていたが、
朝風呂で雲海を拝むことができた。





大地の芸術祭の常設展示の作品が
宿の近くにあると聞いたので見てきた。



この日は良く晴れており、妙高山を背景に
作品を鑑賞することができた。



芸術祭は終了していたが、新たな作品を制作していた。



松代地区の棚田の維持を取り巻く環境は
豊島と同じく厳しいものだという。
松代は、近くには関越道が通ってあるし、
越後湯沢までは上越新幹線も通ってあるし、
在来線も1時間に1本程度あるのし、
米どころの新潟や魚沼の周辺だから
棚田のオーナーや担い手やボランティアは
いくらでもおり、維持管理は十分に
なされていると思っていたが、
実際は期待したほどでもないらしい。

聞くところによれば、なかなかオーナーに
なる人も出てこないし、棚田を管理する者も
高齢者ばかりで予定通りことが進まないだとか、
大地の芸術祭の会期中で一時は
こへび隊が棚田の整備を手伝ってくれるが、
アート作品の製作が始まると、
皆、そちらに回ってしまうらしい。

常設展示の作品と棚田が一体化してあるので
一度始めるとこれを維持するのがとても難があり、
会期を増すごとに拡張されていくので
維持が非常に大変だという話を地元民から聞いた。

役場の観光課に話を聞いたら
大地の芸術祭は大成功だったとしか
言わないだろうから、現場レベルの話を
聞くことができたので、かなり参考になった。



昼前に直江津を経由して長野に向かった。
レンタカーで志賀高原を周遊したが、
霧で雄大な山々の風景を見ることができなかった。



高原が珍しい地域出身なんで森を見るだけでも十分だ。



今回の宿はコチラ

神社の敷地内に立っており縁起が良いらしく、
各種スポーツの優勝校や強豪校が
武運長久の縁起にあやかって試合前に泊まりに来る。

女将さんオススメの散歩コース。



宿周辺にはこんな洒落た建物がある。




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