社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

原哲夫『サイバーブルー』

2010-01-13 08:42:11 | 趣味(読書)

手塚治虫『MWムウ』に続きコンビニコミック(つまり漫画)の紹介である。前回で予告した様に、古本屋で同時に購入してしまった作品だが、この作品も読んでいない。最もここ何年もコミック本を読む事はなかった為、息子や娘のコミックや書籍を読む事はあっても・・・。とは言いながら当家では既に床が抜けそうなくらいに息子と娘のコミックと小説が多すぎて、その処分に困っているが・・・。

さて、今回のコンビニコミックの紹介は、原哲夫『サイバーブルー』だ。原作と言うかストーリはBOB&三井隆一。原哲夫氏と言えば『北斗の拳』(原作・武論尊)、『花の慶次』、『蒼天の拳』等が有名であり、特に『北斗の拳』が余りにも有名すぎて紹介の必要も無いだろう。

手塚治虫『MWムウ』でも唖然としたが、かなり漫画にも詳しかったと昔は自負していたが、流石に年齢と共に、主体がビジネス実用書に移る中では、知らない物があっても、それは当たり前だと思う。自分では専門分野と考えているIT分野でも既にその変化についていけていないのだから・・・。最もIT分野は、いかに変化が早くても、その基本のPCのハードやOSそしてAP等ソフトの基本概念が結局、30年以上変わっていない。つまり私が既に20年以上離れていても、基本は同じと言う事なので、ついていけるが・・・。

話を元に戻すが、この『サイバーブルー』と言うコミックだが、基本的には『北斗の拳』に思想的に非常に近いと言うか同じだ。つまり勧善懲悪の世界と言う事だ。水戸黄門や大岡越前等と基本的な考えは同じだが、水戸黄門や大岡越前と違うのは、『北斗の拳』と同様に特殊な絶対的能力を身につけた若者が、悪がはびこる未来世界で、弱い物を蹂躙する、強大な悪者を退治すると言う物だ。最後の方は殆ど『北斗の拳』と同じように思うが、その底辺に流れる、『愛』『友情』等はやはり日本の伝統的文化ではないかと思う。最後はやはり正義が勝たないと・・・。

つまりこの作品は『北斗の拳』と同じで、日本人の最も日本人的作品ではないかと思う。あらすじは手塚治虫『MWムウ』同様あえて今回も掲載しないので、読んでもらえればスカッとする作品だと思う。

Scan0001 Scan0002 Scan0005 書籍:『サイバーブルーVol1捨てられた星の救世主 ブルー誕生編』
『サイバーブルーVol2脅威のバイオ戦士 最強者ガルゴ編』
発行:2006年6月1日初版(Vol.1)
2006年6月23日初版(Vol.2)
著者:BOB&三井隆一、原哲夫
発行所:株式会社コアミックス
定価:600円(571円+税)

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