中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

寝台列車で行く武漢週末旅行(1)

2014-11-30 | 旅行大好き


最近週末旅行に凝っております。
上海にいると、「上海=中国」と考えがちなのですが、実際のところこれだけ大きな国土を持つ国ですからね、でかけてみると意外と違うものです。

とはいえ、僕も一応仕事をしている身ですから、有休を使わないとなれば、金曜の夜に出て、日曜の間には帰ってこないといけません。

飛行機を使わずに費用を抑えるとなると、行き先は、限られてきます。

今回の行き先は湖北省の省都、武漢
辛亥革命が起きた場所でもある武漢は歴史的に重要な場所です。

■武漢往復は寝台列車で
今回は飛行機を使いませんので、寝台列車で移動します。行きは金曜日夜発の寝台列車、帰りは土曜夜発の寝台列車。土曜一日が観光の時間となります。
ちょっとハードに思えますけど、やってみたら余裕でした。寝てれば良いのですから、走るホテルのようなものです。風呂入れませんけどね。
まあ、一人旅ですから、風呂は入る必要ないし、服も変える必要ないです。
今冬ですから、汗かかないですし。

行き:上海→漢口 Z25 22時12分発 翌朝8時過ぎ着 272.50元
帰り:武昌→上海南 K1152 21時46分発 翌朝8時過ぎ着 236.00元



週刊 中国悠遊紀行35 武漢と武当山(小学館ウイークリーブック)
クリエーター情報なし
メーカー情報なし


■寝台列車の中はこんな感じ



▲乗る時はパスポートが必要

■ぐっすり寝て漢口着
最近、忙しいんですよ。仕事だけでなく、家でもやらなきゃいけないことが多くて。
寝台列車の中では仕事できませんから、寝るしか無いです。
こんなにぐっすり寝たの久しぶりだなあ、というぐらいゆっくり眠れました。
朝、気づくと外は湖北省の景色が広がっていました。

■武漢は大きく分けて漢口と武昌エリア
武漢市ですが、市内のど真ん中を長江が流れており、両岸が漢口と武昌という二つのエリアに分かれています。
観光ポイントはこの2つのエリアに集中しています。

■とりあえず漢口駅
漢口駅は東京駅な駅舎で雰囲気があります。
とりあえず地下鉄に乗って漢口外灘をぶらぶら。
漢口も租界があり、上海のように大きくないものの、外灘があります。上海の南京東路を彷彿とさせる景色です。




▲漢口租界

■朝食は熱幹麺(るうがんみえん)!
武漢と言えばこれ!熱幹麺(るうがんみえん)
上海でも、僕は店を見つければつい入ってしまうぐらい大好きなのです。
本場のものが食べてみたいと思っていました。
武漢人は朝食べると聞いていましたが、本当に朝食べるんですね!しかもお値段4元!やっすー!



■漢口観光はここまで。
とりあえず、漢口側の観光はここまでです。続いて武昌編に続きます。


<お問い合わせはこちら>
shengshowchina@yahoo.co.jp

★ブログランキング参加しました
にほんブログ村 海外生活ブログ 上  海情報へにほんブログ村


中国の美人すぎる○○(4)

2014-11-28 | 中国の美人すぎる○○

黒龍江省のハルビンでクワスを売るお姉さんです。
超かわいいですね。付き合いたいです。



■クワスって何だ?
ハルビンって行ったこともないし、まあ正直よく知らないのですけど、ビールみたいなもんなのかな?
ウクライナ、ベラルーシ、ロシアでよく飲まれると。キリル世界の飲み物って事ですね。

■よし、ハルビンでクワスを飲もう
金曜日に退勤後、そのまま飛行機に乗って、土日と遊んで日曜の夜~夕方に上海に戻る。
ちょっとハードですけど、一都市訪問ならぜんぜん遊べますよ。

ほら!


21時発なら20時に空港です。
頑張れば、乗れるでしょう?

帰りもほら!


航空探しのリンクはこちら

■週末旅行はたのしい
上海から飛行機を選択肢に入れると、かなり遠くまで遊びにいけます。
近場の蘇州とかもいい所ですが、たまには江南エリア以外のところもどうでしょうか?

