東京城北サイクリング

東京の城北エリアおよびその近辺の道路事情や再開発を紹介します

補助第82号線(池袋本町・上池袋)2017年度末まとめ

2018年04月07日 | 補助第82号線
前回の補助第73号線(池袋本町)と直交する
補助第82号線(池袋本町・上池袋)2017年度の進捗状況のまとめです。

<地図>(先日の73号線(池袋本町)と同じ地図です)

(クリックすると拡大します)
2017年はかなりのハイペースで用地取得が行われました。
特に北池袋駅北西部で集中的に取得が進みました。

池袋本町・上池袋の補助82号線の様子を東から順に上池袋側から見ていきます。

道路に囲まれた三角地帯。お地蔵さんのお堂だけが残されています。


豊島区の上池袋保管所(放置自転車の保管所)が解体されました


第一雲雀ヶ谷踏切付近

この踏切は埼京線と東武東上線の両方が通過するためラッシュ時は開かずの踏切となります。早期の立体化が望まれます。
右側は豊島区の資材置き場。左はマンションや住宅が立ち並んでいますが、両側とも道路用地に掛かっています。豊島区の資材置き場については塀に解体工事のお知らせが貼られていました。

線路を西側に渡って池袋本町に入って行きます。

北池袋駅のすぐ北側には"税経"(税関係の専門誌の出版社)の本社があります。

「北池袋駅周辺地区」として開発が検討されているエリアです。
税経さんもそれに大きく関わってくるものと思われます。

税経さんの西隣の住宅地だった一帯
(西向き)

(東向き)

わずか一年で住宅街だった場所があっという間に更地になりました。
ここまで急速に進んだのにはどんな事情があるんでしょうか?

池袋中学校北東側

集合住宅の建替えや個人宅の解体が行われました。
中学校の敷地も角部分を斜めにカットするように道路用地として確保されています。

池袋中学校北側

数件の住宅が解体されました。
この辺りは坂道になっていて西に行くにつれ高くなります。

池袋本町通り商店街との交差部

緑のフェンスが見えています。
なおこの道を右に進むと下板橋駅があります。

池袋本町三丁目アパートの西側

三角に確保された用地が見えます。
こちらはお宅の一部だけが道路にかかっていて、残った敷地で建替えを行ったようです。

上記から少し北西に行った場所

こちらも数個の土地が合わさって広い敷地となりました。

その他、池袋本町3丁目の住宅地で見られた確保用地



他にも数カ所ありますが、かなり内側に入った場所なので写真は割愛します。

ここからは板橋区の大山金井町になります。
板橋変電所の西側

マンションの低層部や個人宅など複数の敷地で解体が行われ、オレンジのネットで囲われたひとまとまりの用地となりました。さらに一軒挟んだ左側にも確保用地が存在します。

以上、怒涛の勢いで進んだ補助82号線 池袋本町・上池袋区間の2017年度末の様子でした。
2018年度もこのペースが続けば半数を超えそうですがさてどうなるでしょうか?
駅前の開発についても具体的な情報が出てくるかもしれませんね。

次回は81号か87号線あたりを紹介したいと思います。

(次の記事):補助第87号線(帝京大学病院)2017年度末まとめ

補助第82号線(上池袋)(池袋本町) 2017年10月

2017年11月03日 | 補助第82号線
先週の池袋本町の73号線に続き、それと直交する補助第82号線(上池袋)(池袋本町)
2017年10月の状況をお伝えします。
(前回の記事):補助第82号線(上池袋)(池袋本町)2017年6月
(関連記事):補助第73号線(池袋本町) 2017年10月

<地図>(2017年10月末現在)

この地図で十字に交差する道路のうち補助83号線は東西方向に走る方の道路です。
おおよそ半月に1つは新しい工事現場が現れるくらいのスピードで進んでいます。

西側から東の北池袋駅側に向かって順に見ていきましょう。

(1)

新たに一軒が解体され敷地が広がりました。奥に谷端川緑道が見えています。

(2)

ブルーシートが掛かっている建物で解体が行われています。

(3)

(2)から少しだけ東に行った交差点の角地です。

(4)池袋本町通り商店街沿い

池袋本町通り商店街の魚屋さんの隣の建物が解体されました。
なお道路に掛かっているのは更地になっている土地の北東側半分程度です。

(5)池袋中学校グラウンド角

以前も掲載した場所ですが、小中連携校の整備が完了し、道路用地も綺麗に整地されました。
北池袋駅方向に斜めに向かっていく様子がよくわかります。

(6)

北池袋駅の西側にある商店街の通りから一軒入った場所で解体が行われていました。

(7)

商店街に面した建物が新たに一軒解体され、数件分のまとまった道路用地が出現しました。

(8)

(7)の奥です。つい最近解体工事が行われました。

(9)

(8)からさらに奥に進んで右に曲がった所です。
この辺りは木賃アパートが建ち並んでいます。


全体に満遍なく用地取得が進行していますが、その中でも特に北池袋駅から北西に100mほど行った辺りでの進みの速さが目立ちました。
73号線と合わせた池袋本町エリア全体での用地取得の件数は、おそらく50件に達しているんじゃないでしょうか?

