「街の仲間たち」小金井市議会議員 清水学

令和3年3月の小金井市議会議員選挙にて2期目当選。議会活動や地域での活動をお伝えします!

市長の専決処分そして辞職

2022-10-08 14:40:00 | 清水がくの活動報告
西岡真一郎小金井市長が定例会最終日に辞意を表明し、その日のうちに10月14日付で辞職することを含む「市長の退職の期日に関する同意」が議会で同意されました。これは市立保育園2園を段階的に縮小し廃園させる市立保育園の一部廃園に関する条例改正を西岡市長が専決処分したことについて、市議会は不承認多数(反対20、賛成2)となったことによります。
 私は市長の専決については議会にとっては認めがたい方法であるとは考え「不承認」の態度を示しました。一方で、本件については議会が議決権を行使するために十分に対応してきたのか、反省すべき点がなかったのか、甚だ疑問が残るところでもあります。私たち自民党は以前から公立保育園の民間委託には賛成の立場を取ってきておりますので、待機児童は今年春の段階で11名であり、民間保育園にも空きが発生してきていることも踏まえれば、公立保育園の廃園はやむを得ないと考えてきました。
私たちは本来9月中に市立保育園の一部廃園に関する条例改正を議決すべき案件と考えており、厚生文教委員会での継続審査には反対をいたしました。また、一部会派からの参考人招致という提案に反対をしたのも、先日閉会した定例会で結論を出さなければ(議決しなければ)公立保育園廃園の有無の方向性がさらに1年定まらないという理由でした。
委員会の審査は尊重しますが、議会に提案される議案については常に結論を出す、期限をもって議論をしていくこと念頭に提案されるものと考えるべきであり、私は初当選の選挙戦から申し上げてきました。議論することも大事ですが同時に結論を出していかなければ、市民の皆さんに一番迷惑をかけてしまうことになります。100点の結果をあることも大事ですが、70点でもいいので結論を導いていくべきで、それが私たちの仕事だと考えます。会社や事業者、個人事業主の皆さんは「時間もコスト」という感覚を常に持っているわけで、そりゃ時間かければいいものはできるかもしれないですが、そこもコストとのバランスを見てやってるはずなんです。うちの議会はその意識がないから、時間かけても議論が深まればいいと思ってるんだと思います。私は、議会として責任を持って結論を導いていく対応が必要であったと考えます。
 いずれにしても市長が辞職する10月14日から50日以内に市長選、そして市議会議員補欠選挙が行われます。現在も自民党小金井総支部で対応を検討しているところですが、地域の皆さんの声をしっかり反映させ、また今まで以上に幅広いご支持をいただける市長候補者を擁立しなければなりません。安定した市政を運営していくためにも、今までの選挙の仕方ではなく、長島昭久代議士と連携して、今までとは違う、新しい自民党として、市民の皆さんに訴えていけるよう努めてまいります。
最後に、自民党なのに何を言ってるのかとお叱りを受けるかもしれませんが、一人の人間として、辞職を心に決め去っていく姿を見るのはとても辛かったです。傍聴席からは拍手が聞こえてきましたが、最後くらい静かに見送りたかったです。
〜参考〜
●承認2:みらい(村山)、市民会議(斉藤)
●不承認20:自民党信頼(五十嵐/遠藤/湯沢/吹春/清水)、公明党(宮下/渡辺ふ/小林)、みらい(岸田/沖浦)、情報公開(渡辺大)、共産党(森戸/水上/たゆ)、こがおも(白井/水谷)、市民カエル(片山)、ネット(安田)、元気(古畑)、緑つながる(坂井)
●議長:みらい(鈴木)





週末は小金井阿波おどりが3年ぶりに開催されました。私は阿波踊り連たまきに所属しており、久しぶりに気持ちよくそして笑顔で阿波踊りを踊っちゃいました。筋肉痛も何のその、踊っている時は痛みも感じず楽しみました。今回は15時から2時間の開催で明るい時間帯に踊りましたが、それはそれで気持ちのいい風景でした。お祭りはまちを元気にしてくれると沿道で応援してくださっている皆さんの顔を見て痛感しました。
地元の長島昭久代議士、生稲晃子参議院議員も駆けつけてくれ、小金井の阿波踊りを堪能していました。
今回3年ぶりの開催にご尽力いただいた実行委員会の皆様、そして地域の皆様ありがとうございました!来年もよろしくお願いいたします。私も練習してさらに喜んでいただける踊り手になりたいです!








「何かあったら東中へ!」
午前中は東町のならびが丘自治会の防災訓練に参加してきました。ならびが丘自治会では3年ぶりの本格的な防災訓練で株式会社フライトさんによる災害時におけるドローン活用実演も行われました。消防団第三分団、消防署、警察の各機関が連携をして我が地域を守る訓練が行われておりました。第三分団長からは、これが清水が行く!かぁーとご感想もいただきました笑




〈がくのひと言〉
11月中には市長選と市議補選が行われます。予定も全て吹っ飛び選挙に向けた準備をしなければなりません。杉並区、武蔵野市のような革新首長誕生の流れを止めなければならず、勝てる候補者を選考してまいります。