中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

海外に「住める」という実感

2014-09-30 | 現地採用事情
上海に来て、3年過ぎました。

こちらに来たのは2011年ですが、本当に一大決心、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、降り立ちました。
3年も過ぎると、多くのものが当たり前の日常風景へと変化しました。


■外国語を話す事ができるワタシ
3年前は何もわからなかった中国語ですが、今は、困る事がほとんど無い程度に話す事ができます。
外国語が自由に話せるようになるなんて、少し前は思いもしなかったです。

■生活に慣れた
上海での生活に、ずいぶん慣れました。
公共料金の払い方や携帯電話の買い方、日本では当たり前にやっていた生活上のTipsも来た当初は全然わかりませんでしたが、今では当然、知っています。

■現地採用だからこそ
現地採用は貧乏です。だから、時には汚い食堂で食事をしたり、シャワーの水量が少なかったり、窓の立て付けが悪い家で凍えたりすることもあります。また、30過ぎても、高級レストランに行く事は少ないし、百貨店で買い物をする事も少ないでしょう。
貧乏な経験は、現地採用だからできることです。


■中国なら、「住める」
今後、もしかしたら日本に帰る事があるかもしれない。

もう、僕の脳髄には「中国なら住めるぞ」と叩き込まれています。
日本での生活に行き詰まった時は、「中国に行けば良い」という選択肢が自分にできたのは大きかったと思います。


それに、一度海外に住んだ経験があるので、さらに他の国へ行く事になっても、大きな抵抗はないと思います。
羽が生えたような感覚があります。



現地採用は貧乏なので、駐在員と格差を感じて卑屈になる人と、割り切って貧乏を楽しむ人の2パターンあると思います。
貧乏というとイメージが悪いですが、貧乏を楽しむ事で、視野が広がったんじゃないかなと思います。

貧乏のまま、身分が固定されると悲しいですが、多くを求めず、今の暮らしを楽しむことは、自分にとって良い影響がある気がします。文句ばかり言っていても仕方ないですから。





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深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
沢木 耕太郎
新潮社

日本を出発する頃合い(現地採用でも、社会人留学でも)

2014-09-29 | 社会人留学
バックパッカーのバイブル、「深夜特急」という本がありますが、作者の沢木耕
太郎が「香港マカオ編 文庫版1巻」の巻末対談で、
「海外に出る年齢はいつが良いか?」
について言及しています。

■沢木耕太郎って誰?
日本の小説家です。横浜国立大学を卒業して、せっかく富士銀行に入行したの
に、即退社して、香港からロンドンまで、バックパックで旅行をした日本人
バックパッカーの先駆者です。

■深夜特急って何?
1986年に発表された小説です。香港からロンドンまでの紀行小説で、文庫版は全6冊。
「今すぐ仕事を辞めたくなる」第1巻の評価がすごく高いです。
発表から30年近くが経過し、社会情勢や交通事情が大きく変わった今も、日本人バック
パッカーのバイブルとして、語られ、読み継がれています。

■沢木はいつ出発した?
26歳のときに、「自宅にあった小銭までも掻き集めて」香港に行きます。目的地
はロンドンです。

■20代後半での出国
彼は、20代後半での出国が良いと話しています。
自分の体験から、そう感じているようです。

「20代前半ほど、若くはない」「30過ぎほど老けてない」。

20代後半と言えば、大学も卒業し、仕事を始めて少し時間が過ぎ、
社会の事もなんとなく分かってきた。でも、何かが足りない。つまらない。

■僕は20代後半で最初で最後の留学をしました
旅行であちこち回るうちに、どうしても海外に住みたくなってしまいました。

1年くらいかけて「社会人の語学留学」「海外就職」について調査をしました。
現地採用に「身を落とすと」、薄給でキャリアも積めず、「お先真っ暗」になる
可能性が高いことが分かってきました。


「お先真っ暗」になっても、「海外で暮らしたい、海外で仕事がしたい」という
のが結論でした。


20代後半で、仕事にすこし自信がついたこともあり、挑戦してみたいという気持ちがあったのも事実です。
ただ、語学力をつけるために、一度留学をした方が良いのかなという結論に至って、いきなり 就職ではなく、
留学することにしました。