中国は桁違いに広いので、たとえ飛行機を使ってでも、たまに遠出するのは、中国を理解する上で良いと思います。
上海だけ、北京だけではわからない中国の姿があると思います。


■ハルビン情報はこちら
東北三省(黒龍江、遼寧、吉林)情報を伝える日本語サイトです。
ちなみに国営機関誌、人民日報傘下のサイトです。
http://japanese.dbw.cn/

こういう日本語版サイトは、政府のバイアスがかかってはいますが、ここで報じられる日本情報は思いっきり
中国サイドから書かれているので、たまに観ると面白いと思います。


<お問い合わせはこちら>
shengshowchina@yahoo.co.jp

★ブログランキング参加しました
にほんブログ村 海外生活ブログ 上  海情報へにほんブログ村

美人はコレを食べている。~食べるほど綺麗になる食事法
クリエーター情報なし
大和書房

寧夏回族自治区で中国版ピラミッドを眺める旅(2)

2014-11-27 | 旅行大好き



寧夏回族自治区にやってきました。
寧夏の省都、銀川ははっきり言ってあんまり観るところがありません。
2日目もあんまり楽しくはなかったのですが…。

3日目!ついに目的の観光地「西夏王陵」に行きます!ウェイウェイウェイ!!

■西夏王陵って何?
なんかこの寧夏回族自治区には古代に西夏王国っていう国があったそうです。
で、まあ、あんまり分かってない事も多くて、謎の王国とか言われてるとか。

漢字みたいな、西夏文字っていう超複雑な文字を使う王国です。
まあ、ここら辺の説明はウィキペディア先生に任せましょう。

■さてさてどうやって行く?
銀川の中心部から行こうとすると、公共交通機関ではかなり行きづらいので、現地で旅行会社に申し込みました。
1日のツアーです。チケットといくつか観光地を廻って300元ぐらいだったかな?

朝イチでバスに乗り込みます。
なんか武漢の大学を退官したとかいうおじいさんと隣になり、色々話しました。


地球の歩き方 D01 中国 2014-2015
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


バスに揺られてしばらくすると到着です。


で、ここは風景区+博物館なので、まずは博物館を見学してから、風景区。


▲これが博物館で観た西夏文字


▲王国の地図

風景区はだだっ広い原っぱにいきなり「中国的ピラミッドがドーン!という風景」です。

▲ドーン


▲ドーン

ただねえ…。ちょっと期待はずれでした。
なんでかって言うと、僕は旅行ガイドを観て、写真の美しさに引かれて銀川に行ったんですけど、生でみるとちょっとイマイチ…。
銀川市内面白くないし。

それに、このとき「僕無職」なんです!
だから、頭をちょいちょい「無職」の2文字がよぎるんですよね。


日本にいる両親はまさか息子が無職で中国の僻地をぶらぶらしているとは思わないでしょう。
だから、お父さんお母さんの顔もよぎるんです。心配させてごめんね。



▲プロが撮るとかっこいいんだけどねえ

まあ、寧夏まで行ったという事で良しとしよう!

ツアーはその後、有名な映画撮影所とかいくつか廻って夜にまた銀川に戻ってきました。

■4日目はまた銀川市内
またやることがなくぶらぶらして過ごしました。


▲中心部の広場 ちっちゃい天安門


▲小腹がすくと名物の麺食べて


▲ビール買って飲んで

■5日目はついに帰宅
ああ、やっと帰れる。銀川はわざわざ行くところじゃ無いな。

■最後に
僕は旅行に行くと、いつも「いつまでも旅行していたい」と思うんです。
無職になったのは残念ですけど、逆に言うと「旅行し放題だぜ!ヒャフォオオオウ!!!」とも思いました。

ですけど、いざ無職になると全然。
生活の事とか、両親の事とかが気になってあんまり楽しくない。
もしかしたら有職の時に銀川に来ていれば、もっと楽しかったかも。

無職になってわかったことは、「余暇は余暇だから楽しい」。
余暇がメインだと旅行が楽しくない。

だから、これからずっとなるべく、何があるわからないけど、頑張って「切らすに働こう」と思えました。
これが実は収穫だったのかもしれません。



<お問い合わせはこちら>
shengshowchina@yahoo.co.jp

★ブログランキング参加しました
にほんブログ村 海外生活ブログ 上  海情報へにほんブログ村


寧夏回族自治区で中国版ピラミッドを眺める旅(1)

