「モノ」を撮ったり、フィギュアを撮ったり、という以上に、うちで遊ぶネタ、特にカメラで遊ぶネタ作り。
最近、ずっと頭にあったことではあったが、ようやく行動を起こした。
金はそれなりにかかる。ゼロというわけにはいかない。必要なものは買う。一方で、安いことだけ、金がかからないことだけ優先させるような買い方はしたくない。
■まず何を撮るのか?それを具体化する
当たり前といえば当たり前。特にスモールスタートをしようと思うと、まずこれを決めないことには、動くに動けない。
今の時点で一番したい、と言えるのはフィギュア撮り。
サグラのきままブログ
、、、こんなところを見て愕然とする。、、で、二の足を踏む。
結局堂々巡り。今もってあまり明確ではない。とりあえず、CANONETなんかを被写体として、スタートすることに。
■バンクライト
ライティングの話にあると登場するキーワードのひとつ、フィルインライト。対象となる被写体がある付近を光で満たす(フィルイン)ための面光源。
なければいけないというようなものでもないが、やはりあるのがベター。
適当に考えて、代用品はないか?と考えるなら、何らかのカバーがついた蛍光灯は使える。ただ、その蛍光灯の真下周辺以外での撮影活動はできないのがネック。
上のサイトを見ると自作していたりする(途中から既製品を購入しているようだ)。
ポイントとしては、、
・なるべく大きな方がよい(ただし、大きいと重い。既製品の場合、高い)
・どこにどうやって置くのか?固定するのか?
フィルインライトだからと言って、必ずしも上から照らすのみ、ではない。
既製品の場合、三脚のようなスタンド、の上につけて使う製品が主力。しかし私の場合、まず、上から照らすことが多くなるだろうと考え、テーブルの天板にクランプ?で固定するようなものの方がベターであろうと判断した。結果、これになった。
HB-45S(LPL)
■メインライト
これも、もしあるならフラッシュがあれば十分かも知れない。
ポイントとしては、、、
・配置がある程度自由にできる(スタンドに固定できるとよい)
・どちらかというとスポット光
玉ちゃんのライティング話というのを参考にしているが、ライティングの基本としては、フィルイン+メインライト。全体を満たすフィルインと主として被写体を照らすメインライト。
本当にこれが最適か?といわれるとよくわからないが、レフ球か、レフ球でなくても、内側が反射面になったフードつきのものがよいのだろうと思う。
■色温度
バンクライト、メインライト、その他フラッシュ等同時に使用する光の色温度。
それらが違っていたとしても、小さなブツ撮りのような狭い範囲で使っている分には(少なくとも私の目には)よくわからない。ただ、「あれ?」という事態を引き起こさないためにもそろえられるならそろえておいた方がよいようだ。
ここで、色温度の表現について整理しておく。
昼光色:蛍光灯をじかに見たとき、白っぽく、しいて言うなら少し青っぽく見える色のもの。色温度は6500K前後。
昼白色:「白」という文字にだまされてはいけない。蛍光灯をじかに見たとき、わずかにオレンジ、肌色?っぽく見えるもの。「デイライト」と表現されることもある。色温度は5500K前後。
白色:これも「白」という文字にだまされてはいけない。色温度についてはよくわからないが(4000K前後か?)、昼白色と電球色の中間の色合い。というか、もともと、「昼白色」という表現が白色と昼光色の間ということから来ているらしい。
電球色:いわゆる裸電球の色。パッと見、はっきりとオレンジ。色温度は2800K前後。
蛍光灯の色の表記については、色温度を表記しているものはどちらかというと限られていて、「昼光色」といった日本語表現が主流。
すでに購入済であったニコンのフラッシュ。正確な色温度についてはわからないが、パッと見には昼光色に思える。
バンクライトのHB-45Sについてきた蛍光灯は6500Kの蛍光灯だったので、変える必要はなかった。
メインライトに関しては、昼光色の蛍光灯(レフ球)を購入した。
■テーブル
~高さ~
ブツ撮りとなると当然、カメラは三脚に固定して撮影する。三脚に固定するということはある程度の高さになる。