■20代後半では見える世界がきっと違う
自分のお金で留学をしたこともあり、勉強する姿勢が違いました。
あんなに机に向かったのは大学受験以来だったかもしれません。
それに、ある程度 「中国語をモノにできなければ、お先真っ暗というか漆黒」
と感じていたので、むしろ日本で働いていたころよりも一生懸命だったかもしれません。

また、友人関係に悩まされることなく、友人とは仲良くしつつも、べったりにならず、
勉強することができました。

逆に若いと周りに流されてしまったかもしれません。
大学以来数年ぶりの学生生活でしたが、何かちょっと昔と違いました。

■やっぱり20代後半は出国するには良い頃合い
語学学習については、早いうちに始めた方が良いです。若いうちに。
失った時間は取り戻せないので、「思い立った今が一番若い」ということです。

しかし、交換留学とか駐在といった、日本に根が残っている状態を除き、出国する時期としては
20代後半が良いのではないかと思います。

自分で選んでいるので、良い意味で周りに惑わされないし、友人関係も一歩引きつつ、自分にとって
最良な人材を自然と選べるようになっています。

また、「後には引けない年齢」でありながらも、「ギリギリ引ける年齢」でもあり、失敗だと判断したら日本に戻って再スタートをすることも「ギリギリ可能」です。

よって、大卒後2,3年働き、25~27ぐらいまでに出国。
30くらいまでに結果を振り返り、次の可能性を探るような動きができると良いのではと思います。

実際のところ、僕はそれよりも少し遅れてこちらに来ました、そこについては後悔があります。

もし、自分よりも少し若い人がこの文章を読んでいるのならば、と思って、記事にしてみました。


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深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
沢木 耕太郎
新潮社

欧米人が中国語を学ぶ理由

2014-09-28 | 社会人留学

留学経験したという背景があるからではあるのですが、僕には外国人(日中以外)の友達が多いです。
友達が友達を呼ぶという感じで、留学終わってから約2年経過してますが、僕と同じように上海で仕事を見つけて暮らしている外国人もたくさんいます。

ヨーロッパから来ている奴もいるし、韓国とか、ミャンマーとか、タイとか、メキシコとか。
さすが大都会上海。金曜日の夜とかは彼らと飲んだくれていることが多いです。

■欧米人も中国語を勉強している
アルファベットの国から来てるのに、この「複雑怪奇な漢字をゼロから学んでモノにしよう」
っていうその根性に僕はマジで敬服するし、その一点だけでもマジすげえって思います。

だってサンズイが水に関係する「偏」だとか「草かんむり」とか一切知らない訳ですよ、ものすごい挑戦でしょう?
しかも、めちゃ上手いヤツとかいるし、発音も鬼奇麗だったりする。


■欧米人は何故中国語を勉強するか
ここでは華僑で、「中国に自分のルーツがあるから」って人は申し訳ないが置いておいて、
「青い目をしたあいつら」が何故中国語をやるのか、というところです。

だいたい以下3つ。

(1)「アジア好き、語学好き、旅行好き」
オー漢字ワンダフル!とか思っちゃうそういうタイプです。
意外と日本と中国の違いとか知らなかったりする。
同じ漢字圏の国だということで、日本は小さな中国ぐらいに思っている奴もわりと居る。
中国語をある程度覚えたら中国一周の旅に出たりする奴も居ます。

(2)「チャンスを求めて」
自国で中国の存在感が高くなっていて、中国語を覚えるとチャンスがある。
例えば契約書なんかでも今までは「中国語→英語→母語」で作っていた書類が中国語を覚えることでダイレクトに翻訳できるようになる。
より高い学歴をつけるために、そのまま大学院とかに入学するひとも居ますね。

(3)「生きていくために」
申し訳ないが、自国は経済的にだったり内戦だったりでボロボロで、自国内じゃ全然仕事が見つからないタイプ。
それで、デカイ国だし中国語覚えて中国で暮らしていこう、って考えている人たち。

(3)の人は中国好きでない人も多いですけど、感覚的には一番がんばる。
生きてくためだから。
「いつかは両親を中国に呼んで暮らしたい」とか考えている人も多い。
中国は平和な国だと感じるみたいですね。


