中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

やはり現地採用はクソだ、百害あって一利なし!

2014-10-27 | 現地採用事情
「○○」して楽しかった、「海外に来て価値観が広がった」、などという情報は、僕にとってあまり価値のあるものではないと思います。

逆に「現地採用はつらい」「こんな悩みがある」という情報の方が、中々表に出ない分、価値があると思います。


■中国現地採用は北京オリンピック、上海万博前が華
中国は北京オリンピック(2008)、上海万博(2010)という2大国家イベントを経て、一気に成長した、という側面があります。

この2大イベントより少し前に既に定住していた日本人は、それなりに希少価値があり、現在中国でそこそこ成功している方が多い印象です。


■2008年以降

日系企業の進出も一気に増え、海を渡る日本人が一気に増えました。
また、日本の長い不況の影響で、若い社員に経験をつけさせる企業側の狙い、そしてコストを抑えるため、駐在員若年化の流れが加速していくのもこのころです。

世界の工場が市場へと変化し、製造業以外の進出が加速します。

ところで、視点を変えてみると、このころから、ブログなどで自分の情報を発信する人が増える時代になり、海外情報の取得も容易になってきました。

今まで「興味はあるけど、どうやって海外に行けばいいのやら」というライト層が一気になだれ込み始めるのがこの頃かなという印象です。


■HowTo本もたくさん
感覚的な話で恐縮ですが、08年頃からグローバル化とかがすごく叫ばれるようになり、2010年代に突入したあたりから、いよいよ「セカ就」とか「アジアで就職」とかがもてはやされるようになってきたような気がします。
僕もそんな流れに乗った、騙された、感化されたうちの一人でしょう。

2010年代に突入すると、海外就職はコモディティ化し始める印象です。
いろんな本が出版されるようになりました。僕もこういった本を読んで、実行に移してしまいました。

セカ就! 世界で就職するという選択肢
クリエーター情報なし
朝日出版社

▲これとか。

この頃になると、「海外就職になんとなく興味がある」程度の気持ちさえあれば、行ける時代です。
少し長めの旅行に出る程度の感覚でしょう。

■3年過ぎて思うこと
こういった本や紹介会社の体験談というのは、海外に渡って1、2年程度の話がほとんどだということです。ここに罠があります。

来て1、2年というのは、見るものすべてが新しく、新鮮であり、刺激的な毎日です。
なぜなら少し長めの旅行だからです。



「日本と違う部分」は「自由」「おおらか」などとポジティブに受け取れると思いますが、しばらくすると、「新鮮だった景色は日常となり」「わからなかった言葉も慣れ」、逆に「日本と違う部分」が悪い意味で目につくようになるのではと思います。

「自由」に見えたものが「責任感がない」と感じたり、「おおらか」が「適当」とネガティブに感じるようになるなどの変化があるのかなと思います。


また、物価などについても理解が深まっており、現地採用は暮らしていけるけれど。。と金銭的な不安もリアルに感じ始めるころでしょう。

■在住1、2年の人の体験談など読む価値がない
ネガティブな感情を抱いたときに、どのように処理するか?が海外生活では重要なのです。

駐在員の場合は、基本的に任期というものがありますし、ネガティブな感情も、ローカルと比べて高い給与が解消してくれるでしょう。その分、仕事上のプレッシャーも強いのですが。

翻って現地採用者はそういった感情こそ、自己解決しなくてはなりません。
駐在員の日本人相手に吐露したところで、「好きこのんで来た癖に」「現地採用は仕事のプレッシャーも少ないくせに」とバカにされるのがオチであり、現地採用同士で傷をなめ合っても「気持ち良く」なるかもしれませんが、意味がないことです。
傷をなめ合ったところで、所詮延命措置であり、しばらくすればまた、惨憺たる気持ちになるでしょう。

わざわざ好き好んでやっってきた現地採用が抱く「ネガティブな感情」を、他人は全く考慮しません。

来る前にネガティブな感情を持っている人は、そもそも来ませんから、「想定外の」ネガティブな感情が、分水嶺を越えてしまった時、「帰る」という選択をする人が多いのです。