すると、被写体側もある程度の高さに配置する必要がある。
理想的な高さは、三脚の高さの微調整がしやすい高さということになる。
ローアングルが使えるか、エレベータがあるか、で状況は変わってくるが、ローアングルは低い高さに対応はできるが、まず、エレベータがあってもエレベータチューブをはずす必要があるため、エレベータによる高さ調節はほぼできない(2~3センチ程度は可能だが)。すると、脚で高さを調節することになるが、それは少々面倒と言うか、どのくらい伸縮させれば、どのくらい高さが変わるか知らないと、何度も何度も脚を伸縮させる羽目になる。そのため、ローアングルは使わなくてすむなら、使わなくてすむ高さがベター。
~広さ~
背景のことは考えないのであれば、被写体を載せられる広さがあれば十分なのだが、背景紙などを使用する場合、最低でもその短辺(1091mm x 788mmであれば、788mm)が収まることが望ましい。背景紙がテーブルからはみ出してしまうと、紙が垂れ下がって折れ目がついてしまったり、引っ掛けたりして余計なトラブルの元になる。
テーブルを二つ使うようなケースは二つでその広さを確保できればよい。
~天板の厚さ~
クランプつきのバンクライト(上記のHB-45Sなど)や、アームつきのクリップなどを固定する場合、厚すぎても薄すぎても問題がある。クランプの場合はある程度、厚くても薄くても対応はできるが、アームつきのクリップの場合は10,15~30,35mmくらい。
■背景紙
~サイズ~
「背景紙」として売られているものは、幅180cm、長さ10メートルなどの巨大なものもあるが、個人的に小規模なブツ撮りをするのにそんなものは不要。180cm幅のものを売っているメイカーだと、135cm幅、90cm幅といったものもある。
背景紙として売られているわけではないが、その用途でも使える代表的なものが模造紙。このサイズが1091mm x 788mm。788mmという幅は、広角マクロ的な撮影手法をとる場合はやや微妙な感じだが、そうでもなければ、十分。
~色~
まず、基本は白。よほど、ほぼ真っ白け、、といった被写体でもない限り、とりあえずの背景として使える。色かぶりや、影などは目立ちやすいが、撮影時に光を当てるとか、画像処理で白くつぶしてしまうとか対応はしやすい。
黒。これも基本のひとつだと思うが、紙の場合、光を当てるとどうしても白くなってしまうので、
被写体には光を当てるが、
背景には光を当てない
といった工夫が必要となる。
反射をなるべく抑える素材として、
ハイミロン
がある。
■背景を固定する/つるすもの
本格的なものを買おうとすると、2万とか3万とかする。思い切って、簡易にやるなら、突っ張り棒などを使うやり方や、同じような高さの台(片方はたんすとか)の上に物干し竿を置くと言った方法が考えられる。ただ、簡易にやろうとする場合、
・ある程度以上、安定していること
・事故が発生した場合の被害が少ないこと
は最低でも考慮しておく必要がある。
■ディフューザ
メインライトもあえて面光源のような使い方をするとか、光量を減らす(調節できるようなライトは値段もそれなりに高い)ためにディフューザとして利用されているのが乳半(乳白色半透明)アクリル板。厚さやサイズによって値段が変わるが、厚さ2mm、サイズ32cm x 55cmでだいたい1000~1500円くらい。
厚さ1mmだとペラペラですぐに折れてしまいそうな感じ。2mmくらいが扱いやすい。
■レフ板
、、といっても「レフ板」として売られているものは必ずしも必要ではない。使い方にもよるが、100円ショップなどで売られている適当なサイズの白いスチレンボードや、画用紙とかスケッチブックのほうが却って扱いやすかったりする。
■その他
クリップや洗濯ばさみなど:背景紙をつるす場合に必要
セロテープや何らかの重し:背景紙をテーブルの上で簡単に固定するのに必要
「どっちもクリップ」:アームつきのクリップ。ディフューザや、レフ板を固定するのに使う
クリップオンディフューザ等:本来の用途ではないが、部分的に被写体のテカりが目立つ場合、さえぎってテカりを抑える。テカり具合にもよるがPLフィルタを利用する方がより効果的かもしれない。