次回の73、82号線の調査は2018年の春ごろに行う予定です。
今はまだ表通りから奥に入った場所での用地取得が多いので、50件いったと言う割に今一つ道路事業が行われている印象が薄いですが、このペースを維持して進んでいけば、次回の調査の頃には結構目立つ存在になっているんじゃないかと思います、

補助第82号線(上池袋)(池袋本町)2017年6月

2017年06月25日 | 補助第82号線
補助第82号線(池袋本町)の2017年6月の状況をお伝えします。前回の調査(2016年12月)

<地図>

半年で一気に進みました。

<雲雀ヶ谷踏切>

北池袋駅の北側にある踏切です。今回はここを起点に西側に向かって進みます。
埼京線と東武東上線の両方を跨ぐため、ラッシュの時間帯は開かずの踏切となります。
この時も4本の電車の通過を待ってようやく開きました。
82号線はこの下にトンネルを掘ってアンダーパスで抜けていく構造になります。

(1)

北池袋駅前の路地を北側に入ったところです。

(2)(3)(4)
(1)よりもう一本西側の路地を入ったところです。
4か所ほどの敷地で立て続けに解体が行われました






(5)

池袋中学校の北東の交差点です。
角が更地になり見通しが良くなりました。

(6)池袋中学校のグラウンドの角


造成中の池袋中学校のグラウンドです。
北東の角が82号線にかかっているため斜めに切り落とされています。

(7)

池袋中学校グラウンドの北側に面した所です。
前回よりも1件分広がりました。

ここから一気に飛んで、73号線との交差部の西側に入っていきます。
(8)

池袋本町児童館の道路を挟んで西隣の角地です。
建て替えが行われています。エメラルドグリーンの重機がある辺りが道路用地になるかと思われます。
この事業は街の不燃化が大きな目的の一つですので、ヘーベルハウスへの建て替えはとても納得です。

(9)

手前の敷地は前から確保されていたのですが、奥の駐車場の一部も加わりフェンスで囲われた範囲が広がりました。

(10)

東京電力板橋変電所の南側の住宅地です。
路地の奥で解体が行われていました。

(11)

白いフェンスの中の土が露出してる土地には、奥の茶色い建物の一部が建っていました。
低層部分だけが解体され、その切断面はまだ白いシートで隠しただけの状態です。

(12)

(11)の反対側です。同じオレンジの重機が写っています。
こちらの土地もつい最近更地になりました。

以上2017年6月時点の82号線の状況でした。
用地の取得率は1割を超えたでしょうか?かなり存在感が出てきました。
開かずの踏切が早く解消されるといいですね。

補助第82号線 西側部分の用地取得状況(2016年12月)

2016年12月21日 | 補助第82号線
未調査だった補助第82号線西側部分の用地取得状況を確認して来ましたので報告します。

[池袋本町周辺 用地取得状況マップ] ※クリックすると拡大します。


上記の(1)~(9)の現況写真
(1)山手通りとの交差部

このマンションの本体は道路予定地にかからないように建てられています。
道路予定地にあたる部分はコインパーキングとして活用されていました。

(2)緑道

綺麗な緑道が整備されています。
ここから山手通りの区間は、特に道路建設を感じさせる兆候を見つけることはできませんでした。

(3)東京電力板橋変電所の敷地内の様子

空き地が広がっているので道路用地への転用は容易に思えます。

(4)


(5)


(6)


(7)


(8)

ここは秋ごろ写真を撮っていますがそのころは自動販売機の置かれた住宅が建っていました。時々通りますが気づかないうちに更地になっていました…なんと変化の速いこと。

(9)池袋本町三丁目アパート入口

これより東側は以前の記事に、北池袋駅までの状況を掲載しています。

気づかないうちにかなり進行していました。
(もちろんかなり以前から更地だったところもあると思います。)
82号だけでなく73も粛々と用地取得が進んでいます。
正月明け頃に73号線の最新の状況をまとめて報告します。