社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

石原都知事の「自動販売機とパチンコ店の電力問題」発言に関して

2011-04-15 07:35:56 | 日記

石原都知事の電力使用量が大きいとして自動販売機とパチンコ店を名指しで問題視した事に関して、ネットで色々な意見が出ている様だ。おそらく、かなりの方が、賛成の意見の様な気がする。最も自動販売機は、今は飲料水の販売と言う意味で見れば、その是非が難しいが、節電と言う意味では大きな課題なのも確かだろう。

しかし問題と言うかパチンコの話は簡単ではない。

煙草を吸いながら、一日中座って、じゃらじゃらとうるさい音を聞きながらのギャンブル。しかも投資効率は悪い。つまり掛けた時間に比べて儲からない。普通の日に朝から、開店を待っている人。いい歳の若者や女性まで。少し前、子供を車に残して、夫婦でパチンコ。結果子供が熱中症で亡くなった・・・。等あまり健全なイメージはない。

しかし少し考えてみよう。パチンコは娯楽では巨大産業だった。従って事は単純ではない。パチンコのメーカーとその関連する部材メーカー、そしてパチンコ店とその雇用。そしてパチンコに魅せられたお客。しかも習慣性のあるゲームだ。

最近の記事に、定年退職した方が、何をする当てもなく、このパチンコで時間を過ごす記事も見た。そうパチンコが健全か?どうかは別にして、高齢者の方も多い。

本当は、何もする事がなくてパチンコをする等は何とも悲しい。しかしそれしかない人達がいるのも確かだ。

つまり、極論で言えばそうかも知れないが、何でも極論で片づけてはいけないと思う。それを言うのであれば、その分の雇用対策も含めて、言わなければ、単なる思い付きでしかない。

別にパチンコ業界を擁護するつもりはない。しかしパチンコ業界に関係する雇用と依存するお客もいると言う事を考えて欲しい。今のこの非常事態になにがパチンコだと言う意見もあるだろう。私もそう思う。花見もダメ。旅行もダメ。もちろん宴会など・・・。旅行会社やイベント業者は大変だ。

そして同じ様に銀座・北新地・新宿と言えば。そうクラブなどとんでもない!しかしそこで生きている人もいる。そして過去そこで楽しませて貰った方も多いだろう。会社のお金で。そして今は何でもダメ。しかし色々な業界で生きている人がいる。事はパチンコだけの話ではない。


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