社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

デジカメの撮影枚数について

2010-07-25 14:47:35 | ITについて

最も使用頻度が高い富士フイルムのデジカメFinePix F30を修理に出したが、修理に出すのを迷った理由が、高感度、高速シャッターと撮影枚数だ。通常は、同じメーカーが、その後継機で、特徴的な機能は引き継いで、更に使い勝手が良くなっていくと思うが、これが残念ながら、どんどん違う方向に行ったみたいだ。

もちろん、この特徴的な機能が、好評だった(市場に受け入れられた)かどうかがその後の商品開発に活かされる形となる為、ある意味では、このFinePix Fシリーズの特徴的な機能が一般消費者には理解できなかった、受け居られなかったと取るしかないだろう。つまりデジカメ本来の機能が本当の意味で完成する前に、顔認識、動画、そしてデジカメのデザインや面白編集機能等の2次的な機能に一般大衆の関心が行ってしまったのだろう。

それでは、FinePix Fシリーズの特徴的な機能とは何だったか?あくまで私の認識だが

  1. 高感度撮影、高速シャッター
    -> 室内撮影(暗い所)に強い。
    -> 手ぶれ補正不要、被写体ぶれに強い(スポーツ、子供の撮影等)。
     
  2. 電池の持ちが長い(撮影枚数の数が多い)-> カタログ値580枚

上記1は、多分にアナログ的な面もあるが、それでも、ネット等でも見る限り、このデジカメの高感度撮影が高く評価されており、この代わりのカメラはそのあとのF31fdしかない。その後の富士フィルでは、結局このF30とF31fdを継承するデジカメが発売されずに、ここに至っている。この辺が非常に残念だが、大半の方が、このデジカメの特徴が理解できなかった事になるのだろう。つまりあまり売れなかった。

その後、CASIOが、上記2の電池に的を当てた1,000枚撮影可能な機種EXILIM EX-H15を販売しており、この動向が気になる。私的には、FinePix Fシリーズの特徴を引き継いだ機種として、一番近いのはこのCASIOの機種となる。

気楽に旅行に行ける現代では、昔の様に気合を入れて旅行に行き、1,000枚も撮影するデジカメのニーズは、おそらく無いのだろう。この1,000枚撮影可能な意味を、旅行一回分で、充電器を持っていく必要がないと解釈するとそうなるだろう。1回の旅行で写真を1,000枚など取らないと普通の方は思うだろう。200枚もあれば・・・と。

普通の旅行が目的の旅行はそうかも知れない。しかし、Panasonicのイベント会場で見た3D液晶とアイロンでも掲載したが、私が、この緑地公園の「咲くやこの花館」では、なんと半日も取らないうちに電池が無くなった。

場所と取る物によっては、200枚等あっという間に無くなってしまう。しかもこの枚数と言うよりは、電池の持ちその物が面倒(問題)となる事もある。

デジカメをどんな時に使うか?によると思うが、通常いつでも使える様に置いておき、写真を撮りたい時に使う様な方は、この電池の持ちが案外意味を持つ。

写真をとる為に、毎回充電しなければならないのでは、明らかに面倒だ。したがって一回の充電で、ちょっと置いておいても、電池が簡単にはなくならないのが望ましい。これが上記で上げた、FinePix F30のもう一つの電池の持ちが良いと言う最大のメリットだった。

この電池の問題については、このデジカメとは別に、最近のMID(モバイル インターネット 端末)でも別途検証してみたい。

しかし、富士フイルムやニコン、キャノンも含めて今ではCASIOぐらいしか、この電池の持ち(撮影枚数)に興味がないのが残念だ。500枚以上撮影できる機種がほとんどない中で、今回の580枚撮影できるFinePix F30を修理に出したのは必然かも知れない。TVや家電で省エネが最大のPRとなっているが、この意味で言えば、デジカメはまだ省エネになっていない未成熟な分野なのだろうか?しかもリサイクルより、破棄して新品を買わせる事を推奨している事自体が、環境にやさしくない。


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