ただ、中途半端な経験を持って帰ったところで、評価は厳しいものとなります。


■最後に
HowTo本に書いてある、在住1、2年というのは、まだまだお試し期間であり、お花畑状態だと思います。

僕としては、「現地採用はこんなにクソ」「百害あって一利なし」という情報を、僕が飽きるまで発信し、「それでも来たい」という人が海を渡るようになってほしいと考えています。

なので、基本的に現地採用はつらい、貧乏、孤独、マイノリティという負の側面ばかりフィーチャーして、このブログの現地採用ネタを書いていくつもりです。
正の側面は、人材会社に聞けば教えてくれると思いますし、いろいろなブログ等で情報を得れると思いますので。

現地採用が評価されるために、現地人との結婚は重要だ

2014-10-26 | 現地採用事情
現地採用の評価のされにくさは評価体系に原因があるのではないか?と思います。

ただ、やっぱり「そのうち帰るだろう」と思っている人も多く、「どうせやめるんだから」
積極的評価をあまりしない側面はあると思います。

■結婚する
現地の方と婚姻するということは、「その土地にずっといる」ということを内外
に表明することと同意です。

いや、実際には離婚するかもしれないし、引越しするかもしれない。

それは皆分かっているけれども、結婚というのは、この土地に「ずっといるつもりなんや!」という意思表明になると思います。

■生活できないんです
特に現地採用者が男性の場合は、「奥さんと子供を食わしていきたいんで、もうちょっと待遇あげてください」という交渉ができると思います。

もちろん、実績がちゃんと出ていて、社内の人間関係が良好であることが前提ですが。

■中国人に認められやすい
中国人と結婚しました、というのは、中国人からすると「自分たちの懐に入ってきた」と感じるみたいです。

■独身外国人は、またどこかへ
中国人から見ると、独身外国人は、そのうち居なくなると思っている人が多いです。
帰国するかもしれないし、ふわっとした浮草稼業に見えるのではないかと思います。

実際のところ、僕も結婚はおろか恋人などいませんので、フーテンみたいなもんです。海外根無し草万歳。

■最後に
その土地に「ずっといるよ」という意思表明は意外と大切です。
しばらくしたら居なくなると思われている人は、なかなか仲間と認められにくいです。


打算で付き合うことは正しくないのかもしれませんが、現地人の恋人を持ち、「大切にしております」
アピールをすることは、周囲から認めてもらい易くなります。

まあ、それで本当に結婚して、永住することになっても、それはそれで人生ということでいいんじゃないですか?


もちろん、「ずっといるよ」と言っても、実際にはずっと居ない可能性も高いと思います。
朝青竜とか、フィフィとか、好きな人も多いと思います。
自分の国の事を好きになってくれて、生活している外国人に対して好意的なのは中国人も日本人も同じかなとおもいます。



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人材紹介会社は貴方を売りたいだけだ。それが営業成績になるのでね。

2014-10-25 | 現地採用事情
現地採用で仕事を探す時、人材紹介会社を経由する方法が一般的です。

特に、初めての海外就職の時などは、人材紹介会社から仕事を探すことが多いかと思います。コネ、ツテが無い方が多いと思うので。

ただ、基本的に人材紹介会社の社員というのは、CA(キャリアアドバイザー)という肩書がついていても、売り上げノルマを持つ営業員です。

一般的に人材業界では、求職者対応をするのがCA、企業側に法人営業をするのがRA(リクルーティングアドバイザー)と言います。

日本国内はCA/RAが分業になっているケースが多いですが、海外では両面を一人で担当している事が多いと思います。

「売れる求職者には優しく、売れない求職者には冷たく」というのが基本スタンスです。
売りたいので、あなたのキャリアに全然合っていない職種でも平気で薦めてきます。
怒らないでください。向こうも仕事なので、大変です。


