みっちーの趣味な日々

美プラ、フィギュア、ガンプラ、マクロス、痛車、アイマス機、艦船といった模型の製作ブログです

Decimation Masters アリス・カータレット 完成

2016年10月30日 | フィギュアガレキ
Decimation Mastersさんのアリス・カータレットちゃんが完成しました!

スリー!ツー!ワン!ジャーンプ!!












以前製作したカレンちゃんと同様にOPや版権イラストでみられるポーズです。
的確なパーツ分割がされており組立ては容易なキットでした。
(完成まで時間がかかったのは単に他のキットに浮気していただけなので・・・)

ただ、レジンで作られた番傘がそれなりの重量になっており、
アリスちゃんの腕だけで保持するために強固な軸打ちが必要になります。





腕と胴体に太めの真鍮線を通すことで
番傘の重さにアリスちゃん本体が負けないようにしています。






ちなみに、後ろから見るとアリスちゃんはほとんど番傘に隠れてしまいます。
それぐらい大きな傘なのです。




頭部をアップで。
きん!ぱつ!きん!ぱつ!





金髪はみるきぃぱすてるを駆使して、
忍ちゃんが思わず食べたくなるような美しい金髪を目標に塗装しました。

アイペイントはカレンちゃんで一度同じアニメのキャラを経験していた分、
いくらかスムーズに出来ました。
「きんいろモザイク」のキャラはグラデーションを入れずに
簡単に塗っても似せやすいのが良いですね。


簪は左のツインテールと一体で成形されていたのですが、
赤い玉がついてる方はちゃんと抜けておらずボロボロだったり、
金色の棒に至っては折れて存在すらしないないわで、どちらもほぼ作り直しています。



赤い玉には本来だと花の模様が描かれています。
しかし、下手に描くぐらいなら無い方がマシだと判断して描いていません。
ねんどろいどでもスルーされてますしね。


台座も入れて全体を。



造形村のアクリルベースと真鍮線でアリスちゃんを浮かせています。


先に完成させていたカレンちゃんと一緒に。



この二人は同じ金髪であってもそれぞれ違うカラーなので、
それらの個性は大事にしようと考えて塗りました。


完成まであと一歩というところで挫折してしまい作業が遅れてしまいましたが、
なんとか完成させることができました。

時間を空けてしまったからこそ、
全パーツを組み立て終えた瞬間は心がぴょんぴょんしてピンポンピンポンして
モデラーとしてはこの上ない達成感でした(←別のアニメが混じってるぞw)

ともあれ、製作を通してアリスちゃんやカレンちゃん、
そして「きんいろモザイク」という作品への思い入れが深まりました。
この気分のまま11月の劇場版公開を待ちたいと思います。


それでは、最後まで読んで下さった方へのお礼としてサービスカットです。






カラーレシピ

■下地

肌、髪:Mr.メタルプライマー
真鍮線:Mr.メタルプライマー改
プラ板で自作した簪:Mr.サーフェイサー1000
それ以外:サーフェイサーEVOホワイト+ガイアマルチプライマー少量


■本塗装

肌基本色:ノーツフレッシュ+クールホワイト+蛍光オレンジ(ガイア)+蛍光レッド(ガイア)+スーパークリアⅢ(シャロの肌色を少しオレンジ寄りにしたもの)
肌シャドー:肌シャドー:新版クリアーオレンジ+新版クリアーレッド+スーパークリアーⅢ(莉緒と同じ)

髪基本色:カスタードイエロー+クールホワイト++スーパークリアーⅢ少量+蛍光イエロー(ガイア)極少量+ハニーオレンジ極少量
髪シャドー1:カスタードイエロー
髪シャドー2:髪基本色+ハニーオレンジ
※シャドー1→基本色→シャドー2の順で塗る

リボンピンク基本色:ピンク+ハーマンレッド少量+色ノ源シアン極少量
リボンピンクシャドー:リボンピンク基本色+MSシャアレッド+スーパークリアー半光沢
※基本色→シャドーの順で塗る

リボン線レッド:レッド+ブルー(エナメル)

