少し前に『続泥流地帯』を読み終えた。
妻が寝静まった後、夜中まで読んでいた。
予想以上に、何度も何度も涙が出てくるシーンがあった。
全ての方にお勧めしたい良い本だ。
誰か映画にしてくれないかなぁって思う。
印象に残った言葉の中に以下のものがある。
「大変だからと言って投げ出せば、そりゃあ簡単だ。
しかしなあ俺は思うんだ。大変だからこそ、いや、
大変な時にこそ持ちこたえる馬鹿がいないと、
この世は発展しないんじゃないか」
「失ったものばかり数え上げてみても、生きる力にならん。
自分に残されたものを、数えて感謝しなくちゃなあ」
「泥流は自然を荒らすことはできても、
人の心まで荒すことはできないはずだ」
「実りのある苦労なら、誰でもするさ。
しかし、全く何の見返りもないと知って、
苦労の多い道を歩いてみるのも、
俺たち若い者のひとつの生き方ではないのか。
自分の人生に、そんな三年間があったって、いいじゃないか」
「人間の思いどおりにならないところに、
何か神の深いお考えがあると聞いていますよ。
苦難に遭うときに災難と思って嘆くか、試練と思って奮い立つか、
その受けとめ方が大事なのでないでしょうか」
他にも心に迫る言葉やシーンがたくさんある。
何年か後に、もう一度読み直してみたいと思う。
「復興をする」ということ、一度壊れてしまったもの、
駄目になってしまったこと、諦めてしまったこと、
どうにもならなくなってしまったこと・・・、
しかしそれでも復興していく。
ゼロからのスタートではなく、マイナスからであったとしても、
それでももう一度立ち上がっていく、
そんな本当の勇気を教えられたように思う。
ここ最近は、曽野綾子さんの本をたくさん読んでいた。
彼女の人と違った視点をなるほどと思いながら読んでいた。
そして学生時代によく読んだ三浦綾子さんをもう一度読み直し、
やはりまっすぐに物事を見つめていくすがすがしさを感じた。
十勝岳の様子
妻が寝静まった後、夜中まで読んでいた。
予想以上に、何度も何度も涙が出てくるシーンがあった。
全ての方にお勧めしたい良い本だ。
誰か映画にしてくれないかなぁって思う。
印象に残った言葉の中に以下のものがある。
「大変だからと言って投げ出せば、そりゃあ簡単だ。
しかしなあ俺は思うんだ。大変だからこそ、いや、
大変な時にこそ持ちこたえる馬鹿がいないと、
この世は発展しないんじゃないか」
「失ったものばかり数え上げてみても、生きる力にならん。
自分に残されたものを、数えて感謝しなくちゃなあ」
「泥流は自然を荒らすことはできても、
人の心まで荒すことはできないはずだ」
「実りのある苦労なら、誰でもするさ。
しかし、全く何の見返りもないと知って、
苦労の多い道を歩いてみるのも、
俺たち若い者のひとつの生き方ではないのか。
自分の人生に、そんな三年間があったって、いいじゃないか」
「人間の思いどおりにならないところに、
何か神の深いお考えがあると聞いていますよ。
苦難に遭うときに災難と思って嘆くか、試練と思って奮い立つか、
その受けとめ方が大事なのでないでしょうか」
他にも心に迫る言葉やシーンがたくさんある。
何年か後に、もう一度読み直してみたいと思う。
「復興をする」ということ、一度壊れてしまったもの、
駄目になってしまったこと、諦めてしまったこと、
どうにもならなくなってしまったこと・・・、
しかしそれでも復興していく。
ゼロからのスタートではなく、マイナスからであったとしても、
それでももう一度立ち上がっていく、
そんな本当の勇気を教えられたように思う。
ここ最近は、曽野綾子さんの本をたくさん読んでいた。
彼女の人と違った視点をなるほどと思いながら読んでいた。
そして学生時代によく読んだ三浦綾子さんをもう一度読み直し、
やはりまっすぐに物事を見つめていくすがすがしさを感じた。
十勝岳の様子
読んでみたいなぁ