RやTさんが帰郷しているのでR邸で土産話や思い出話に
花が咲く。特に小学生のときの遊びの話が盛り上がった。
当て鬼(標準名・鬼ごっこ)と、とんつく(ポコペン)が
非常に盛んに行われていたという話なのだが、
校庭で行われていた当て鬼が、いつのまにか裏山で行われて
山岳戦になったり、鬼が2人いるために鬼がわからなくなることがあって、
合流しそうになった人に鬼か否か聞くと鬼ではないと言ったものの
5m手前に近づいた途端に吹き出して鬼だと判明して疑心暗鬼に
させる心理戦になったり、とんつくでは鬼自体が隠れて
どこにいるかわからなくなって、チャンスと見て走って壁に
タッチしようとするものならば、鬼が屋根から飛び降りてきて
コマンドーもどきのアクションを見せたり、いずれの遊びも
どんなことがあったか書こうと思えば書ききれないくらいの
珍事や名シーンがある。参加するメンバーも少子化のあおりを受けて
決して多くなく、決まった人間とでしかできないので足の速い遅い
などの個人差が出てしまい、鬼が固定化され不公平になるので
鬼は3回までと規定されている。Rがこういったことをしたと
高校生のときに違う地区からきた人間に話すと、違う地区の
人間から信じてくれなかったりと異様に思えたらしい。
市内の高校で異人呼ばわりされているとよく耳にしたことがあるが、
人に共通していることは8年度卒のH小生であること。
確かに最近になって恩師に聞いてみたところ、教員人生で
未だかつてないくらい変わり者がこの年だけに集中していたらしい。