本日命（癸日干戌月土用生まれ）

☆久しぶりに教室です。大勢のときはテーブルから物をすべて除きます💦たまには綺麗になりますね。

☆命理　
　今日は月一回の命理研究会でした。5名の参加でテーブルはいっぱいです(^_^;)　多くて賑やかですので話も弾むのです。いつも最初にお茶をして徒然のお話をします。皆様、主婦が多くて私を入れて3人はお嫁に来た人、他3名はご自身の両親と一緒です。お嫁に来て苦労した話が出ると他の3人がへえ～～と言います。やはり自身の親といるのは私たち3人には羨ましいなと思うことが多いのです。でも人生いろいろですから心意気一つでどうにでもなると思える年齢になったのは皆様、同感のようでした。
　ところで最近の研究会ですが、私が中医学にのめりこんでいるものですから、どうしてもその話が多くて皆さまは戸惑っていたようでした。でも最近は何度も同じようなことを耳に入れますので慣れて来られたかなとやっと思えるようになりました。添削課題の人たちも同じテーマでやっておりますので多くの意見が入りますから遠くの講座修了生の方はこう言ってますよ！みたいな会話もあります。今回はアレルギーに関する課題でアトピー性皮膚炎を疾患として持っている八字の解命でした。添削の方々もなかなかの解命を送って来られて私はとても感心していますし、講座は終了後こそ腕を上げていけるのだなと思った次第です。受講中というのはどうしても理論を学ぶことに必死ですが、終了者はやはり違うんですね。思考も幅広く看られるようになってくるのを感じます。
　ちなみにアトピー性皮膚炎は皮膚の疾患ですから表向きの症状は金の呼吸器系です。皮膚や粘膜が弱いために防衛力と言いますか、バリアが低い傾向の人はかかり易いのです。こういったものは中医学では外因といって外からの原因です。ですが、八字より読み取らなければならないのは内側にある原因です。これを内因と言います。それを読み解くことで皮膚疾患であっても臓器や情動に関わることが多く、肝、腎、脾がどう関わるのか見抜けるというものです。単純に金の部位の不調とは言えないものがあります。
生剋制化の裏に潜む病源を中医学的視点から看抜くことに快感を覚えるのです。これ、ハマってしまっているというのが正直な最近の私の状態です💦こんなことばかりを毎日、毎日しているので本当にしなくてはならなかったはずの講座生の方々とのお約束も遠のいているというのも実情です。それ以前に義母が亡くなるという大きな節目に差し掛かってしまい、私も時間を大きくズラさなくてはならなくなったのも事実です。今は講座も何もしておりませんが自分磨きの勉強のみに漬かっている状態です。学んでわかったことはすべて資料にして添削課題などに織り込み、読んで頂いているという事情もあります。読んで下さる方々には感謝しております♪

さて、本日は癸巳日
己亥
甲戌（土）
癸巳
己未
　としましょう。
　日干癸水は戌月土用に生まれた正官格の命です。戌月土用も明日は霜降ですので寒冷の気は強くなりつつありますから調候の有無はもうあっても良いでしょう。この時期の水は進気です。秋月の水は相令でしたが、今の時期はさらに水勢は増しつつあるときですから相令以上、旺令以下というレベルととらえます。年支の亥水は遠隔で日干には無情ですので日干癸水は戌中蔵干の辛金に頼るのみとなります。
　日支の巳はほぼ調候とみてよく戌中辛金を暖金にして生水の喜はありますが日干は月干の傷官甲木への洩身と時干の己土官殺に任じなくてはなりません。甲木は強くはなく日支の巳火に少し触れることで若干質が上がるかと看ます。八字の土は強くはありませんが天干地支ともに透り官殺混雑の様相です。
　日干弱　　☆一見、かなり弱く見えますが極弱ではありません。
　格　正官格
　用神　やむなく戌中辛
　喜神　金水
　忌神　木火土
　閑神　なし
　調候　丙