四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(戊日干丑月土旺生まれ)

2016年01月27日 20時12分57秒 | 命理

☆WAKAちゃん、前髪パッツン。

こんばんは!!
今日は、暖かでしたね。日本列島10度越えで春風が吹いているのかと思ってしまいました。先日の寒波も雪は積もらず、雪だるまとはなりませんでした。ちょっと残念!夫は今日、遁甲予定でしたので、ばっちりの遁甲日和となりました。日干甲木は旺強ですので、丙火を取りました。あっ、わが夫は寅月も雨水前ですので、庚金ではなく、丙火を最喜とします。滞りなく終わったみたいです。

 さて、本日は戊申日です。
乙未
己丑(土)
戊申
癸亥  としましょう。

 戊日干は丑月土旺の生まれということですが・・・・もう当たり前のような理論ですが、丑月土旺であっても土は旺じておらず、陽理論では禄刃格に殺と言っても「マユツバモノ」です。このことは陽先生がご存命のころにもおっしゃっておられました。マユツバモノだと。丑月は水気が強く、土旺であっても水は質的にかなり強いということです。では土はどの程度なのか・・・これも他の土性支に比べれば、かなり劣るということになります。つまり月令であってもそれだけの強さはなく、禄刃格に殺・・・というように陽干には陽干の剋という取り方はできないのです。
 同様に丑月の土旺であっても土多にみえても従旺格などもあり得ません。仮に辰月土旺であっても従旺格はなかなか成立するものではないでしょう。旺神というのは月令は当たり前ですが、旺神が剋戦にあってはいけないという前提もあります。土性支の問題は安易に看ないほうが賢明だと思います。これは余談でした・・・
 さて、本日命、戊日干は年月に幇の己と未丑があります。未と丑の冲はありますが、余気の癸と丁の剋は双方減力してほぼ無力。本気の未中己土と丑中己土は燥湿の剋という感覚ですが、双方減力しても固有の干として残り、生剋制化できます。丑月の土ですから、戊土の根として有効か・・・というと弱幇と看るしかないと思われます。全くの無根ということではないですが、根があってゆるぎないとは冗談にも言えない感覚です。
 それに対して、丑中土旺とは言え、蔵干の癸水と時干支の癸亥は亥子月水旺の水には劣るものの、それに準じる水強というふうに看たら正解でしょう。また年干の乙木ですが、この月は凍木で力なく剋する力はないでしょう。つまり八字に調候の丙火は一点もなく、凍土凍木の寒冷の気が八字を覆い、流通もあってなきがごとしというのがぴったりではないでしょうか?生気のない八字ということで土金水、いずれも暖の気がなく食傷生財の八字でありながら、質的に劣る土、金、水は暖になならず、滞りがちな食傷生財となります。金に生じられて水が強いという判断のみでの日干やや弱となるでしょうか!!
 では、本命の喜忌ですが・・・
用神は丙と取りたいですが、ありません。
喜神は火土
忌神は金水木
閑神なし
調候は丙不及  となります。
八字は丙火なく華やかさはありませんが、1陽3陰で見かけは戊申で陽命的ですがよくよく付き合うと陰命だなと思うでしょう。財と干合していますから、価値判断は計算高いということもあるでしょうし、それが悪いと言うのではないですが、八字から受ける印象は計画的な慎重派かと判断できるでしょう。コツコツ働いて財に繋げていくタイプでもありますね。火旺運が巡るのが待ち遠しいのですが、巡行運なら第4運、逆行運でしたら、人生最終となりますのでいくらなんでも遅すぎるかと・・・女命でしたら、30代からは一気に好転していくことがわかります。男命でしたら、第一運から水旺運を行きますので、水財の忌象が出そうですね。
 本日、戊日干丑月土旺を看て見ました。            

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