東京城北サイクリング

東京の城北エリアおよびその近辺の道路事情や再開発を紹介します

補助第73号線(赤羽西)2017年度末まとめ

2018年04月01日 | 補助第73号線
補助第83号線(十条)に続き
補助第73号線(赤羽西)2017年度の進捗状況のまとめです。

<地図>2017年度に取得された用地を赤で記しました

(クリックすると拡大します)

北から順に現在の様子を見ていきます。
<北端の様子>

予想される道路の境界を赤いラインで描き入れてみました。
北端付近に建っていた建物がようやく解体され始めました。この建物で最後かと思っていたのですが、わずかに掛かっている建物があと1,2軒あるように見えます。よく見ると道路築造工事の行われてる範囲がそれらの建物の手前で終わっています。

補助86号線との交差部

工事の看板には「新しい道路を作っております 平成30年6月29日まで
街路築造工事及び電線共同溝設置工事(28六-補73赤羽西)」
と書かれています。

道路境界の白い部分が設置され始めています。


(過去の様子)

長らく設置されていたこのタイプの白いガードレールが撤去され、塩漬け状態が終わり本格的に道路の築造が行われ始めたことが感じられました。



新しい信号機が出番を待っています

道の東側は歩道が完成しています。西側は現在築造工事が行われています。

最初に調査を始めたときの73号線(赤羽西)の記事
これを書いた2016年1月に現場の方がおっしゃっていた「あと2年程かかる」2018年になりましたがまだ現在も工事は続いています。ただゴールはかなり近づいてきました。
2017年度は道路に埋設するインフラ工事がかなり進み、建物の撤去もあともう少しのところまで到達しました。今後は未整備部分だった歩道の築造が行われていくことと思います。


次回の記事は十条の補助73号線を予定しています。
(次の記事):補助第73号線(上十条)(十条仲原)2017年度末まとめ


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
住民の声 (柴田 裕)
2018-05-27 15:54:55
池袋本町に住んでいます。都市計画道路建設が住民の多くを追い出し、町壊し・環境悪化となることへの心配と不安が膨らんでいます。東京とはオリンピックの年までに作り上げると強引な用地買収を行っています。お年寄りで一人暮らしで、代替地も無く、補償金も十分でなく動きようの無い住民が少なからず居て不安で仕方の無い住民の気持ちを考えてください。そもそも、昭和21年に決めたとされる証拠書類が存在しない事実を知ってください。道路建設計画は決定されていなかったのです。
Re:住民の声 (ブログ主)
2018-05-29 02:42:41
ご意見いただきありがとうございます。
公共事業の対象となる土地に住まわれてる方々にとっては不本意な立ち退きを迫られ、つらい立場に立たされてる方も大勢いらっしゃることと思います。
そのような中でも街づくりに協力していただいた元の住民の方々には感謝の気持ちが絶えません。

今の東京を形作ってる道路。鉄道、建物。公園、荒川をはじめとする河川、こういったものは、街に住む人々の協力により、一つ一つ積み重ねて築きあげられてきました。今後もその時代のニーズに合わせてより良い形に東京は変化を続けていくことと思います。

今はまだまだ不便だったり危険だったりするところも多い東京ですが、未来のために少しづつでも良くしていこうと多くの方々が頑張っています。そういった頑張りを今後も観察し、紹介していけたらと思っております。
願わくば、地権者の皆さんの不利益にならぬよう、各事業者には誠実な対応を行っていただきたいと思います。

コメントを投稿