「街の仲間たち」小金井市議会議員 清水学

令和3年3月の小金井市議会議員選挙にて2期目当選。議会活動や地域での活動をお伝えします!

閉会中の審査

2022-01-28 17:24:00 | 清水がくの活動報告
議員は年に4回の定例会の期間(議会開会中)のみ議員としての仕事をしているの?とよく聞かれることがありますが、定例会が終了した閉会中にも常任委員会や特別委員会が開かれています。これは、議会の議決により付託された案件や、継続審議といって会期中に議決されなかった案件を閉会中委員会で審査しております。原則、各常任委員会や特別委員会は閉会中に一回開催されています。

本日は私が副委員長を務める基本構想審査特別委員会が開催されました。この委員会では、令和3年度から令和12年度までの10年間を計画期間としている第5次基本構想、前期基本計画を審査する委員会です。基本構想とは市の最上位計画として今後10年間にわたる将来像を示し、政策の取組方針を示すもので、例えるなら自治体の憲法のようなものです。そして、基本計画とは5年ごとに具体的な施策とその取組の方向性を示すものです。
今日の審査では、多くの委員から指摘があった「しあわせ」という文言が削除されました。これは、私にとしては極めて遺憾な修正でした。これは、「しあわせ」という語句は行政が定義できるものではないというような議論がなされこのような結果になりました。

「しあわせ」は、その状態になることが目的、理想ではなく、その状態になるまでの過程、モチベーション、状況が人生の活力になると考えます。それが生きがいにもつながります。他委員から発言があった「しあわせの定義」なんてものは人それぞれですし、誤解を恐れず言えば、さして重要なことではなんらありません。そこを、しあわせという言葉尻を捉えて、言葉遊びとも言える文言修正となってしまいました。

私は副委員長なので全ての委員の発言が終了したら「しあわせ」削除について意見するつもりでしたが、論点は私とは違えど公明党の #渡辺 ふき子 委員が私の思いの丈(幸せという文言はとても大切なので残すべきという見解)を意見してくれました。渡辺ふき子さんには感謝しかありません。

例えば、「しあわせを感じられるまちづくり」という文章が、「自分らしい豊かな暮らしを実感できるまちづくり」に修正されました。また、基本構想の説明においては、「市民のしあわせの増進を図ることを目的とし」という文言が削除されました。
およそ10年前の第4次基本構想では「小金井しあわせプラン」という名称でした。小金井においては「しあわせ」に重きを置いて市政を進めてきたということです。
そして、私も副委員長ながら質疑してきましたが、市民の「しあわせ」こそが小金井市の活力になると私は信じています。「しあわせ」というと家庭円満、裕福、健康などをイメージしがちですが、慶応大学大学院の前野隆司教授は、幸せの人が持つ4つの因子として、①自己実現と成長、②つながりと感謝、③前向きと楽観、④独立とマイペース。 としています。この4つの要素(性格・行動特性)を持っている人は、人生満足度とポジティブな感情が高く、ネガティブな感情が低い。 すなわち、幸せな人と定義しています。
まさに、小金井市が各種施策において、例えば家族や仕事以外の活動の場や居場所を提供するなどして、市民の皆さんに4つの因子を持ってもらい、ポジティブな市民が多くなることで、小金井市の活力につながるのではないかと考えています。このことから、「しあわせ」が削除されてしまったことは極めて残念な結果でした。



今夜は小金井市議会主催の議会報告会を開催しました。本来であれば会場にお越しいただき、新庁舎建設、公立保育園の今後、コロナ対策・第4回定例会補正予算、第5次基本構想と中期財政計画の4つのテーマを所管委員長が報告をし、質疑応答をするという内容でしたが、オミクロン株の拡大のため開催方法を変更して、4つのテーマの説明のみのオンライン開催となりました。本当は市民の皆さんと直接お話をして市議会の理解を深めてもらえたらなと思っていましたが、実行委員会の皆さんが中止にはせずオンライン開催という方法を選択してくれました。来年こそはリアル開催ができればなと思っています。
議会報告会の様子はコチラでご覧いただけます。





私ども自民党小金井市議団に朝日健太郎参議院議員がご挨拶に見えられました。7月の参議選に2期目の戦いに挑みます。若さと行動力で東京を牽引する大きな存在ですし、頼りになる兄貴分です!
身長2mの朝日健太郎議員と1m62cmの私、、、朝日健太郎先生が大きいのか私が小さいのか、、、




令和4年度第1回浅川清流環境組合議会定例会があり、組合議員として出席しました。この定例会では令和4年度一般会計予算等が賛成多数で可決されました。
浅川清流環境組合は日野市、国分寺市、小金井市の3市で構成され、ごみ処理施設の運営を共同で行う一部事務組合です。昨年4月〜12月の可燃ごみ搬入量は全体で4万7,552tで、日野市2万3,262t、国分寺市1万3,497t、小金井市は1万793tで、前年より1,197t減量し、前年比97.5%の搬入量という報告がありました。
そして議会終了後は、年に一度のオーバーホールのため、2つある炉を停止させ、1週間分の3市の可燃ごみが溜められている珍しいタイミングとのことで見学させていただきました。
改めて、施設周辺にお住まいの皆様はじめとする、日野市民の皆様及び関係者の皆様に深く感謝申し上げます。小金井市民の皆様におかれましても、施設周辺にお住まいの皆様及び関係者の皆様のご負担を軽減するため、発生抑制を最優先とした3R(リデュース 、リユース 、リサイクル )の推進にご理解、ご協力をお願いいたします。




▼各選挙期間中に駅前で演説した際にご迷惑をお掛けしてしまった武蔵小金井駅ナカの沖縄物産展のご夫婦に再会


〈がくのひと言〉
1月もあっという間でもう節分の季節がやってきました。今年も昨年同様に、市内神社での豆まきは概ね中止となりました。来年こそは、中止になった分もあわせて「鬼は外!福はうち!」と大きな声で言いたいです。


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