星を数えながら

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分かち合えればいいなぁ。

「レ・ミゼラブル」

2008年09月12日 09時51分42秒 | 読書・映画
以前に教会の花が盗まれたことがあった(花泥棒)。
その時のことをいつかの礼拝でもお話ししたところ、
教会員の方が映画『レ・ミゼラブル』のDVDを貸してくれた。

『レ・ミゼラブル』は、ドラマや映画やミュージカルになったり、
また日本でも時代劇風にアレンジしされているようだ。
本当はユーゴの原作を読めばいいのだろうが、
文庫本で5冊にもなっており、あまりにも長編なので時間的に難しい。
そこでお借りしたDVDを喜んで見させて頂いた。

原作と違うんだろうなぁという脚本しているところ、
大作を2時間にまとめているので、少々分かり難いところ、
そんな場面もあったけれど、しかし、見て良かった!!!

やはり冒頭で司教から真実な心で赦されたこと、
それがジャン・バルジャンの人生の大きな変化をもたらしていた。
私はこの映画の底流に流れているものの1つは「赦し」だと思った。
「赦す」ことができる人と、そうでない人の大きな違い、
そのことを特に警部との対比で描いていると思う。

警部は法を守る人、正しさを追求する人、何1つ悪くないのだ。
しかし赦すことができない、そのことが警部を苦しめ、
結局、追い詰めているはずが追い詰められ、不自由な生き方になっている。

反対に赦された経験を土台にして、赦すことに生きたジャン・バルジャン。
いろいろな試練などが起こってくるが、
それでも赦し続けていくことで、自由に生きていくことになる。

原作はそれほど単純なものではなく、
もっといろいろ込み入っているのだと思う。
しかし映画としては、大切なことを伝えることができていると思う。
良い映画を見させて頂いて、感謝だった!


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