2014-11-26 | 旅行大好き


留学の終わりごろに入った某中国企業でクビになった海外無職時代、暇なので旅行にいくことしました。

今回の行先は「寧夏回族自治区」
大昔に寧夏国って国があったそうでして、なんでもそこの王の墓、「西夏王陵」ってのが中華的ピラミッドで有名なのです。

あと、個人的に字面が好き。「寧夏」って良い字面だと思いません?ロマンを誘われるというか。なので行き先に決定したわけです。

■とりあえず省都銀川(いんちゅあん)へ
安い早い快適と三拍子揃った中国を代表するナショナルフラッグキャリア、春秋航空上海から銀川市へ飛びます。3時間ぐらいでしたかね。

僕の他に日本人が一人乗っていて、ただ中国語ができない旅行者だったようで、フライトアテンダントのお姉さん(美人)とトラブっていたので、通訳しました。

日本人「内モンゴルにいきたい」
お姉さん(美人)「この飛行機は寧夏行き。内モンゴルにはいかない」

という内容だったかと。

■ちなみにこの日本人は正しい
内モンゴルは桁違いに広いので、場所によっては寧夏まで行って、地上でバスを乗り継いで目的地を目指すのは正解です。
つまり、彼は「銀川で飛行機を降りたら、どうやって内モンゴルまで行けば良いですか」と聞いていたわけです。
フライトアテンダントのお姉さん(美人)は質問の意図が分からな かったんですね。

■とにかく銀川到着

▲銀川空港

とりあえず乗合バスに乗って中心部に向かいます。

なんか銀川って省都のわりにクソしょぼいんです。
何にもない。まあ、確かに回族と思しき人はいっぱいいますけど、ここも漢族が
多数派の様子。とにかく何もない。人間はたくさんいるんですけどね。



ぶらぶらと市内を観て回りますが、ぶっちゃけ1時間ぐらいで飽きてたかも。
あとは宿探し。事前に調べた限りでは、ドミトリーは無さそうだったので、適当に入ります。
一泊いくらだったかな、忘れたけど1泊60元くらいだったかな。



「中国版ピラミッド 西夏王陵」には2日目に行こうかと思い情報収集。
どうも公共交通機関で行けないことはなさそう。
ただ、効率が悪いみたいなので、現地で旅行会社の1日ツアーに申し込みます。
ただ、残念がら旅行3日目でないとツアーがないとのことで、2日目は ぶらぶらしないといけないそうです…。

■2日目 市内観光
回族自治区ですから、モスクを見たりするが、はっきり言って期待以下。

▲しょぼい

文化大革命のときに中国はモスクを壊してしまい、今国内に現存するのは80年代に再建にされたものがほとんど。
だから見応え無いんです。

あとは寧夏といえば牛肉麺。
これはやっぱり美味でして、3食全部麺にした。

▲美味 だがこれのためだけに行く価値はない

とはいえ、やることがなく。散歩しては一休み、散歩しては一休み、ぼけーっとして過ごした。

ただ、この時、僕無職なんですね。
夜、ぼけーーーっとして公園で行きかう人を眺めていると、なんだか悲しくなってきました。
なんで俺こんなところに一人でいるんだろうと。

このまま思考をめぐらすと、どうもダークサイドに落ちそうな感じがしたので、早々と宿に帰って眠ることに。
嗚呼、朝よ、早く来い。つげ義春のマンガの一コマのように、闇に呑まれてしまうよ、このままじゃ。

■最後に
今日はここまで。
一度旅行へ出かけると、いつまでも旅行をしていたくなるのですが、今回は少し違ったかもなあ、と考えているうちに朝がやってきました。
どうやら少し寝たようです。良かった。
(2)へつづく