■日本人は欧米人の5倍くらいのスピードで中国語を習得できる
中国語と日本語は発音と文法が完全に違いますけど、単語や熟語はかなり共通性があり、日本人の習得は早いと思います。

でも、非漢字圏の人が漢字を覚えるのはすごく大変。「しゃべる」「聞く」はそこそこでも、
「読む」「書く」がしんどいらしい。それは納得できます。

僕は、ほぼゼロスタートの状態で留学になってしまいましたけど、欧米人は同じクラスに居た奴も聞くと自国大学の、例えば「コペンハーゲン大学外国語学部中国語学科(実際あるかは知らん)」みたいなところで、5年とか勉強してから来てました。

書き取りの授業とかはマジで大変そうで、そもそも原稿用紙のマス目の中におさまるように漢字が書けない。書くのも遅い。
でもすげえ真面目に頑張ってる。めちゃくちゃ遠いヨーロッパとか中米とかから来て、必死に漢字を書いてる。

この気合いだけで尊敬に値すると思います。


■中国人は欧米人が中国語を話すと震える
むちゃくちゃ仲の良いイタリアーノとフィンランド人と3人で安徽省というところに山登りしにいった時の話ですけど、やっぱり中国の田舎には欧米人なんて居ないので、商店のオヤジがマジで震えてた笑。

「なんでお前は中国語を話せるんだ?」って。

その点、日本人は損ですね。見た目似てるから、イタリアーノほどのインパクトは残せません。


日本人同士で戯れるのもいいですけど、いろんな外国人と話すのも、色々な価値観に触れられるので楽しいです。
20代後半から始める国際交流。いやいや、そんな事は大学生の時にやっておけって話なんですが。

もう3年以上の付き合いになる奴も多いです。一緒に山登りしたちなみにそのフィンランド人はもう帰国したんですが、僕は空港に送りにいって泣きましたw 30手間のオッサンが友達との別れでガチ泣き。そんな事してる暇あれば働けボケって話ですね。

今日はこの辺でおしまい。





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現地採用の代わりは腐るほどいるのが現実だが、 長く働いた方がいい、でも帰国時は逃すな

2014-09-27 | 現地採用事情
「現地採用はバカばっかり、モノってヤツを知らねえ、アホだクソだボケだアウトオブ眼中
だ、だいたい奴らの代わりなんていくらでもいるんだからよ」こんな話が、夜な夜な上海の日系居酒屋で繰り広げられています。



駐在員「あと何年ぐらい上海ですか?」
現地採用「いやあ、現地採用なんでわからないっすね」
駐在員「あーそうなんですか(見えないATフィールドを発動)」


これまでずっと自分が現地採用でありながら、
卑下するような記事を書いてきましたけど、これが現実です。


■若手現地採用はそもそもの社会人経験が短い
大卒で、26で海外に行ったとしましょう。そうなると最長で4年の経験しかない。
浪人したり、院卒だったりすると、さらに短かく、現地採用者は社会人留学経験者も多いので、MAX4年の経験を積んでいる人は多くない。




■第2新卒状態での転職活動を日本の地方都市でするに等しい
人材紹介をやっている親しい友人から聞きましたが、「上海の日本人現地採用の求人規模って日本の地方都市ぐらいの規模感。仙台とか札幌とか、そんぐらい」と言ってました。日本の地方都市ぐらいの求人数ということです。
ウロオボエ。間違えたらごめんなさい。



あまり経験の無い状態で現地採用の転職活動に臨むので、さほど多くない判断基準、
そして「外国における日本人向け求人という狭い選択肢」から仕事を選ぶことになります。


上海といえば、グローバルメガシティであり、魔都であり、なんだかものすごく
大きなモストビッゲストシティインエイジアな感じがしますけど、一介の日本
人が上海で初めての就職先として選べる選択肢って、実は、そんなに多くありません。

ちなみに英語か中国語がハイパー堪能で、欧米系、現地系が選択肢に入る人はもうちょっと広がります。
これでも上海が一番多いんですよ、中国大陸では。
あえて大陸と書いたのは、香港の状況を僕は何にも知らないからです。誰か教えてください。