最近、ずっと頭にあったことではあったが、ようやく行動を起こした。
金はそれなりにかかる。ゼロというわけにはいかない。必要なものは買う。一方で、安いことだけ、金がかからないことだけ優先させるような買い方はしたくない。
■まず何を撮るのか?それを具体化する
当たり前といえば当たり前。特にスモールスタートをしようと思うと、まずこれを決めないことには、動くに動けない。
今の時点で一番したい、と言えるのはフィギュア撮り。
サグラのきままブログ
、、、こんなところを見て愕然とする。、、で、二の足を踏む。
結局堂々巡り。今もってあまり明確ではない。とりあえず、CANONETなんかを被写体として、スタートすることに。
■バンクライト
ライティングの話にあると登場するキーワードのひとつ、フィルインライト。対象となる被写体がある付近を光で満たす(フィルイン)ための面光源。
なければいけないというようなものでもないが、やはりあるのがベター。
適当に考えて、代用品はないか?と考えるなら、何らかのカバーがついた蛍光灯は使える。ただ、その蛍光灯の真下周辺以外での撮影活動はできないのがネック。
上のサイトを見ると自作していたりする(途中から既製品を購入しているようだ)。
ポイントとしては、、
・なるべく大きな方がよい(ただし、大きいと重い。既製品の場合、高い)
・どこにどうやって置くのか?固定するのか?
フィルインライトだからと言って、必ずしも上から照らすのみ、ではない。
既製品の場合、三脚のようなスタンド、の上につけて使う製品が主力。しかし私の場合、まず、上から照らすことが多くなるだろうと考え、テーブルの天板にクランプ?で固定するようなものの方がベターであろうと判断した。結果、これになった。
HB-45S(LPL)
■メインライト
これも、もしあるならフラッシュがあれば十分かも知れない。
ポイントとしては、、、
・配置がある程度自由にできる(スタンドに固定できるとよい)
・どちらかというとスポット光
玉ちゃんのライティング話というのを参考にしているが、ライティングの基本としては、フィルイン+メインライト。全体を満たすフィルインと主として被写体を照らすメインライト。
本当にこれが最適か?といわれるとよくわからないが、レフ球か、レフ球でなくても、内側が反射面になったフードつきのものがよいのだろうと思う。
■色温度
バンクライト、メインライト、その他フラッシュ等同時に使用する光の色温度。
それらが違っていたとしても、小さなブツ撮りのような狭い範囲で使っている分には(少なくとも私の目には)よくわからない。ただ、「あれ?」という事態を引き起こさないためにもそろえられるならそろえておいた方がよいようだ。
ここで、色温度の表現について整理しておく。
昼光色:蛍光灯をじかに見たとき、白っぽく、しいて言うなら少し青っぽく見える色のもの。色温度は6500K前後。
昼白色:「白」という文字にだまされてはいけない。蛍光灯をじかに見たとき、わずかにオレンジ、肌色?っぽく見えるもの。「デイライト」と表現されることもある。色温度は5500K前後。
白色:これも「白」という文字にだまされてはいけない。色温度についてはよくわからないが(4000K前後か?)、昼白色と電球色の中間の色合い。というか、もともと、「昼白色」という表現が白色と昼光色の間ということから来ているらしい。
電球色:いわゆる裸電球の色。パッと見、はっきりとオレンジ。色温度は2800K前後。
蛍光灯の色の表記については、色温度を表記しているものはどちらかというと限られていて、「昼光色」といった日本語表現が主流。
すでに購入済であったニコンのフラッシュ。正確な色温度についてはわからないが、パッと見には昼光色に思える。
バンクライトのHB-45Sについてきた蛍光灯は6500Kの蛍光灯だったので、変える必要はなかった。
メインライトに関しては、昼光色の蛍光灯(レフ球)を購入した。
■テーブル
~高さ~
ブツ撮りとなると当然、カメラは三脚に固定して撮影する。三脚に固定するということはある程度の高さになる。
すると、被写体側もある程度の高さに配置する必要がある。
理想的な高さは、三脚の高さの微調整がしやすい高さということになる。
