青い鳥の世界へ

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暫定税率論議の空論

2008年03月05日 | 短歌に政治や社会
道路特定財源、揮発油税の暫定税率論議を見ていると、現実に即していない空論を論じていると思える。
道路財源の維持といっても、車社会のためとか企業誘致による経済活性化とは言うものの、それが高齢者や障害者や病弱者などの、いわゆる生活弱者のためになるかというと、そこからずれた議論になっている。
廃止にしても、その後の財源確保をどうするが、よく判らない。
こうした議論に関してよく言われているが、税支出の見直しを徹底させる必要がある。今の私には詳しいことはよく判らないが、しかし今日次々と発覚している税の無駄使い、裏金化、談合、贈収賄などを見ると、税の支出検査監督が充分に機能していないからだと見られる。
そして現在の税の支出検査体制は、会計検査院による事後の検査でしかない。支払いが適切であるかどうかという事前検査が、もし会計検査院などによって行われたなら、こうした税の無駄使いのようなことが行われることはないだろうと思われる。
今の学生の中には、親から学費を貰いながら、それを遊興費などに使ってしまう者がいるそうである。そのため学校から未納付の連絡を受けてびっくりしてしまう親のような状態が、税の無駄使いといえるだろう。
しかし、これ以上言うことは、詮無い。人の在り方、そのものなのだから。
今は道路特定財源論議、暫定税率論議が、空論だといっておきたい。
コメント
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