長崎ぺんぎん日和

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0-2をひっくり返した選手たち▪九州クラブユース(U-18)サッカー選手権 準々決勝 V・ファーレン長崎U-18 - ロアッソ熊本ユース

2019-05-21 21:00:00 | V・ファーレンU-18
あの試合から一年が経ちました。早い。

昨年5月に福岡フットボールセンターでロアッソ熊本ユースに敗れて全国出場が断たれましたが、一年経ってまたこの場所に戻ってきました。

2019年度九州クラブユース(U-18)サッカー選手権の準々決勝を迎えました。(1回戦でもあり準々決勝でもあり、どちらか迷いますが、クラブが準々決勝と表記しているので合わせます)

今年からまずJユースチームだけでトーナメントを行い、決勝進出の2チームが全国。敗退チームと街クラブチームの予選を勝ち抜いた2チームでプレーオフを行い、残り2枠を争うレギュレーションに変更されました。

つまり、Jユースチームからすると一度敗退してもまだチャンスはあるわけですが、試合数は多くなるので出来ればストレートで決めたいところ。


この1回戦を取れれば大きく前進します。


V・ファーレン長崎U-18の相手は昨年この場所で敗れたロアッソ熊本ユースとなりました。リベンジの意味もありました。


スタメンとフォーメーション。


立ち上がりからV・ファーレンはボールを保持する時間が長くなります。8長尾選手と10浦道選手という小柄な2トップですが、しっかり体を当てて競り、セカンドボールも取れて、2トップがドリブルでキープして仕掛けることが出来ていました。


後ろから繋ぐ場合でも、ロアッソは1トップで、V・ファーレンのセンターバックに対してはあまりプレッシングに来なかったため、センターバックの13本多選手か14川本選手が1トップ脇から運ぶことで、相手のマークをずらすことも出来ていました。

押し込んで戦うことが出来た前半です。


しかし、先制点はロアッソに。


やや不運もあって与えてしまったコーナーキックをロアッソ5片桐選手に頭で合わせられました。

前半終了。


後半開始からロアッソは長期離脱していた中心選手の10樋口叶選手を投入。こちらからするといやな選手が戻ってきました。


そして、立ち上がりすぐに7尾下選手が左サイドからのカットインからミドルシュートを決めて0-2。


苦しくなりましたが、でも特に今年のチームはやられても気落ちしないしバラバラにもならないチームですし、内容は良かったので、まだわからないとも思えました。


そして、数分後にセットプレーの流れからクロスをゴール前で繋ぎ、11柴田選手が左足アウトで決めて1点を返すと…


そのまた数分後には8長尾選手がバイタルエリアでドリブルで仕掛けミドルシュート。勢いはなかったもののコースを狙ったシュートは左角に決まって同点。


本当に追いつきおった!!(笑)。
この子たち凄いです。

0-2から5分と経たずに2-2。


しかし、その勢いですぐ3点目とまではいかず、膠着状態で時間が経過。


私も延長も覚悟し始めた後半終了間際。


GK1朝長選手からのロングフィードをロアッソのセンターバックが処理出来ず、流れて裏へ走る10浦道選手の元へ。相手GKも出てきますが、浦道選手が先に頭で触り、ゴール。

逆転!


そのまま3-2で勝利し、準決勝にコマを進めました。


逆転してほしいと思って、本当に逆転するというのはなかなかないので、ちょっと泣きそうになりました(笑)。

この勢いで次も勝ってほしいです。

次の準決勝でアビスパ福岡U-18に勝てば全国大会出場が決まります。


何かやってくれそうな成長を見せるこの世代。

期待!!