☆長女宅で満開!
☆命理
本日は甲申日。そして4月17日16時13分が土用入りです。
さて、どの時刻にするかと言うと現時間帯としましょう。
己亥
戊辰(土)
甲申
甲戌
日干甲木は辰月土用の戊分野に生まれる偏財格の命となります。土用入りして数時間ですので土勢はまだまだ5段階も中程度以下かと推します。反面、木勢は退気とは言え、旺をわずかに過ぎたばかりですので甲木一木でもまずまずです。本命、見かけは土多ですが虚をわずかに脱するかと言う程度の質ですから見かけほどにないでしょう。月支辰中乙木は日干の微根となるのですが、これは申中庚金に剋されており弱化は否めません。また天干に弱いとは言いながら戊己土に覆われて気勢的には力を遣う配合です。年支亥水は乙木には有情であっても慈木とはなりません。ここまでの思考では日干は弱になりそうだと判定します。次に時干支ですが甲戌も甲は2甲となって団結の幇は強くなります。また戌中辛金は申と団結して任じるべき官殺ともなります。戌中戊土は生金します。やはり2甲は土金の財官には任じられないという結果となります。とは言うものの本日命は少々弱化しても大きく崩れることはないと看るべきでしょう。最も欲しいのは癸水の慈木と甲の疏土となります。
喜忌を取ります。
格 偏財格
日干やや弱
用神 甲
喜神 水木
忌神 火土金
閑神 なし
調候 不要
本日命、上記に言いますように癸水の慈木が欲しいというのにないですから印母の作用の欠如、そして任じ難い土財の父を生家環境とみることになります。印母は亥がありますが遠隔無情で日干に作用しません。母の力は及ばす、おまけに亥水は戊土に制されます。父母の力関係を測る目安となるでしょうか!!一方で時干に甲は兄弟姉妹ですから兄弟姉妹は仲良く助け合うという構図となります。
また丙火は八字にないですができたら木土剋戦を綺麗に通関する丙火があると一層、流通的には命に生気を与えるとともに生成発展の理も見えて方向性が立つというものです。気骨があって勇敢な甲木ですがやや繊細で神経質さが漂います。本命は寡黙でしょうから甲木らしいスパッとしてところは感じられないかもしれません。やはり陽干でも官殺よりは木火通明となって順行運を行くのが望ましいでしょうし、性情的にも良さそうです。
本日命が逆旋して木旺に巡りますと木土剋戦はさらには増しますのでそちらよりは転弱しても火旺運に巡るほうが性格形成上は好ましいように思います(^_^;)