テニス観戦

2016-10-23 | 撮影のこと
10/22。世界スーパージュニアテニスの男女準決勝が、靭テニスセンターで行われる、ということで観戦に行った。目的はもちろん撮影。
以下はその時のメモ、思ったこと。

■使用機材
D810、70-200F2.8、2倍テレコン。
もともとあまり近寄って撮影する想定ではなかったため、おそらく大半が400mmを使って撮影するだろうと思っていたが、ほぼそうなった。
一脚は持っていないので不使用。あれば撮影が安定したか?と聞かれたら、どちらとも言える、ということ答になる。あったとしても、使い慣れていなければ、持って行くべきではないと思われる。

■設定等
◆◆シャッタースピード
ちなみに絞りは開放=5.6のまま変えることは無かった。
で、シャッタースピードだが、体はブラさず、ラケット、ボールがぶれた状態で撮影されるのがベストと考え、試しで1/250からスタートした。
1/250前後=体もぶれてしまって、写真としてかなり厳しい。
1/500~1/1000=ほぼ適切。中でも1/750~1/1000がベストと思われる。
1/1000~=1/2000辺りになると、ラケットはほぼ止まる。なので、止めた状態で狙うのであれば1/2000より速いシャッタースピードがベター。
◆◆ISO感度
10/22はたまにぽつぽつ雨が落ちてくるくらいの曇り。
400~800辺りで大体何とかなる。1/2000を使おうと思うと1600も必要。室内だとさらにプラス1、2段か?
◆◆連写
D810の秒間5連写程度だと、シャッター間の時間が長すぎ、1発目だけは良いが、2発目以降は遅すぎてダメ。1発目を外した時に「連写の2発目で何とか!」が保険にならない。なので基本はシングルショットで狙うべき。
◆◆フォーカスモード
AF-C。ダイナミック9点、または、ダイナミック21点。
被写体は常に動いているので、追随してくれるものでないと困難。9点、21点についてはどちらがよいかは判断がつかない。

■撮影結果はなるべくチェックする
フォーカスポイントはなるべく動かしたくない。面倒なので。すると、撮影結果を見て、「どのあたりにフォーカスポイントを持って行くべきか」を決めておき、そのフォーカスポイントで追いかけると撮影結果がだんだん良くなる。

■欲張らない
席を頻繁に移動するようなやり方は、他の観戦客に迷惑がかかることが想定される。1度目に座った席が「やっぱりここダメ」ということはあり得るので、指定席でない場合は、適宜移動する。あとはなるべく、そこで粘る。
いろいろやってみるのもよいとは思うが、限られた条件内でなるべく頑張ってみて、ノウハウをためていく方が得策のように思える。

■サービスは縦、ストロークは横
私の席からの撮影で、縦位置に構えての400mmと言う焦点距離、画角は、サービス時の全身の撮影にほぼぴったりだった。これはもう、驚くほど。
コート脇の報道のカメラマンがどうも300mmを使っていたが、そういう意味で「あ、なるほど。ぴったりだろうな。」と思った。
一方でストロークの場合は、手を大きく開くような動作を伴うため、横構図の方が狙いやすい。
ただ、縦の場合と横の場合とでフォーカスポイントの位置が少し異なる。プレイ中にフォーカスポイントの移動は出来なくはないが、ほとんどの場合、サービスを撮影したポイントでは、ストローク戦は捨てる、その逆もしかり、と言える。

■他の客の迷惑にならないよう気を付ける
上にも少し書いたが、無駄なトラブルは避けるべき。
報道パスなどを持っていて場所が確保されているならともかく、そうでないなら、頻繁な移動、通路での場所取りなどはやめるべきだろう。

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