予告のネーナに惚れました

■今週の機動戦士ガンダム00

MSとMSの肉弾戦は、00より前のシリーズでもさして珍しくないものだったと思います。
旧ザクのタックルや、カミーユが最初にMk-Ⅱに乗ったときの戦闘や、W1話でのウイングVSリーオーとか・・・。
SEEDシリーズでは結構体当たりがされていた気がします。
このように、MS同士が接触する戦闘は思い出そうとすればいくらでも出てくるでしょう。
そこでまあ、そういう戦闘ではMSがMSを“押し倒したり”もするわけですが、別に演出の一つとして「おお、かっちょい～」程度にしか感じません。
ていうかそれで十分。

しかし！！

我らがグラハム・エーカー上級大尉殿は言ってしまった！！

「抱きしめたいなぁ！ガンダム！！」

その後大尉殿は疲弊したデュナメスを“押し倒して”鹵獲寸前。
さらには男が乗ってるガンダムに向かって眠り姫なんて言ってます。

たったこれだけの台詞で強烈なキャラクターを発揮するグラハム大尉。
よくよく考えれば珍しくも何とも無い場面なのですが、グラハム一人のおかげで今までのガンダムには無かった場面として見えました。

こういった、今までのガンダムにありそうで無かった事をするというのが00の魅力の一つなのではないでしょうか。
ぶっちゃけただの変態ですが。