猫ちゃん一家いずこへ

あと２０分・・お母さんとワタシは走る！できればお父さんにお弁当を持たせてあげたいからだ。
しかし、お母さんは半分あきらめている。だからワタシも遠慮なく途中でなじみの猫たちを探すことに少々時間をとらせていただいた。
どこ？どこ？いない。
いないと判ったらワタシはやっぱりお家に早く帰ったほうがいいような気がして、いきなり
走り出した。お母さんは早く走れない。だから引っ張ってあげた。
いつもは「ゆっくりキャンディ」と言うお母さんも、「早く引っ張って」とお願いした。
だからワタシはパワーと若さをみせつけた。
帰って、お父さんのお弁当が間に合ったかどうかはワタシにはわからない。