青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

青い鳥の短歌  四、

2008年03月28日 | 短歌に政治や社会

★ 筆取りて 書き初めする ディルーム
       雪は積もらぬ 月の半ばに  
2008/1/12

       我が身をば 人と比べて 恨むけど
       なぜに悔やまぬ 我が身心を  
2008/1/15

       コーヒーの 香りただよう 喫茶室
       カラオケ聴けば 小雪は舞って 
2008/1/17

    この年も 水仙の花は ここに咲き
       幾年月の 生に生きゆく    
2008/1/19

       六つもの 思い思うて 欲するも
       ただ一なれし 思いで足れり  
2008/1/22

       町原は 流れて走る 降る雪に
       天神講を 明日に控える    
2008/1/24

★ まじまじと 見るのも楽し 昼下がり
         寒の水にて ソバ打ちをする        2008/1/29

★ 打ち立ての こおばしきソバの 舌ざわり
         おやつ代わりに お代わりもする     2008/1/29

       如月(きさらぎ)の 寒さ身にしむ 桃の花
      我さし招く ひなの飾りが    
2008/2/12

       如月の 雪の晴れ間の 明るさに
      春は近いと 待ちわびもする   
2008/2/16

       春花の 折り紙折し 子ら見れば
      春待ち遠し ほのかな思いが   
2008/2/18

       久方の 雪の晴れ間に 土鍋かこみ
      身をも心も 暖まりする     
2008/2/21

       シワ浮きて よわい重ねた 人達も
      雲けむる中 ひなまつりする   
2008/3/1

       月変わり 弥生の光り 暖かく
      雛のあられに 甘酒すすり    
2008/3/4

       胸も打つ 鼓の響き 波打ちて
      春の足音 こだまと返す     
2008/3/4

       山すそに 漂いまどう 春かすみ
      弥生半ばは もううららかに   
2008/3/11

★ 地に足を 着けて生きよう 私たち
      風に揺れてる スミレの花も   
2008/3/25

★ 梅咲きて 暖かくなり さてうれし
      ディルームには パソコン据えられ 
2008/3/27

コメント
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