スカートブルー基本色:スージーブルー+クールホワイト+色ノ源マゼンタ
スカートブルーシャドー:スカート青基本色+スージーブルー
※シャドー→基本色の順で塗る

シャツホワイト基本色:クールホワイト+ノーツフレッシュピンク+色ノ源イエロー
シャツホワイトシャドー:ホワイト基本色+色ノ源シアン+色ノ源マゼンタ+色ノ源イエロー(色ノ源で調整してギラーガの薄いピンクみたいな色にする)
※シャドー→基本色の順で塗る

ボタンブラック:ウイノーブラック+クールホワイト少量(にこにーの髪基本色と一緒)

カーディガンピンク基本色:クールホワイト+ミルキーストロベリー+ルビーオレンジ
カーディガンピンクシャドー:カーディガンピンク基本色+チェリーレッド
※基本色→シャドーの順で塗る

靴下ホワイト基本色:クールホワイト
靴下ホワイトシャドー:クールホワイト+グレートーン1少量+色ノ源シアン少量+色ノ源マゼンタ少量
※基本色→シャドー→基本色でシャドーを抑える

靴ブラック基本色:ウイノーブラック+グレートーン1(シュペー艦首ブラックと一緒)
靴ブラックシャドー:ウイノーブラック
※シャドー→基本色の順で塗る

靴金具シルバー:スーパーファインシルバー(メタリックマスターで希釈)

靴底ブラウン:マホガニー+グレートーン1+ウイノーブラック

パンツ:ミルキーストロベリー+クールホワイト→ホワイト

舌:ピンク+ホワイト(エナメル)
口の中(舌の周囲):ピンク(エナメル)

簪レッド:スーパーイタリアンレッド
簪ブラック:ウイノーブラック
簪ゴールド:ヴィクトリーゴールド

番傘持ち手ホワイト:セールカラー
番傘中棒ブラック:マホガニー+ウイノーブラック+つや消しブラック
番傘骨ブラウン:タン
番傘生地レッド基本色:ハーマンレッド
番傘生地レッドシャドー:ハーマンレッド+あずき色(シュペー艦首レッドと一緒)
番傘生地ホワイト表:クールホワイト
番傘生地ホワイト裏:グレートーン4
番傘頭布ホワイト基本色:グレートーン3(赤の上から塗る)→クールホワイト
番傘頭布ホワイトシャドー:クールホワイト+グレートーン1少量+色ノ源シアン少量+色ノ源マゼンタ少量
番傘頭布ブラック:ウイノーブラック+グレートーン1(シュペー艦首ブラックと一緒)


■アイペイント

アイライン:ブラック+ハルレッド
二重の線:ハルレッド
瞳のブルー各色:ホワイト、スカイブルー、ライトグリーンを適宜混色
眉毛:ダークイエロー
(以上すべてエナメル)

チーク:ウェザリングマスター ピーチ


■トップコート

髪:EXフラットクリアー+スーパークリアー半光沢+ホワイトイエローパール(WAVE)極少量
それ以外:EXフラットクリアー
※靴だけはトップコート無し


■トップコート後の部分塗装

ツメ:ホワイト+ピンク(エナメル、舌に使った色より僅かに白が多め)

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Decimation Masters アリス・カータレット その16

2016年10月28日 | フィギュアガレキ
最後に残っていた靴の塗装です。



先に靴下をツヤ消しにしてからマスキングし、ウイノーブラックを塗っています。

靴は半ツヤとツヤ有りの間ぐらいにしたかったので上記の順番としています。
ツヤ消し(EXフラットクリアー)の上にウイノーブラックを塗ると
光沢が完全には出ないのでそれを利用した形です。


かなり以前から作っては中断を繰り返して来たアリスちゃんですが、
次回の更新で完成の予定です。



月末エロゲの日です。
が、9月に続いて今月も何も買っていません。
元々買うつもりだった「学校のセイイキ」は延期しちゃいましたし・・・

エロゲ関係で何か書くネタ無いかな~と思案していたところ、
「きゃべつそふと」のデビュー作「星恋*ティンクル」の体験版が本日公開されました。
しゃッ!きた おら!!