寧夏(ねいか)のくこ 500ml 2本セット
クリエーター情報なし
蓬菜の八仙



<お問い合わせはこちら>
shengshowchina@yahoo.co.jp

★ブログランキング参加しました
にほんブログ村 海外生活ブログ 上  海情報へにほんブログ村


【独房】重慶マンションに初宿泊

2014-11-25 | 旅行大好き


香港といえば重慶マンション、チョンキンマンションですよね。
広東語ですから、チョンチンマンション(中国語)じゃなくて、チョンキンなんだす。

沢木大先生もここで1ヶ月ほど遊んだあと、壮大な旅行にお出かけしました。

スマホユーザーのための海外トラベルナビ 香港・マカオ
クリエーター情報なし
ゴマブックス株式会社



■香港は何度も行ってますけど
香港には何度も行っているんですが、日本人バックパッカー的には「幸福旅社 (ラッキーハウス)」か「ゴダイゴゲストハウス」に泊まったほうが安い ので、 そっちばかり利用していました。

ただ今回はせっかくなので重慶マンションに泊まってみることにしました。

■深夜2時に深圳から国境超え
深圳で用事があったので、それを済ませていたらすっかり遅くなってしまい。
仕方なく深圳側は福田区の皇崗口岸からゲートを越えました。
ここは中国-香港間で唯一24時間通行可能なんです。



▲位置関係


▲国境風景(香港側)

なので、香港で遅くまで遊んでいても、深圳側に行けますし、つまり逆もしかりです。

■とりあえず旺角(モンコック)まで
深夜ですが香港の中心部各地にバスが24時間で出ています。
行き過ぎて香港には慣れていることもあって油断してましたが、とりあえず旺角 (モンコック)まで行けばなんとかなるさ、ということでバスに乗り込 みます。

ここはまだ国境なので、香港ドル、人民元両方使えます。
香港ドルだと37HKD
人民元だと40RMBでした。

バスに揺られること30分くらいかな?うとうとしていると香港の中心部に到着 です。
ただここで大問題。僕は香港ドルをほとんど持っていないのです。


これじゃあビールすら買えない。とりあえずその辺の通行人に銀行の場所を聞い て、香港ドルを調達。
僕は広東語はできないので、中国語(北京語)で聞くわけですが、香港人からは広 東なまりが強い中国語で返事。
このなんとも言えない気の抜けたアクセント(失礼)が「香港に来たぜ」と感じます。

■この時点で3時、ねむい!
とにかく猛烈に眠かったのでタクシーで重慶マンションへ。
入り口にはガラの悪そうなインド人がたむろしています。
この無国籍な感じが香港なんだよなあ。



すばやく彼らの客引きをかわし、なんとなく目に付いた12階の北京賓館に泊まることにします。

3時で既にフロントのおっちゃんは寝てましたが、むくりと 起き上がると「一番安い部屋は200ドルだ」と。

いきなり一番安い部屋を勧めてくるあたりが旅人慣れしてますわな。

これだけ無国籍な感じでも、ここだって中国。中華人民共和国香港特別行政区。
良い意味でも悪い意味でもなく、「懐」が深いというか、広い国だなあと思うほかないです。

■ザ・重慶マンションな独房スタイル
重慶マンションの部屋はこれぞ深夜特急の世界な独房スタイル。
これ2畳も無いと思います。結局ここには2泊しました。



この時点で深夜4時。疲れてたので崩れ落ちるように眠りにつきました。
まあ僕には安心して眠れる環境であれば、部屋の設備とかはどうでも良いので、 快適でした。
旅行してます感もあって、これがいいんですよ、旅行は。 良い気分転換になりました。

▲どこか忘れたけど異国情緒あふるる通り

■最後に
寝なれてる自宅が一番なのは当然なんですけど、僕から言わせれば、フォールスリープしてしまえば、ヒルトンも重慶マンションもさして変わらず。
インドリームしてるときはどこで寝たって同じです。一人なら。

僕はいま、結構出張が多い仕事してるんですけど、現地採用のクセに良いホテル 泊まるんですよ。
会社の方針で。僕は一泊数十元のところで構わないん で、差 額くれませんか?それかお客さんのために、見積もり安くしたいんですが。少しでも。



<お問い合わせはこちら>
shengshowchina@yahoo.co.jp

★ブログランキング参加しました
にほんブログ村 海外生活ブログ 上  海情報へにほんブログ村