1対1の個撮、、やってみた(その4)

2018-01-08 | 撮影のこと
かなり久々に、いわゆる「個撮」をやってきた。ちなみに、1日で二人。例によって思ったことをまとめておく。

■良し悪しの判断に関して
「お!?」と思うものと思わないものに関しては判断できるが、とりあえず「う~ん、どうだろう?」と思ってしまうものに関しては、良し悪しの判断を現場でするのはほとんど無理。
考え込んでしまうのは時間の浪費になってしまう(可能性が高い)ので、その場所での撮影は終了して移動、としている。
粘る、と言う選択肢もあるにはあるが、頭の中には何もないケースがほとんどなので、現時点ではなかなか難しい。

■とりあえず、数を撃つ
ある程度狙いがはっきりしている場合で、かつ、「あれ?いまいち?」となった場合は、微調整を繰り返して何パターンも撮影する~数を撃つ~のは、有効な時間の使い方と言えると思う。

■光を当てていないときの陰の確認
ストロボを使うと、多かれ少なかれ影が出る。なので、ストロボを使わないでの試し撮りは必ずやるようにするべきと思う。
撮影終了後に写真を確認するとき、影がどの光によって作られているのかがわかりやすくなる。

■曇りはチャンス、となる場合もある
太陽光は肌に直接当てた状態で撮影すると、白飛びしてしまうケースが多くなるが、曇りの場合はそうならない。明暗の差を作れる場所を見つけられれば、チャンスとも言える。

■一人目で練習、二人目で本番?
今回は全く初めての場所。一応、事前に1時間ほどロケハンがてら付近を歩き回ったが、やはり、「場所を探す」ことが中心になり、「そこでどう撮るかを検討する(追い込む)」ことはほとんどやらないため、実際撮影してみて「いまいち」と言うことも多々ある(と言うかその方が多いかもしれない)。
そのため、時間が許せば、ではあるが、二コマ以上撮影する方がベターかも知れない。特に、今回は間に一コマ分、空きが発生したので、ロケハンのし直しのようなこともでき、結果として二人目のモデルさんのときには良い結果が得られた。

■視線をもらうことの良し悪し
視線をもらう方がよい場合ともらわない方がよい場合とは、確実にある。
線引きはなかなか難しいが、人物を風景の一部、絵の一部ととらえている場合は、視線をもらうのはおそらく不自然。
正面からの表情をとらえたい場合などは、結果的に視線をもらわないとそういう写真にならない。
、、、限られた状況においてはどちらかを決めやすいが、一般的にはなかなか難しく、その場その場で何らかの判断をせざるを得ない。

今回、二人のモデルさんを撮影し、その中から良いと思える写真をピックアップすると、片方のモデルさんは視線を外した写真ばかりになった。原因は・・・よくわからない。

■改善できる点はないか?
・ストロボのセットアップの時間
・レンズ交換の時間(ボディを複数台用意する?)
・とりあえずのOK、完全なOKの場合の判断基準
・表情(せめて、「少し笑って」とかくらいは)関する指示をもっと言う

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