本作は梱枝りこさんが原画ということで興味を持ち、予約もしています。

この記事を書いている時点ではまだダウンロードしたばかりで全然遊べていないので、
時間があるときにじっくり進めていこうと思います。

きゃべつそふと第一弾「星恋*ティンクル」応援中!


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Decimation Masters アリス・カータレット その15

2016年10月27日 | フィギュアガレキ
前回の記事ではいふり艦船について熱く語った途端に何なのですが・・・
4ヶ月ぶりのアリスちゃんです。

今度こそ完成させます。



アリスちゃん本体は靴以外の塗装は終わっているのに対し、
番傘が真っ白のまま手つかずです。

というわけで番傘をパパッと塗り分けてしまいましょう。

長くなるので詳しくは続きで。



まずは傘の大部分を占める赤を塗るにあたり、白い円を残すようにしてマスキング。


(画像は傘の表側ですが裏側も同様にマスキングします)

赤と白の境界となる凹みは全てシアノンで埋めてフラットにしているため
塗り分けのガイドは一切ありません。
ディバイダーやテンプレートを駆使して可能な限り歪まないようマスキングしています。

埋めたときの記事はこちら↓
Decimation Masters アリス・カータレット その8

そして赤を塗り、中央の頭紙となる白黒も塗りました。



これで表側は出来上がり。
次は裏側です。



骨を塗り分けるためにマスキング。
画像のようにマスキングテープを細長い三角形にカットして、
骨と骨の間に2枚ずつ貼っていきます。



テープを貼り終わったらタンを塗って、



テープを剥がせばきちんと骨だけが塗装されました。




中棒と受骨のパーツも塗装して合体させたら番傘の出来上がりです。






以前はこの番傘のマスキング工程に意気消沈して作業が止まってしまったのですが、
実際塗ってみると全然大したことなかったです。
はいふり艦船と比較したら圧倒的に簡単でした。

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はいふり艦船でハッピー

2016年10月24日 | はいふり
アドミラルシュペーや、さるしま&晴風とのスリーショットをTwitterに投稿したところ
多くの方から反響をいただけました。

そしてなんと!

「ハイスクール・フリート」の信田監督と、五十六役の鶴岡聡さんにもご覧いただけました!!


https://twitter.com/hawaiis00731/status/790108695740948480


https://twitter.com/toyotist_satoc/status/790120219737935872

ありがたすぎます・・・!!
モデラーとしての努力が報われました。

これを励みに、今後もはいふり愛を込めて模型を作っていきます。

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1/700 アドミラルシュペー 完成

2016年10月23日 | はいふり
「ハイスクール・フリート」に登場するアドミラルシュペーが完成しました!





詳細は続きをご覧ください。









ピットロードの「アドミラル・グラーフ・シュペー1939」を元に改造しています。
ただの色替えではなくて、マスト先端に追加したタカンのような分かりやすい変更から、
機銃の位置を数ミリずらすといった些細な変更まで盛り沢山です。


順番に各部を解説します。

まずは艦首。シュペー救出作戦後はここで食事会が開催されていました。



木甲板のモールドを埋めて鉄甲板にしています。(白と赤のあたり)
ただし滑り止めは手に負えないのでスルー。
アンカーチェーンは元々の突起を切除して
「スチールグレー超極細チェーン」で作り替えています。

写真だと判りづらくなってしまい申し訳ないのですがポールは0.3ミリ真鍮線で自作しています。


艦橋。
はいふり版独自の変更点が小さいながらも明確に表れる部分です。



艦橋上部の測距儀(で良いのかな?)には水上レーダーを、
マストにはタカンとUHFアンテナを追加しています。

艦橋前面の手旗信号台はプラ板やエッチング手すりの組み合わせで自作しました。
1937年仕様のキットがあれば自作の必要は無いのですが
本作の製作時点では入手不可能だったので自作しかありませんでした。

