定年退職後、半月過ぎた頃会社から、年金手帳と離職票(-Iと?)、雇用保険被保険者証が送られてきた。そして20日過ぎた頃には、高年齢用受給資格確認通知書と高年齢用継続給付申請書が送られて来た。
今のところと言うか定年退職前からだが、退職後は働く気はない。つまり定職と言うか仕事をする気はない。その気があるのなら、再雇用でそのまま会社で働いたはずだ。その方があらゆる面で簡単で、樂だったはずだ。
国の政策の愚かさにより、定年退職後は2年間全く無収入となる。それを分かったはずで決断した。そう定年退職後は働かないと・・・。
さて、上記の離職票だが、これが何を意味するか?と言えば大半の方はこれで、失業給付を貰いに行けると考えるだろう。そう私も当然の権利として、そう考えていた。
40年近く、雇用保険を払って来た。日本国民としての義務として60歳まで厚生年金を払ってきた。そして60歳定年後は退職した。つまり失業した。しかし国民の義務として払ってきた厚生年金は60歳からは出ない。
失業しているのに、厚生年金は出ない。それなら当然失業保険つまり失業給付を受けるのが当然だと・・・。
大半の方はそうしていると思われる。働く意思やその気がなくても、そのふりをして、雇用保険を長い間払ってきた見返りとして、定年退職後に失業給付を受け取る事になっているようだ。そしてそれをハローワークも容認しているようだ。なぜそうなるのだろうか?
本来の意味は違う。失業はしているが、働く意思があり、その活動をしているが、それができない人への給付となっている。
この辺がおかしいと言うかかなり疑問が残る。それならなんで雇用保険などを40年近くも払ってきたのか?何の為にあるのだろうか?
失業給付とは何を意味するのだろうか?
定年退職前からずいぶん調べて、悩んで結果(なぜ悩んだか?それも問題なのかも知れない)、私は定年退職後この失業給付を貰う事は辞めた。
最初から働く気がないのに、ハローワークに行く意味はない。
私が、失業給付(雇用保険)の受給申請した場合に、最大150日(3か月)で約100万円貰える可能性があった。
しかし、それは辞めた。
今まで37年払ってきた雇用保険を、掛け捨ての生命保険や地震保険等と同じと考えればその趣旨は明白だ。実際にその状況が発生したら貰えるが、その状況が発生しなかったのだから、それで良い。と考えれは良い。
つまり60歳の定年まで私は失業する事はなかった。
そして60歳からは失業だが、失業を想定して、収入が入る方法を確立した。従って無職で、給与所得はないが、所得がないわけではない。
そして当家の資産を考えると、失業給付を貰う事はやはり、問題だと判断した。働く気がないのに、失業給付を受給するのは恥だと・・・。いや貰えるものはなんでも貰っておけと言うような事をするのは!
大半はそうなってしまいそうだが・・・。そう国が悪いのだが・・・
私は定年退職後1カ月経ったが、ハローワークには言っていない。それは当り前でしょう!と言えるだろうか?
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