■採用側も選択肢が少ない
求職者の数も多くないです。企業側も、実はあんまり選べない。
日本で採用活動をしていても、欲しい人物像に合致する求職者なんて中々見つからないのに、
海外で探すとなれば、もっと少ない。企業も大変です。




■総経理は採用のプロじゃない
中国の会社組織で一番偉いのは、一般的には総経理という役職の人です。
現地法人の責任者です。

彼ら彼女らは、採用のプロではなくて、営業だったり、生産だったりのプロです。
そしてプレイングマネージャーであり、偉いから付き合いも多い。猫の手も借りたいほど忙しい。


だから、求職者の事を、見ているようで、見ていない。
とりあえず、「なんか良さそうだし、人も足りねえし、採用しちまえ」と、そういう感じで採用されちゃったりする。




■ミスマッチが発生してしまう
求職者の方も、現地法人の社風なんかは調べにくいですし、「採用されたし、まあいいか」と入社してしまう。

そしていざ入社してみると、「何か勝手が違うし、給与安いし、思ってたよりも物価高くて生活楽じゃないし、中国人と働くの疲れるし」となって、
「海外で働く経験は積んだ(はず)から、もう日本へ帰ろう」通算2、3年くらいで帰国してしまう。
で、また新たな人が採用される。来たい人は一定数いますからね。

■でも、まだ帰らないで
駐在員ならそれでもいいんです、帰任したとしても日本で仕事があるから。
ただ、現地採用は、「帰国=無職」です。日本に帰ったらまた仕事を探さなければいけない。

せっかく日本で働いていたのに、辞めて、貯金はたいて留学して、
安月給の現地採用で勤労し、大した結果も残さず、年だけ食って帰国する。しかも日本での経験も短い。
海外での経験も短い。中途半端。語学ができると言っても「普通に上手い」程度。
達人レベル、仙人レベル、異次元レベルではない。


こうなっちゃうとツライと思います。
だから、1つの職場で3年くらいは働いた方が良いのかなと思います。
ものすごく日系っぽい考え方だと思いますが。




■腹落ち感を持って帰国する
ただ、別に長く居たから偉いとかそういうことではなくて、
「滞在は1年だったけど、ビジネスチャンスを見つけた」
「長くは居なかったけど、中国法人立ち上げ要員としてヘッドハンティングされた」とか、
何か、帰るべき理由があれば良いと思います。

現地採用は帰国を自分で決められる分、いまこそ帰国時ってあると思うので、逃しちゃいけない。

あとは、「両親のそばにいたい」とか。家族ネタでも良いと思います。
「病気になっちゃって、海外就職どころちゃうで」とか。命どぅ宝。

どんな時でも一番大事なのは腹落ち感。不本意であっても、納得できるかどうか。


「何か勝手が違うし、給与安いし、思ってたよりも物価高くて生活楽じゃないし、中国人と働くの疲れるし…もういいや」
ってのは、できれば避けたい。




日々上海で暮らしていると、ものすげえムカつくし、理不尽なことが沢山あります。

個人的には、「もう無理、俺は頑張った」と思えるところまでは、海外に居た方がいいと思うし、
「彼は現地採用だけどすごくがんばる」と周りから評価されるようになるまでなるまでは、同じ職場に居るつもりです。

今所属している職場に貢献したいとかは全く思いませんが、自分のために。
あとは担当しているお客さんのために。あんまり貢献できてないけど。。

あ、でもすごく待遇の良いところが見つかったり、儲け話があればさっさと動く、
変わり身の早さも現地採用には必要な態度だと思います。




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現地採用者は、交流会に参加するな、戦闘力がたったの5しかないから

2014-09-26 | 現地採用事情

中国に来てから3年経ちますが、
日本人の友達(気軽に電話が出来る人)は僕に4人しかいません。
片手で足りちゃいました。


知り合いという意味では、もう少しいますけど。

海外では「人脈、身分」の多寡で相手の戦闘力を計ります。

日本国内でも、同じ傾向はありますが、海外ではより顕著なんじゃないかなと感じます。
「■■の○○さんは俺の飲み仲間」
「○○区の公安(警察)には顔が利く」
「在中○年で、ここらじゃあの人は主と言われてる」