■海外日系人材会社のレベルは高くない
海外の現地採用向け紹介会社のレベルは高くありません。
その理由を説明していきます。

■一人で沢山の業界を担当する

日本国内の紹介会社は、業界選任制や職種選任制を導入している会社が多いです。
このため、特定業界に精通しているCA/RAが多く、業界知識も豊富です。

対して、海外の紹介会社は、一人で多数の業界を担当します。
このため、広く色々な事を知っている可能性はありますが、知識が浅い傾向があります。


業界選任制を取ると、そもそもの求人絶対量が多くなく、人材紹介会社も商売が成り立たなくなってしまうからです。特に日系大手の紹介会社はこの傾向が顕著です。

■求人を出している企業にも問題がある

求人を出している現地法人の総経理は、以前も書いたように、採用のプロではありません。営業や生産などのプロです。
だから、自社に本当に必要な人材がどのような人物か、わかっていないのです。また、それをCA/RAが、しっかりヒアリングできていないのです。
もちろん、日本国内でも、人材業界の担当者は採用のプロであって、特定の技術などについては求職者の方がCA/RAよりも詳しいということは往々にしてあります。ただ、その程度が問題なのです。

■求職者の絶対量が少ない
「海外での日本人」という特殊な環境のため、求職者の種類も少ないのです。だから、業界選任制などは導入しづらいのだと思います。

■「鶏が先か、卵が先か」
求人、求職者共に絶対量が少ない為、一人で多数の業界や職種を担当しなければならない海外人材紹介会社のCA/RAは、専門性が低いです。
結局、「鶏が先か、卵が先か」という話なのです。

■とりあえずレジュメを出してみる
なので、多くの人材紹介会社のCA/RAは、求職者には「とりあえず求人を」、企業には「とりあえず求職者のレジュメを」出してみます。とにかく書類選考に進ませて、様子をみようということです。

■求職者は、人材紹介会社に期待するな

とはいえ、人材紹介会社は多数の求人を持っています。素人が見つけられない求人を持っています。また、ビザの発行などをしっかりとする「ちゃんとした会社」と取引をしており、内定した会社には安心して入社することができます。また、面接時間の調整をしてくれるなど、面倒な作業を代行してくれます。

海外におけるキャリア相談、などと謳っていても、人材紹介会社は「貴方を売りたいだけ」なのです。貴方を売るために甘い言葉を囁いてきます。紹介会社には、「相談」ではなく、自分の希望や将来像を具体的に「報告」し、より良い求人を獲得しましょう。

「海外日系人材会社のレベルは高くない」理由はもう一つあります。
これについてはまたそのうち。


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Hate tell a lie
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ORUMOK RECORDS

中国の「美人すぎる○○」(2)

2014-10-24 | 中国の美人すぎる○○

ごめんなさい!広東省の求人について書こうと思いましたけど、時間がなくて無理でした。
なので美女写真でお茶を濁します!!

中国でも「美人過ぎる○○」「美しすぎる○○」というのはよくニュースになります。

ネットでは「网络走红(ネットで人気)」と言われてよくニュースになります。

ということでパート2です。

■サッカーのサポーター
中国のサッカーは代表は、お察しの通りですけど、国内リーグ戦は実はそこそこ盛り上がってるんです。
特に去年アジアナンバーワンになった広州恒大というクラブチームはJリーグのクラブに勝って決勝に上がっていったので、日本のサッカーファンも記憶に残っている方がいるんじゃないでしょうか。

それで、この女の子は今年の3月に韓国のチームと対戦した時に、偶然中継に映り、たちまち大人気となった子とのことです。


■ハーフタイムのチアリーダー
こちらは大連のクラブチーム、「大連アルビン」というチームの「拉拉隊(チアリーダー)」です。
チアリーダーなんて単語今日初めて知りました。
今日のニュースになってました。