ローアングルが使えるか、エレベータがあるか、で状況は変わってくるが、ローアングルは低い高さに対応はできるが、まず、エレベータがあってもエレベータチューブをはずす必要があるため、エレベータによる高さ調節はほぼできない(2~3センチ程度は可能だが)。すると、脚で高さを調節することになるが、それは少々面倒と言うか、どのくらい伸縮させれば、どのくらい高さが変わるか知らないと、何度も何度も脚を伸縮させる羽目になる。そのため、ローアングルは使わなくてすむなら、使わなくてすむ高さがベター。
~広さ~
背景のことは考えないのであれば、被写体を載せられる広さがあれば十分なのだが、背景紙などを使用する場合、最低でもその短辺(1091mm x 788mmであれば、788mm)が収まることが望ましい。背景紙がテーブルからはみ出してしまうと、紙が垂れ下がって折れ目がついてしまったり、引っ掛けたりして余計なトラブルの元になる。
テーブルを二つ使うようなケースは二つでその広さを確保できればよい。
~天板の厚さ~
クランプつきのバンクライト(上記のHB-45Sなど)や、アームつきのクリップなどを固定する場合、厚すぎても薄すぎても問題がある。クランプの場合はある程度、厚くても薄くても対応はできるが、アームつきのクリップの場合は10,15~30,35mmくらい。
■背景紙
~サイズ~
「背景紙」として売られているものは、幅180cm、長さ10メートルなどの巨大なものもあるが、個人的に小規模なブツ撮りをするのにそんなものは不要。180cm幅のものを売っているメイカーだと、135cm幅、90cm幅といったものもある。
背景紙として売られているわけではないが、その用途でも使える代表的なものが模造紙。このサイズが1091mm x 788mm。788mmという幅は、広角マクロ的な撮影手法をとる場合はやや微妙な感じだが、そうでもなければ、十分。
~色~
まず、基本は白。よほど、ほぼ真っ白け、、といった被写体でもない限り、とりあえずの背景として使える。色かぶりや、影などは目立ちやすいが、撮影時に光を当てるとか、画像処理で白くつぶしてしまうとか対応はしやすい。
黒。これも基本のひとつだと思うが、紙の場合、光を当てるとどうしても白くなってしまうので、
被写体には光を当てるが、
背景には光を当てない
といった工夫が必要となる。
反射をなるべく抑える素材として、
ハイミロン
がある。
■背景を固定する/つるすもの
本格的なものを買おうとすると、2万とか3万とかする。思い切って、簡易にやるなら、突っ張り棒などを使うやり方や、同じような高さの台(片方はたんすとか)の上に物干し竿を置くと言った方法が考えられる。ただ、簡易にやろうとする場合、
・ある程度以上、安定していること
・事故が発生した場合の被害が少ないこと
は最低でも考慮しておく必要がある。
■ディフューザ
メインライトもあえて面光源のような使い方をするとか、光量を減らす(調節できるようなライトは値段もそれなりに高い)ためにディフューザとして利用されているのが乳半(乳白色半透明)アクリル板。厚さやサイズによって値段が変わるが、厚さ2mm、サイズ32cm x 55cmでだいたい1000~1500円くらい。
厚さ1mmだとペラペラですぐに折れてしまいそうな感じ。2mmくらいが扱いやすい。
■レフ板
、、といっても「レフ板」として売られているものは必ずしも必要ではない。使い方にもよるが、100円ショップなどで売られている適当なサイズの白いスチレンボードや、画用紙とかスケッチブックのほうが却って扱いやすかったりする。
■その他
クリップや洗濯ばさみなど:背景紙をつるす場合に必要
セロテープや何らかの重し:背景紙をテーブルの上で簡単に固定するのに必要
「どっちもクリップ」:アームつきのクリップ。ディフューザや、レフ板を固定するのに使う
クリップオンディフューザ等:本来の用途ではないが、部分的に被写体のテカりが目立つ場合、さえぎってテカりを抑える。テカり具合にもよるがPLフィルタを利用する方がより効果的かもしれない。
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