みっちーの趣味な日々

美プラ、フィギュア、ガンプラ、マクロス、痛車、アイマス機、艦船といった模型の製作ブログです

A wakening of the Trailblazer 感想 ストーリー編

2010年09月18日 | アニメ


本日より公開の「劇場版機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-」を観てきました。
早速感想を書きましたが色々ネタバレがありますので、読みたい方だけ続きをどうぞ。

今回はストーリー(というか敵の設定?)についてのおおまかな感想です。


観終わった直後の気持ちを正直に書くと、
「これガンダム00なの?」でした。

敵は異星体エルス。
人やMSや戦艦を浸食し、汚染します。
それはエヴァやファフナーの仕事であってガンダムがやることじゃないだろうとw

とまあ、上っ面だけを見ればこの映画はガンダムらしくありませんが、冷静に考えるとちゃんとガンダムになっています。

TVシリーズは人間社会の統一化が達成され、「来るべき対話」に向けて世界が動いていくという所で完結しました。
その世界の続きの物語として異星体との戦いが描かれるのは至極当然のことです。
続編だからといって新たに“人間の敵”を設定してもう一度地球でドンパチしたら、刹那達の今までの苦労は何だったの?ということになります。
ならばいっそ開き直って人間以外の敵と戦うのもアリでしょう。
TVでは「人と人とのわかり合い」だったのが、劇場版になって「人と異星体とのわかり合い」に変わっただけですから、ガンダムとしての本質は守られています。

刹那はエルスとの対話を終え、マリナの考えが正しいという結論にたどり着きます。
劇中ではこれ以上明言はされませんでしたが、武力で平和を得ようとする刹那の生き方ではなく、互いに理解して平和を求めようとするマリナの思想が正しかったということでしょう。
刹那は言葉が通じない相手と対話を成し遂げたわけですから、そこから出た答えには相応の説得力があります。
作品のテーマを明確にするという点においても、敵が異星体であることに意味はありました。


劇場版ガンダム00、なかなか深い作品でした。

メカや戦闘の感想は無茶苦茶長くなりそうなのでまた別の記事でw
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