■ボールボーイは…
サッカーの試合だと、選手と少年少女が手をつないで入場しますよね?
この選手と手をつないで入ってくる少年やボールボーイの少年を中国語では


「球童(ちうとん)」

ちうとんって、響きがかわいくないですか?
初めて知ったとき思わず笑ってしまいました。


■最後に
サッカーのユニホーム着ている女の子ってかわいいですよね。。
5割増に見えますもん。ほんと。



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海外無職旅行(2)マカオ、広州編

2014-10-23 | 旅行大好き


2012年8月になってすぐマカオに降り立った僕は、何回か利用したことのある安宿へ向かうことに。
マカオも交通カードを持っているので、路線バスに乗るもの楽ちん。
何度も来ているので、地理は大体わかってる。

■幾度目かの和平飯店
昔ながらの風景が残る、新馬路に佇むこの宿は、1階が入口。2階がフロントと 客室、3階が客室。



ただ、2階は売春婦(超ブス)がたむろしており、2階は売春婦が借り上げている。
話がまとまれば、2階の部屋で致すというわけだが、3階に上がっての客引きや営業はしない。
無視して3階に上がってしまえば、追いかけてくることはない。

この売春婦たちは、100%大陸人。
マカオも中国なのだが、「一国二制度」なので、旅行者としては、事実上違う国と言って差し支えない。

大陸人がマカオに活きたければ、「通行証」という1週間の滞在許可を得る必要 がある。

この売春婦たちも、「通行証」を持って、陸路でマカオに入境するわけだ。
そして、安宿の部屋を借り上げ、客を取り、期限と同時に中国に戻る。

そして、また戻ってくる。
売春をして稼いだ金を、賭場ですってしまって、故郷に帰れない売春婦も珍しくないそうだ。

3階の客室は、まあそれなりで、独房みたいな感じ。
エアコンはないけど、天井に特大の扇風機が付いている。
手入れは行き届いているから、寝るのは問題ない。



ただ、外はむし暑く、古いせいか、特大のゴキブリがいる。
なので、カバンはしっかりチャックしておかないと、中に侵入してしまう。

この宿のオーナー、親父さんが結構いい奴で、僕は好きなのです。
広東語なまりの普通語(ヘタクソ)を聞くことや、大陸から目と鼻の先なのに、簡 体字ではなく繁体字で書かれた新聞「澳門日報」を読むその姿から は、歴史を 感じる。

マカオに来ると、必ずここに宿泊するせいか、向こうも僕を覚えてくれており、 「おーまた来たか」と温かく迎え入れてくれた。
チェックインをして3階に上がる。

■Yさん(60代男性)と再会
3階に上ると、以前、この宿で会ったことのあるYさんと偶然再会。
どうやら、となりの部屋に宿泊しているらしい。

Yさんは、既に還暦を過ぎている。
返還前の香港で長く現地採用(25年以上)をされていた方で、今は広東省在住。
ヒマがあるとマカオや香港で遊んでいる。前回会った時も同じシチュエーション だった。

■Yさんと一緒に博打へ

まさか再会するとは思っていなかったので、お互いに再会を喜んだ。
Yさんお薦めの食堂で、一緒にビールを飲みながら食事をした。

そして、一緒に賭場へ行き、大小の結果に一喜一憂しながら、これまで起きたこ と、上海で職場をクビになったことを話した。

Yさんは、「もう、日本に帰った方が良い」「覚えた中国語を武器に、日本で仕 事を探した方が良い」「親御さんを悲しませるな」と諭し、慰めてくれ た。

マカオの賭場は24時間営業なので、深夜まで博打に興じた。
勝つためのコツも伝授してくれたせいか、それとも、不幸が続く僕に神がほほ笑 んだのか、とにかくこの日は大勝できた。
10万円近くの臨時収入となった。旅費が戻ってきた。

■Yさんと部屋飲み
深夜、賭場から和平飯店に戻る道すがら、「部屋でのもうか」と誘われた。

安ワインを飲み、パンを齧った。

少し酔いが廻ってくると、Yさんは滔滔と「若いころ、何故香港に来たのか」と語ってくれた。
床にはゴキブリが這いつくばっているけど、もう慣れた。
広東エリアは高温多湿、そういうエリアなのだ。