そんな話をたくさん聞きます。


■現地採用者の身分は高くない
現地採用者の身分は高くないです。
給与が安くて決裁権も小さいから。

特にこちらに来たばかりの現地採用者は、上海の事情を何も知らない。
うまい店とか、その程度の事も全然知らない。
相手からすると旨味ゼロです。

雇用形態に関わらず、「個人対個人」でちゃんと接してくれる人なら良いのですが、
世の中そんなに良い人ばかりじゃない。

まあ、大体知り合った当初は利害関係があったりしますよね、学校じゃないし。
互いにギブテイクする中で、人間関係ができていくと思います。

何一つギブできない現地採用者は、軽く見られます。





■現地採用者は交流会に行くな

現地採用者の海外における戦闘力は5です。
ラディッツが地球人のおっさんに「戦闘力…たったの5か…ゴミめ…」と言ってましたが、
これが、駐在員が現地採用者を観る目です。

悲しい思いをするかもしれません。だったら行かない方が良い。




■日中交流会に現れる中国人は現地採用者の戦闘力を知っている
上海で開催される日中交流会に参加している中国人の多くは、日本語が堪能であり、
人によっては日本事情に詳しい人も多いです。また、日系企業で働いている確率も高い。
だから、知ってるんです。

現地採用者の戦闘力の低さを。
「日本から派遣されて来たの?それとも中国で仕事を探したの?」と聞いてきます。





■中国人の友達が欲しければ、交流会以外の場所で探すべき

中国人の友達を作る際、やはり「日本語に興味がある」「日本好き」という方を探した方がキッカケにはなり易いです。かつ、勉強中の身がいいですね。

大学生が良いです。基礎学力があるので、勉強が捗りますし、一緒に相互学習をしながら、仲良くなるきっかけになります。紹介はしませんが、勉強相手を探すサイトなんかもあります。

それから、職場の同僚とか。
これは、普段一緒に接してて互いの事をよく分かっているので、戦闘力だけでの判断になりませんから。

一番面白いのは、「日本人なんて見たことない」という人と友達になることですが、これは語学力が要求されますし、共有できる事項が何一つないので、至難の業です。




■第三国人と仲良くすべき
上海はグローバルメガシティなので、第三国人(日中以外)の国籍の方もたくさんいます。
彼らも「外国人として中国に住んでいる」ので、マイノリティ同士仲良くなり易いです。
第三国人の話は、これで1回書くネタになるので、これぐらいで。




■でも日本人の友達は絶対に必要
やっぱり文化的共有のある相手と、母語で語り合うのは楽しいですし、楽です。
日本人の友達は居た方がいいです。海外の同胞ですから。


ただ、「スタンド使いは引かれ合う」というか、波長が合う相手、
自分に対して 真面目に接してくれる相手というのは、交流会に行かなくても、
何かのキッカ ケで知り合うもんだと思うんですよね。
それは営業先の担当者かも知れないし、職場の上司かも知れない。

引かれ合った相手は、どのような属性でも、関係ないです。
友達は友達。わはは。




■現地採用者は修行すべし
現地採用者は身分が低く、交流会などに参加すると疎外感を感じることもあるでしょう。

だから、自分の足で歩いて、他の居場所を探す。

旅行をするのも良いし、食堂の店主と仲良くなるもの良い。
家で語学の勉強に励むのも良い。
オレンジレンジの「上海ハニー」を改めて聞いてみて、「全然ちげーじゃねーかよ!上海に浜辺ねーよ!」と憤慨しても良い。
浜でランデブーしたいっす。


ましてや、転職したてだったりするなら、仕事の事を家で考えても良いし、
残務処理をしたって良い。


海外に来たのは、日本人同士で居酒屋に行くためじゃないでしょう?




僕は元々コミュニケーション力が低く、長い間悩んできました。
広く浅く付き合えないタイプらしいです。

あとね、人から自分のテリトリーに踏み込んで来られるのも嫌。
テリトリーというと。。海藤を思い出すな。。

海外に来てもそれは性格なので変わらず。

その分、群れない性格を獲得できたのかなと思ってます。
人嫌いという訳ではないですが、社交性が皆無なので。

まあ、こんな僕でも外国で仕事を見つけてそれなりに暮らしてます。




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