中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

新卒海外はナンセンスだからやめておけ

2016-07-16 | 現地採用事情



「新卒なんですけど、海外で就職したい!」という相談を頻繁に受けます。
特に、大学生の卒業前と、新卒の就職活動が終わる今頃が多いです。

結論は、「やめておけ」ってなっちゃいます。
どうしてもしたければ、トライしてみても良いかもしれませんけど。

■就労ビザの取得を満たせているか
海外で外国人が就職する場合、「実務経験○年」など経験を求められるケースが多いです。
理由は、自国民の雇用を守るため。

外国人を一人雇えば、自国民の椅子がひとつ減る訳で、自国民より優れていないとダメです。

新卒、つまりエントリーレベルの仕事なら、自国民を雇ってよ、ってのが、どこの国も中央政府の方針です。

■とにかくどうしても働きたい
いや、とにかく人と違った経験がしたいんです、海外で働きたいんです!!

ええ、わかります。わかります。
ただ、新卒でビザ無しの状態で、仕事に就くとなれば、ビザが無いんですから、不法就労になっちゃいます。

運悪く労働局に摘発されれば、不法就労として犯罪者になってしまいます。
良くて強制送還、悪くてブタ箱行きです。


リスクが高すぎる。

■外国人との競争に勝てるか
中には新卒OKの国もあるかもしれません。

しかし、運良く仕事にありつけたとしても、同僚となる外国人社員との競争に勝てるか、
つまり職業経験がほとんど無い状態で、競っても負けるだけでしょう。

そのうち、疎まれ、軽んじられ、立場は弱くなっていきます。


■日本人は日本で修行してからがベター
職業能力と業界知識を日本で最低3年ぐらいはつけてからの方が良いと思います。
日本国内で、日本人の先輩・上司から、日本語でしっかりと仕事を教えてもらって、
海外で戦えるだけの能力を身につけてから、雌雄の時を迎えたって遅くはないはずです。


え、それでも行きたい?
もう知りません、そういう人は、トライしてみれば良いと思います。



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ゲンサイどもは100年後も本社採用には勝てません

2016-07-12 | 現地採用事情



僕も現地採用としてやってきて、ひとつわかったことがあります。
「ゲンサイどもは100年後も本社採用には勝てません」ということです。

■仕事はできても所詮ゲンサイ
たとえば、エクセルにデータを入力する仕事があったとして、それを
駐在員と現地採用が競ったとしましょう。

実際そんな事はないので、これは例え、IFですがね。

ゲンサイ: エクセルは得意。関数やオートフィルを使ってバシッと終了。
駐在員: 実はエクセルは苦手。手作業でやるもんだから、遅い。


ゲンサイ「ほら!駐在員は仕事ができないくせに高給を貰ってる!!」
駐在員「来年からこの仕事は、事務代行会社に発注しよう。。。」


■ゲンサイの視野は狭い
上記のように、ある特定の業務において、白兵戦ならゲンサイでも駐在員より優れている事はあると思います。

ですが、ゲンサイは所詮ローカルスタッフ。
海外子会社の担当者であって視野が狭いんです。

ですから、その矮小な価値観で物事を判断する。
駐在員には権限がありますから、もっと大きな流れの中で決定ができる。

■駐在員は本社とパイプがある
駐在員は本社から送り込まれているので、当然、本社とパイプがあります。
このパイプの有る無しって凄く大きい。
ゲンサイには無いものです。

いや、100歩譲って、ゲンサイだって同じ会社グループの、現地法人かもしれないけど
社員です。なので、遥か雲の彼方を見れば、本社のお偉いさんだって見えない事はないかも。

ただ、何かお願いしたい時に、「子会社の社員」と「親会社の社員」の話どっち聞きますかね?

結局そういうことなんです。


■ゲンサイのダメなところ(まとめ)
(1)海外子会社の担当者、というせまいポジション
(2)本社とパイプがないところ

この2つを克服する為には、駐在員として落下傘で来るしか無いです。

ゲンサイはクソなので止めておきましょう。
それでも来たければ良いと思いますがね。


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海外就職は、親の了解を取ってから!!

2016-07-10 | 現地採用事情


海外就職をする際、もちろん、転職者本人が決めて、仕事先があれば、
準備をして渡航すれば良いのですが、土壇場で転職を諦める人が結構います。

■親の意向
もう、転職ですからね、「親にダメって言われました」なんて言う情けないのは
どうにかしてもらいたいのですが、結構多いんです。

海外で成長したい!とか威勢の良い事言う割にね。。
土壇場で断るなんて、入社予定の会社には迷惑をかけるし、子供なんですね。

■子の成長を阻害するダメ親
子がそうやって言う事を聞いてしまうのは、僕に言わせれば、自分の無いダメなガキって感じです。

曲がりなりにも社会人としてやってきた男、女の発言とは思えない。

そしてそれを強いてしまう親も親。
情けない。

■とはいえ、親は心配するものです
僕にも90代の祖母が地元におりますが、60代の父親から介護されているものの、
それでもやっぱり60代になっても子供は子供。

海外出張の多い仕事をしていますから、タイだ中国だ、ヨーロッパだと毎月でかけて
姿を見ると心配みたいです。いつも「成田から電話おくれ」と祖母は言います。

■だからしっかり話してください
しっかり自分の気持ちが固まる前に、転職活動をして、まだ迷っている段階で親に
相談するから、折られるんです。

これが外国人との結婚だったら?たぶんその国に行くんじゃないですか?


何で海外に行くんですか?
海外で生活してみたい、働いてみたい、自分の能力を試してみたいから行くんじゃないですか?

生半可な気持ちで動いたって、いい結果は生みません。
しっかり自分の中で整理をつけて、親には「相談」じゃなくて、「報告」しましょう。

で、ないと、永久に海外就職なんてできないし、図体や年齢だけオトナで、中身はいつまでも
一人で決断出来ないガキのままです。

その曖昧な気持ちは、親に見透かされ、日本に残って欲しいと言われてしまうのです。


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