Yさんは、「返還前の猥雑な、東洋でも、西洋でもない、雑多な感じに惹かれた」
「若いころ、テレビで見て、居てもたっても居られなくなって仕事を辞めて香港 に行った」と話してくれた。

ただ、現実は厳しく、「スタート時は、月給10万円以下だった。糊口をしのぎな がら、頑張って働いた」
「最後はそこそこ貰っていたけど、結婚はしなかった。長く付き合っていた香港 人女性を信じることが出来なかった。広東語も英語も覚えたけど、決定 的に踏 み出せない何かがあった。向こうは愛想を尽かして香港男と結婚したよ」とのこ とだった。

Yさんに言わせれば「中国に返還されて、雰囲気もだいぶ変わったけど、香港は いつまでも香港だよ」と。

そして、僕の現状をについて、
「君はまだ30歳前だし、若い。北京語だってできるようになった。今すぐ上海に 戻って、荷物をまとめて日本に帰るべきだ」
「僕のようになってはいけない」「外国人が一人、異国の地で生きていくことは 君が思っている以上に大変なことだ」と伝えてくれた。

そして、「日本は良い国だ」とも。

ただ、もし時間が戻っても、「香港にまた行くだろうね。僕は香港が好きなんだ。後悔はしていないよ、自分で決めたことだからね」と話していた。

この腹落ち感が、人生には重要なことなんだ。改めてそう思った。

最後に、「寂しい人生かも知れないけれど」Yさんはそう付け加えた。

■広州へ行こう
Yさんから色々話を聞いているうちに、「とにかく一度、中国でしっかり就職し よう」という気持ちがまた湧いてきた。
2年後、3年後に日本へ帰国するとしても、今の負け犬のまま戻りたくない。

そういえば聞いたことがある。広州は少し給料が高いらしい。
上海でうまくいかないなら、広州でも良いかな。

Yさんは現在、広東省在住。広州情報を少し仕入れ、「広州にいく」と伝えた。
ワインはすっかり空だ。Yさんも僕も、だいぶ廻ってきた。

「決めたなら、しばらく頑張ってくれ、いつかまたマカオで会おう」と再々会を約束した。

部屋に戻り、ひと眠りし、起きると気が変わらないうちに広州へ行こうと、マカ オ-中国の国境ゲートに向かった。

■珠海経由で広州到着
マカオの対岸、広東省珠海市からバスに乗って広州へ。

珠海国境で中国入国審査官から
「你的留学签证已经到期了。为什么再来这里?」
(君の留学ビザはもう切れてるけど、どうしてまた戻ってきたの?)

と聞かれた。

僕は、「现在我会说中文,所以我去中国旅游,看好后回日本」
(中国語が話せるようになったから、中国旅行に行くんだ。観終わったら帰ります)
と答えたが、正直ドキリとした。こんな事を聞かれたことはこれまで一度もなかった。

もちろん「我在这里找个工作(ここで仕事を探すんだ)」などと答えてはいけない。
旅行ビザだから。

珠海-広州は約2時間。道中、広州の人材紹介会社に面談設定依頼をした。
今回は転職活動だから、宿はドミトリーではなくて、安めのビジネスホテルに チェックインした。
僕からすれば天文学的数字を払ったのだが、これは気を引き締めるためで、「旅 行気分じゃいかん」と思ったのだ。

以前、広州には一度遊びに来たことがあった。
あの頃は、留学中だったし、中国語をどんどん吸収して、自分の未来は明るいと 信じていた。

それがどうだ、まさか僅か数ヶ月後、無職の状態で、再び広州に来ることになる とは。

とにかく、考えても仕方がない。広州の地理は大体把握している。
ホテルでスーツに着替えて(実は持ってきてた)紹介会社に向かった。

■広州の転職事情
「現地採用事情」として、別記事にします。
広州及び広東省の転職事情は、また次回。


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