先週、久しぶりに本屋をぶらぶらしていて、
お目当ての本は買わずに、何となく衝動買いをしてしまった本、
丸木伊参『ユナイテッドアローズ 心に響くサービス』。
ファッション関係にうとい私は、
ユナイテッドアローズ(UA)なる洋服販売店があるとは知らなかった。
とにかく徹底してお客様満足度を優先するのである。
試着室に入った客の靴を出船の方向に揃えるのは当然、
靴の汚れに気づいたら、即、磨くそうだ。
もちろん、客はこれに感動し、常連となる。
そういう逸話はたくさんあり、
顧客からの感謝の便りが続々と到着するようだ。
UAの販売員は、「お客様が心から喜んでくれたことに
私自身が感激」するという。
顧客の喜ぶ顔を見ること、どうすれば感激するかをいつも考え、
大げさなサービスではなく、小さく、ささやかなサービスをする。
たとえ小さく、ささやかな親切・配慮であっても、
心がこもっていれば、顧客の心にも届くと信じサービスをする。
最近のテレビニュースで、外資系の高級ホテルが特集されていた。
ホテルの従業員は、上司の許可なしに自己判断で、
お客のために20万円を上限として使えるそうである。
たとえば、たまたまその日がお客の誕生日だと知ると、
花束やプレゼントを用意するのだそうだ。
ここでも「最高のおもてなし」を目指している。
サービスって、少し軽い言葉のような響きがあるけれど、
実は、人を生かすこと、人を喜ばせることが根底にあるのだろう。
聖書にも「仕えなさい」という言葉がよく出てくる。
これは形式的に、あるいは「いやいやしぶしぶ」ということではなく、
相手の喜びのために、相手が生きるために何かをすること、
それが「仕える」ということなのだろう。
そして「仕える」ことができるということは、
「仕えられる」よりも、実は大きな喜びが沸いてくるのだろう。
人間は、神の形に似せて造られた。神は、人を生きるものとする。
だから、自己満足の喜びよりも、誰かに喜んでもらった喜びの方が、
はるかに大きな喜びとなり、存在意義を感じずにはおれないのだろう。
自分がしたことで、相手がことのほか喜んでくれたら、
笑顔になってくれたら、これほどの喜びはない。
そしてそれは根源的な喜びだろう。
義兄(と言っても2つ年下なのだが)が、
ウェスタン風の洋服を扱う店長をしている。
この本をプレゼントしようと思った。
お目当ての本は買わずに、何となく衝動買いをしてしまった本、
丸木伊参『ユナイテッドアローズ 心に響くサービス』。
ファッション関係にうとい私は、
ユナイテッドアローズ(UA)なる洋服販売店があるとは知らなかった。
とにかく徹底してお客様満足度を優先するのである。
試着室に入った客の靴を出船の方向に揃えるのは当然、
靴の汚れに気づいたら、即、磨くそうだ。
もちろん、客はこれに感動し、常連となる。
そういう逸話はたくさんあり、
顧客からの感謝の便りが続々と到着するようだ。
UAの販売員は、「お客様が心から喜んでくれたことに
私自身が感激」するという。
顧客の喜ぶ顔を見ること、どうすれば感激するかをいつも考え、
大げさなサービスではなく、小さく、ささやかなサービスをする。
たとえ小さく、ささやかな親切・配慮であっても、
心がこもっていれば、顧客の心にも届くと信じサービスをする。
最近のテレビニュースで、外資系の高級ホテルが特集されていた。
ホテルの従業員は、上司の許可なしに自己判断で、
お客のために20万円を上限として使えるそうである。
たとえば、たまたまその日がお客の誕生日だと知ると、
花束やプレゼントを用意するのだそうだ。
ここでも「最高のおもてなし」を目指している。
サービスって、少し軽い言葉のような響きがあるけれど、
実は、人を生かすこと、人を喜ばせることが根底にあるのだろう。
聖書にも「仕えなさい」という言葉がよく出てくる。
これは形式的に、あるいは「いやいやしぶしぶ」ということではなく、
相手の喜びのために、相手が生きるために何かをすること、
それが「仕える」ということなのだろう。
そして「仕える」ことができるということは、
「仕えられる」よりも、実は大きな喜びが沸いてくるのだろう。
人間は、神の形に似せて造られた。神は、人を生きるものとする。
だから、自己満足の喜びよりも、誰かに喜んでもらった喜びの方が、
はるかに大きな喜びとなり、存在意義を感じずにはおれないのだろう。
自分がしたことで、相手がことのほか喜んでくれたら、
笑顔になってくれたら、これほどの喜びはない。
そしてそれは根源的な喜びだろう。
義兄(と言っても2つ年下なのだが)が、
ウェスタン風の洋服を扱う店長をしている。
この本をプレゼントしようと思った。