社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

私の部下が取られた。トルコ旅行の休みの間に。何の相談もなく・・・

2012-04-03 07:32:10 | 会社の仕事

先週、10日間のトルコ旅行から帰ってきた。そしてとても腹が立つ事が一つ起きた。とてもかなしい。4月と言えば、組織変更つまり人事異動の季節だ。最も当社では4月だから、組織変更が多い訳ではないが・・・。そして毎度の事ながら、事前に何の相談もなかった。私だけではなく、同僚の管理職も聞かされていなかったようだ。しかもその対象には私の直属の部下が入っていた。

先週末、新組織について社長から緊急管理職会議で説明があった。ローテーションの名の元に、私の直属の部下の一人を別の部門へ移ってもらうと。その部下の仕事はもう一人の女性が代わりに引き継いで、運用してくれと。私は社長の決めた事なので、人事に関しては反対する気は全くなかったし、前向きに、移動する部下の為にも、また新しいチャンスとなるかもしれないと考えた(そう自己納得しようとした)。そして念の為、気になる質問をした。

引き継ぐ女性は、移動する私の部下の仕事を全て引き継ぐわけだから、今その女性が持っている仕事は、当然別の部署や人が引き継いでもらえますよね?私の部下の仕事を全部その女性が引き継ぐ事でいいですよね?と

すると、社長や私の上司から、その女性が今持っている仕事もしながら、部下の仕事を引き継ぐと答えが返ってきた。流石にあきれた。もちろん私の上司は、私がいない間に私の部下とその女性と話はしたらしい。そしてできますとその女性は答えた様だ。従って上司がそのヒアリングを踏まえて、社長にOKを出したのも仕方のない事だったかも知れない。

しかし基本的には、私の部下の仕事は適量かどうかは別にして毎日嫌と言うほどのルーチンワークをさばいている。それを間違いなく約3年こなしてきた。親会社への生産手配と、出荷、売り上げ、入金の処理だ。非常にミスが少ない。

一方の女性は英語が堪能で、海外の会社との取引や、予算作成や実績そして一時海外の展示会等サポート等をしていた。そして新入社員時には、私の部下の仕事も一部こなしていた。従って、私の部下の仕事を受け継ぐのは全く問題はないと思われた。今の仕事をしなければだが・・・。

そう二人分の異なる仕事を同時に一人でこなす事に問題があり、且つその女性の場合は、処理は速いが逆に私の部下と異なり、ミスが非常に多い。従って両方やってしまったらとんでもない事になってしまう事が最初から明らかだった。そしてそれをできると判断した上司がこれまた業務を一切知らずに判断したと言う事に私は危惧を覚えた。もちろん、その女性が当社のコンピュータシステムを一切知らないと言う事も私が危惧した事なのだが・・・。

瞬間、私は上司と社長に質問した。私は人事や組織変更について反対しているのではない。決められた事なので、前向きに対処したい。しかし最初から責任を取れない事であればそれは別だ。責任を取れない事を安易に何も言わずにOKして、結果ダメでしたと言う事を言う事はしたくない。それは管理職の義務の放棄だ。従ってなぜ二人が何をやっているか実務を知らないのに、できると判断したのか?今まで二人でやっていた事をなぜ一人でできると判断したのか?答えて欲しいと。

しかし結論は、引き継ぐ女性ができると言ったからとの一点張りとなった。

そしてここ最近私が悩んでいた事。本当にこの会社や社長に私の残りの人生を掛ける意味があるのか?と言う悩みとそしてこれを言ったら社長や上司そして社長の右腕がどう言うだろうか?と言うのも試して見たくなった。そして怒りと同時に出た言葉が

「できると思うなら、ご自分でやって下さい。私は責任がとれません。辞表を提出させていただきます!」と。

当社の全管理職が集まった会議で、宣言すると、同時に席を立って会議を退席した。

直ぐ、上司が飛んで来て、「会議を退席するのはまずいので帰って来てくれ」とすぐ訳のわからない事で連れ戻された。同じく社長からもと言うか社長が上司に言ったのだと思うが、私に「一つだけお願いだから、何を言っても良いが、会議を退席しないでくれ。言った後で、そのまま座っていてくれ」と言う事を約束させられた。

つまり私が「辞表を提出します」と言ってまで、腹をくくって訴えた事は、課題があったと少しは認識をしてくれたが、私が「辞める」と言う事に関しては、まったく本気にもしなかったとい言う事らしい。そう言う表現としてとらえ、それより、会議の体裁を心配したらしい。

つまり、私が直接的に攻めたのは上司であり、当の社長は悪くないとご本人は認識したのかも知れない。余りにもあきれ、その真意を計り知れないながら、実は私の不信感は更にました。私のこの思いは誰にぶつければ良いのだろうか?など言う気は実はない。

社長がいみじくもその後で、関係者だけを集めて会議を行った後で、今回の私の発言で、社長の今までのやり方が通用しないと言うような思いを話されていたが、今更ながらと言う気がした。既に大半の幹部の方が社長のやり方を信じてはいない。それを社長もその右腕も認識してはいない。と言うかあえてそうしている。

社長は、流石に私の言った事を理解されたようだ。今更ながらと本当は言いたいが。しかしそれでも、週明けの月曜日に、現行の一部の仕事は私の部下に今まで通り、継続してやってくれと話が来た。


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