中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

30代半ばでの海外転職

2016-08-27 | 現地採用事情



30代半ばでの初海外転職は結構厳しいことが多いです。
最近そう思うことが増えてきました。

なぜか?つらつらと書いてみます。

■うまくいっていない人が多いから
多くは30代にもなると、20代のような勢いは失われており、
「何にもできないけど、何でもします、給料はいくらでもいいです」
という人は減っています。

同級生の大半は結婚しており、仕事もそこそこうまくいっている人が
増えてくる年代です。


一方、自分は、何だか、何をどこで間違えたのか、、うまくいっていない。
そんな人が、起死回生の打開策として海外転職を志す人が多い印象です。

企業も、外国も、残念ながらうまくいっていない人の救済機関では無いので、
これが透けて見えちゃうと厳しいです。

■周りと比較するのは止めましょう
周りのうまくいっている人と比べても良いこと無いです!
やめましょう!!

人は人、自分は自分。

■30代半ばでの海外転職を成功させるコツ
とにかく書類を通し、面接にこぎつけたら、

「給与交渉はしない」「何でもやります」の姿勢

これが大切です。

いくら国内で業務経験があっても、30代で海外経験が無いのは結構痛いです。

給与交渉については、とにかく「いくらもらってたからいくら欲しい」ではなく、
「外国での業務経験をつける」ことを重視し、「相手の言い値」で入りましょう。


■給与交渉をしないこと
「相手の言い値」で入ることは、「相手の軍門に下る」ことです。
転職時、どこの会社に入ったとしても、その会社では1年目ですから、
下手に交渉して「めんどくさいやつ」になるぐらいなら、従順な姿勢を見せることが
大事なのではないでしょうか?

給与交渉の意味の無さは今度また別のエントリで書きたいと思います。



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社会人留学直後の就職は失敗し易い

2016-08-20 | 現地採用事情


学校を卒業し数年経って、ふと思い立って語学留学したとします。
語学留学後のプランは、海外就職。
経験積んで、これからの未来は明るい!!と思っていたとします。

■優秀になったワタシ
確かに、語学は伸びた。
来た当初は、できなかったことができるようになって、すごく優秀になった気がします。
現地に留学とはいえ、住んで色々な国籍の友達もできた。


■現実は厳しい
仕事はマラソンのような側面があり、毎日継続してやっていたことをしなくなると、その能力は大幅に下がります。

下の図をご覧ください。



適当ですが、こんな感じだと思います。
語学ができるようになったことで、自己評価が上がる一方で、他の能力が下がったことに気づかないことがよくあります。

特に会社の中に居ないと身に付かない商品知識・社内人脈ですから、ここの能力値はほぼゼロに近いと思われます。


■こんな状態で転職、給与ダウンは当然
「語学もできるようになったし、もしかして給与アップ?」
「最低でも現状維持」、こんな風に考えるのは人の常。

しかし、残念ながら総合力は留学前に比べると下がっていると思います。
何故、全く語学ができない駐在員が高給で雇われているか?これは、語学以外の能力が高いからなんですね。


■まとめ
語学以外の能力が下がった状態の社会人留学生は、給与アップを狙うよりも、まずは定職につくことを最優先にすべきです。
元々持っていた能力値に戻すのはやってできないことではないですから、謙虚に頑張ればきっといい結果になると思います。


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