中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

人材紹介会社は貴方を売りたいだけだ。それが営業成績になるのでね。

2014-10-25 | 現地採用事情
現地採用で仕事を探す時、人材紹介会社を経由する方法が一般的です。

特に、初めての海外就職の時などは、人材紹介会社から仕事を探すことが多いかと思います。コネ、ツテが無い方が多いと思うので。

ただ、基本的に人材紹介会社の社員というのは、CA(キャリアアドバイザー)という肩書がついていても、売り上げノルマを持つ営業員です。

一般的に人材業界では、求職者対応をするのがCA、企業側に法人営業をするのがRA(リクルーティングアドバイザー)と言います。

日本国内はCA/RAが分業になっているケースが多いですが、海外では両面を一人で担当している事が多いと思います。

「売れる求職者には優しく、売れない求職者には冷たく」というのが基本スタンスです。
売りたいので、あなたのキャリアに全然合っていない職種でも平気で薦めてきます。
怒らないでください。向こうも仕事なので、大変です。


■海外日系人材会社のレベルは高くない
海外の現地採用向け紹介会社のレベルは高くありません。
その理由を説明していきます。

■一人で沢山の業界を担当する

日本国内の紹介会社は、業界選任制や職種選任制を導入している会社が多いです。
このため、特定業界に精通しているCA/RAが多く、業界知識も豊富です。

対して、海外の紹介会社は、一人で多数の業界を担当します。
このため、広く色々な事を知っている可能性はありますが、知識が浅い傾向があります。


業界選任制を取ると、そもそもの求人絶対量が多くなく、人材紹介会社も商売が成り立たなくなってしまうからです。特に日系大手の紹介会社はこの傾向が顕著です。

■求人を出している企業にも問題がある

求人を出している現地法人の総経理は、以前も書いたように、採用のプロではありません。営業や生産などのプロです。
だから、自社に本当に必要な人材がどのような人物か、わかっていないのです。また、それをCA/RAが、しっかりヒアリングできていないのです。
もちろん、日本国内でも、人材業界の担当者は採用のプロであって、特定の技術などについては求職者の方がCA/RAよりも詳しいということは往々にしてあります。ただ、その程度が問題なのです。

■求職者の絶対量が少ない
「海外での日本人」という特殊な環境のため、求職者の種類も少ないのです。だから、業界選任制などは導入しづらいのだと思います。

■「鶏が先か、卵が先か」
求人、求職者共に絶対量が少ない為、一人で多数の業界や職種を担当しなければならない海外人材紹介会社のCA/RAは、専門性が低いです。
結局、「鶏が先か、卵が先か」という話なのです。

■とりあえずレジュメを出してみる
なので、多くの人材紹介会社のCA/RAは、求職者には「とりあえず求人を」、企業には「とりあえず求職者のレジュメを」出してみます。とにかく書類選考に進ませて、様子をみようということです。

■求職者は、人材紹介会社に期待するな

とはいえ、人材紹介会社は多数の求人を持っています。素人が見つけられない求人を持っています。また、ビザの発行などをしっかりとする「ちゃんとした会社」と取引をしており、内定した会社には安心して入社することができます。また、面接時間の調整をしてくれるなど、面倒な作業を代行してくれます。

海外におけるキャリア相談、などと謳っていても、人材紹介会社は「貴方を売りたいだけ」なのです。貴方を売るために甘い言葉を囁いてきます。紹介会社には、「相談」ではなく、自分の希望や将来像を具体的に「報告」し、より良い求人を獲得しましょう。

「海外日系人材会社のレベルは高くない」理由はもう一つあります。
これについてはまたそのうち。


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shengshowchina@yahoo.co.jp

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