東京城北サイクリング

東京の城北エリアおよびその近辺の道路事情や再開発を紹介します

環状第4号線(目白台)2018年3月の状況

2018年03月12日 | 環状4号線
環状第4号線(目白台)の現在の状況をお伝えします。
前回の夏目坂区間から完成区間を挟んで北に750mほど行った場所になります。

目白台区間は、文京区目白台二丁目~新宿区早稲田三丁目までの延長775m、幅員22m、神田川を橋で越え、目白通りをトンネルでくぐる構造で計画されています。

<地図>(クリックすると拡大します)

第六建設事務所の2017年の発表では用地取得率98%とのことで若干残ってはいますが、影響のない箇所から順次工事を進めていくようです。

<お知らせ看板>


北から順に見ていきます。
<不忍通り側>

不忍通り側は用地の取得が済んでいるように見えました。
下水道管の工事が行われていました。

<目白通りとの交差部>

用地に残る建物の基礎などの障害物を取り除く工事が行われていました。
これらが終わればいよいよトンネル掘削開始となるのでしょうか?

<公園と豊明小学校>

目白通りの向こう側に見えるのが"目白台一丁目遊び場"という公園と
"日本女子大学 附属豊明小学校"です。
環4は小学校の校庭と公園の下を潜り抜けていきます。

<公園1>


<公園2>

公園は早稲田方面を見下ろす崖の上にあります。
左側に張り出している構造物は豊明小学校の校庭です。
目白通り側としてはこれが地上レベルなのですが、崖下から見ると建物の屋上に校庭あるように見えます。

<崖下から小学校側を振り返る>

小布施坂を下って一つ前の写真の方を振り返って見るとこの様になっています。
この崖の下にトンネルを掘って不忍通り側と繋げます。

<南方を向いたところ>

崖下からずーっと先のタワーマンションが見える辺りまで、用地取得が終わり更地となった土地が広がっています。
おおむね取得が完了したように見えますが、左の黄色いショベルカーがある辺りの建物2棟がまだ残っています。


この辺りは用地取得が完了しているようです。


オレンジ色のショベルカーの先にある2棟の建物がまだ残っています。

<新橋梁工事現場>

ここから先は工事現場が白い仮囲いで囲われていて、中では新橋梁の工事が行われています。白い仮囲いの中のプレハブ小屋は工事事務所です。
左側にはまだ残っている建物があり、本来の幅よりも工事現場が狭くなってしまっています。

<新橋梁工事のお知らせ看板>

工事範囲を示す赤い斜線の範囲は用地取得の完了していない北側が狭くなってしまっています…(☆マークがある辺り)

<仮囲いの中を覗いてみたところ>

中央の青いトラックが停まってる辺りから後ろが新橋梁です。

<神田川新橋梁>

神田川の上にコンクリート製の橋が架かっていました!
作業員の方や作業車が上を通っていたので構造は完成しているようです。

<新橋梁の工事現場を南側から覗いてみたところ>

分かりづらいですが、トラックが進む先に橋梁があります。
まだアスファルト舗装はされていません。

<環状第4号線(目白台)南端>

新目白通りを渡って北方向を見たところです。
将来的にはこの写真の中央から北に通行することが出来るようになります。
橋の工事も構造体が完成したので、交差点の築造工事も近いうちに開始されるのではないでしょうか?

<環状第4号線完成区間>

新目白通りを渡った側はこのように綺麗に完成しています。
平成2年から5年にかけて行われた『西早稲田地区第一種市街地再開発事業』で
環状4号線と西早稲田パークタワー他の建築物が建設されました。
20年以上経った今でも綺麗な佇まいを見せています。
ただ道路の区間としては300mと短いため立派な道路もその本領を発揮できていません。
目白台区間が完成して不忍通りと直結すれば晴れて環状線としての役割を発揮できるようになります。

長い間動きが停滞していた環状4号線(目白台)ですが今回見たところ全区間で工事が活発に行われていました。もしかしたらトンネル工事開始も間近かもしれません。
また今後も1年程度の周期で定期的に見に行きたいと思います。


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