社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

昔の思い出(日本語入力に付いて)

2009-11-26 08:59:58 | ITについて

OSの変遷(Windows3.1~Windows7間のその他のOSについて)その2の続きとなるのかも知れないが、欧米諸国と異なり、OSに付随する機能として言語の問題が常に付きまとう。つまり英語圏はキーボードダイレクトとなるが、日本を含む2バイト言語圏では、変換の為の仕組みがどうしても必要であり、これが最大のネックとなる。文字コード上は整備されたが、そのインプットメソッドは以前進化していない。と言うか携帯電話ではPCよりはるかに進化しているが、肝心のWindowsを供給しているMSのIMEは最悪で進化していないし悪くなる一方だ。明らかに携帯電話より劣る。携帯電話は予測変換まで搭載しているが、WindowsのIMEはわざと進化していないかのようだ。つまり周辺のソフト会社を生かす為に敢えて・・・。

さて、最初にこの言語と言うかIMEの話をしたかと言うと、OSの変遷(Windows3.1~Windows7間のその他のOSについて)その2にさかのぼるが私が当社に転職した時の上司に阪大から来られた方がおり、その上司とよく喧嘩したが、その方がIMEの基本システムつまり『2文節最長一致法』を考えられた方であり、私にUNIXを含めて部下への教育も依頼された方だった。当時IMEと言うか日本語の文法の構造を含めて議論できるのはその方にとって私ぐらいだったと思う。一方でOSの変遷(Windows3.1~Windows7間のその他のOSについて)その2で掲載した用にUNIXやC言語なる物を知っている数少ない上司だった。結果残念ながら、その上司は肺がんで亡くなられたが、最後までITの技術的な点では、先進的であり相談できる上司だったと思う。今のIT担当関係の人とはレベルが異なるが、残念ながら仕方がない。今のIT部門の人間は上に行くほど技術は全くないと私的には考えている。

一方日本人は、世界でもまれだと思うが、携帯電話での入力を予測変換機能が加わったとは言え、高速で入力できるトンでもない国民だと思う。社会的な安全性と、器用さの両方があるとは思うが、それを差し引いても、恐るべき国民と思う。

と言うことで今回掲載したかったのは、実はIME(日本語入力システム)についてであり、この分野では今でもジャストシステムやVAX(?)もかんばっていると思いたいし、そうでなければ、私がこの分野に進出するかも知れない唯一の分野かも知れない。最もジャストシステムのATOKが予測変換も含めて、進化している為、そちらに任せたい。一方便利になりすぎると、ドンドン頭が悪くなる、つまりPCを使う事でドンドン漢字を忘れる為、あまり賢くないMSのOS標準のIMEを使う事にする。これ以上漢字を書けなくなると、病気以前に日本語教師もできなくなってしまう。

従って、MSにはあまり賢くないIMEを今後も継続して欲しいものだ。


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