その下の文字が書かれたプレートは
白い塗料を面相筆でチョンチョンと乗せて雰囲気だけは再現しました。


本作の見せ場である白黒ライン(バルチックスキーム)です。



白→黒→グレーの順にマスキングして塗装しています。
艦橋の四角錘など根幹となるパーツを先に塗り分けラインの流れを決定し、
その後、ベランダみたいな派生したパーツを塗って、塗装後に接着しています。

手すりにもエナメル塗料の筆塗りで白黒ラインを入れています。
しかし実際のところアニメだと入っているかどうか不明瞭です。
なので今回は、真横から見たときに手すりも含めて白黒ラインが一致したら
模型的には面白いだろうと考えて、ラインを入れることにしました。


中央部分。



艦載艇の配置は一部アニメに合わせて変更しています。
煙突基部の横にある構造物もアニメを参考に一部自作しています。

煙突や連装高角砲、艦載艇が乗ってる甲板は
艦首と同様に木甲板のモールドを埋めて鉄甲板にしています。

空中線やクレーン&係船桁のケーブルはメタルリギング0.1号です。
係船桁自体もプラ棒で自作しています。

史実だとカタパルトになっている部分には艇架らしきパーツを自作しました。



ここもアニメだとはっきり映らず、本作の製作時点では明確な資料も無かったので、
おそらくこんな感じだろうと推測して作っています。



艦尾。ここでマッチが無双していました。





右舷のラッタル横にある謎の円筒やダビットはプラ材で自作しました。
ダビットはアニメ第2話では存在するものの第9話では存在しません。
ただ、第9話の作戦会議でミーちゃんが映していた図面だとダビットが存在するので、
それが本来の状態なのだろうと推測して取りつけました。

魚雷発射管にはスライド金型を駆使した精密なディテールが施されていたのですが、
全部そぎ落としてツルツルにしました。
本当にツルツルにしていいのかと判断に迷いましたが、
マッチ無双のシーンで魚雷発射管がアップになってもツルツルだったので、
はいふり版はそういうものなのだと解釈してアニメに合わせました。


これまで製作したさるしま、晴風と並べます。



さるしま→晴風→シュペーと続けて製作して
少しずつでも完成度は高くなっていているかなと思います。
シュペーでは前2作よりもディテールアップに踏み込んで変化もつけてみました。

もちろん「ディテールの密度が高い=完成度が高い」では無いので
改善の余地は多いにあります。

ともあれ、「ハイスクール・フリート」が教えてくれた艦船の魅力は
まだまだ満喫していたいので、今後も新たな艦を作っていければと考えています。


それでは最後に、はいふりカメラでミーちゃんと記念撮影です。




■カラーレシピ
・船体グレー:晴風船体色+#307グレーFS36320
・識別帯・艦首ホワイト:グレートーン4
・識別帯・煙突ブラック:ウイノーブラック+グレートーン1(ほぼウイノーブラック)
・艦首・艦尾・フェアリーダー・ボラードブラック:識別帯・煙突ブラック+グレートーン1
・ホーサーリールブラック:艦首・艦尾ブラック+グレートーン1
・艦首レッド:ハーマンレッド+あずき色
・甲板ブラウン:RLM79サンドイエロー →エナメルレッドブラウンとダークイエローの混色で明暗を塗り分け
・内火艇・長官艇ブラウン:マホガニー+RLM79サンドイエロー
・カッターブラウン:内火艇・長官艇ブラウン+RLM79サンドイエロー
・窓:エナメルジャーマングレー

スミ入れ(すべてエナメル)
・グレーの箇所:ジャーマングレー+ブラック
・ホワイトの箇所:ダークグレー+ホワイト+レッドブラウン少量

■使用ディテールアップパーツ
・ピットロード 3本手すりレール
・ピットロード ラッタル
・ピットロード 新WW2 日本海軍艦船装備セット5(連装機銃の砲身)
・ピットロード ドイツ海軍艦船装備セット(11.5m長官艇)
・ハセガワ モデリングメッシュ22正方形M(煙突内部のメッシュ)
・ライオンロア WW2 ドイツ海軍 ラッタル
・KA Models 日本海軍艦艇用手摺/艦橋窓枠セット(手旗信号台と探照灯台座先端の手すり)

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