MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

愚か者のブルース

2024-02-24 20:08:58 | 邦画
広島のラジオ局RCCのアナウンサーでありながら
そのマルチタレントぶりを発揮し文筆業から、映画脚本や監督業にまでその才能を発揮されてる横山雄二氏が作られた“広島県のストリップ劇場”を題材にして「浮気なストリッパー」「彼女は夢で踊る」に続く三部作の完結編だそうで
この三作お話としては繋がってはいません。
 
そこで気付いたんですがこの作品以外に前作二作品のDVDが未見の山にあることに気づきまして
順逆にはなるんですがコレを機会に見ていこうと思っており引っ張り出してきましたので・・・
 
30年前に伝説の映画を一本だけ撮ったもののそれ以来監督の名前だけで何も作品を撮らずに
今はいわゆる女に食わせてもらってブラブラと名前だけで生きてる完全なる”ヒモ“人生を送ってる大根を食わせてるのはピンサロ嬢のタマコ
演じておられるのは崖っぷちアイドルから一躍梨園のプリンセスの愛人となって玉の輿にのろうとしたものの大女優に梨園のプリンスを横取りされた熊切あさ美さん
毎日ピンサロで男のナニを咥えて大根を支えてきていたが
ある日仁科貴演じる昔の男が客としてやってきて、監督とこじらせてしまい、二人は監督の大学の後輩が館長を務めている、廃業寸前のストリップ小屋広島第一劇場に逃げ込む。
 
このストリップ劇場の館長に、3部作の企画者であり、本作では監督・脚本までを務めた横山雄二氏が演じている
そこの住み込みストリッパーにも手を出してタマコと館長との関係までをもこじらせてしまうクズ男大根を加藤雅也が好演しており
なんと廃業を決め壊されていく広島第一劇場の姿をリアルタイムでフィルムに刻み込んでいく横山監督のこの劇場への思いが込められている作品とも言える
 
お話の先は見えてるし、どことなく令和にはそぐわないプロットではあるものの
オチとしてタマコの元カレが大根を刺殺するって言う動機が希薄すぎる
ムリクリオチをつけたって言う感じ
それをさらに大根監督の唯一の処女作をみんなで見るって言う葬儀オチもある意味昭和だった気がする
スタッフとしてもそれなりの才能の片鱗は見られるが
私個人としてはシノプシスがやっぱ昭和から抜け出せないのがなんとも
ただ役者としてはいける人だと・・・
 
熊切あさ美さんもきっかり女優サンしてやっていけると思えるものの
グラドル的に本来は見せるものの隠し方が実に上手いがそこいらに見切り付けられれば女優としても一皮剥けるような気がする
 
ストリッパー役の佐々木心音さんが流石の貫禄だった
 
2022年製作、日本映画、Yokoyama film作品
横山雄二製作・脚本・出演・監督作品
出演:加藤雅也、熊切あさ美、佐々木心音、小原春香、矢沢ようこ、ノッチ、筒井真理子、さいねい龍二、竹内一希、仁科貴、太田光(声のみ)、未唯mie
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エクソシスト 信じる者

2024-02-24 05:05:40 | 洋画
リンダ・ブレア主演で作られた「エクソシスト」からもう、 50年も経過してるんですね
あの映画のヒット以来続編が数本作られ、さらに亜流作品も数多く作られてきた“悪魔祓い映画”も数しれませんが・・・
 50年経た今日、あの記念すべき第一作の何本目かの、そうリンダ・ブレアが演じて数回悪魔に取り憑かれたって言うプロットではない
正統続編が製作されました。
 
って言うのも見終わって調べていたら記念すべき第一作のリンダ・ブレアが演じた役名がリーガン・マクニール
そしてリーガンの母親クリスを演じていたエレン・バースティンが同名の役で再出演されてると言うことで
まぁ最後にはお顔はほとんど見せませんが成長したリーガンも出演されてるってまさかのノンクレジットで容姿が合わないって事で顔ははっきりと画面に出てきませんがリンダ・ブレアが 50年ぶりに
ある意味感動のフィクションの世界とリアルの世界の融合の親子再会って事ですか
 
リーガンとは別の女子それも13歳の二人の女の子にリーガンに取り憑いた悪魔が再び取り憑くって言う
ある意味こちらも正統「エクソシスト」の続編を 50年ぶりに制作したってことになり
と言うことで映画の時代背景の設定がちょっと不明瞭なとこはあるんですがね
まぁ受け入れるしか・・・
ただ悪魔が憑依するのは彼女たちが森で勝手に悪魔寄せをしたためっていうことはきちんとしており
本家「エクソシスト」ではその悪魔が取り憑いたって言う要因はあかされてなかったとこが
そして取り憑かれる女の子の子の一人が黒人であるってとこは今と言う時代を反映させていましたねぇ
 
劇中でクリスに向かって悪魔は“久しぶりだな”って呟くし、なんとクリスは劇中で悪魔に憑依された少女によって両眼をそれも十字架で潰されてしまいます
さらに教会側は前作の「エクソシスト」の経験から悪魔祓いをしないと決め込んで
エクソシスト資格の神父の悪魔祓いを禁じてしまう
そんなことで悪魔に取り憑かれた二人の女の子の親とシスターに妊娠したためになり損なった中年看護師と
取り憑かれた女の子の死んだ母親との関連でハイチの土着信仰の巫女さんと地元の教会の神父たちとで力を合わせて悪魔祓いをするお話
 
まぁそうなると悪魔の誘惑がねぇかなりキツくなるのは必至
ってことで最初は断ってたエクソシストの若い神父も途中から加わるものの経験不足ですから被験者の頭に手を置くから逆に殺されてしまったり
まぁあの1974年の「エクソシスト」にはお呼びもつきませんが散々悪魔に弄ばれる素人集団のジタバタドタバタ振りと憑依された子供のいわゆる反り演技を見せつけられて
挙句生かされる一人を選ぶことで・・・
 
まぁ 50年振りに作られた割りにはさほど怖くも面白くもなくっちゃ身も蓋もありませんが
なんか劇中の親たちどうようにこっちもシドロモドロしてるうに110分が終わったって言う作品でした。
 
2023年製作、アメリカ映画
デヴィッド・ゴードン・グリーン製作・共同脚本・監督作品
出演:レスリー・オドム・Jr、アン・ダウド、ジェニファー・ネトルズ、ノーバート・レオ・バッツ、リディア・ジュウェット、オリヴィア・マーカム、エレン・バースティン
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昼顔妻の性

2024-02-23 20:08:37 | OV
いつも重宝させて貰っています
チャンネルNECOの市販AVからのR -15用に換骨奪胎させてプロットを崩さずに女優さんのおっぱいだけを見せる30分弱の埋め草番組
この作品自体もかなり前に見てるんですよね2020年に「令和エロス噺〜色艶〜」と言う作品のオムニバス作品の一本として見てるんでですからコロナ時代に見ていたんですね


でコレにはさらにブログに物語記してありますが元ネタの市販AV作品の方の「昼顔妻の濡れた乳房〜あなたの知らない平凡妻の本性〜」もなんとほとんど市販AVは2、3本しか見てないうちの一本としてわたしは見ていたんですね
すっかり忘れていました、波多野結衣って言う個人的には今では現役AV女優さんではたった一人の現役ではお気に入りのお方作品なのに


今回この埋め草を見ても、もう本編の方のオチがどうだったかなんて全く思い出せもしませんでした
っていうかこの埋め草番組の方もオチまで行かずに終わっていたような
何せ香椎りあさんと波多野結衣さんのW主演作ということで
一棟の三階建アパートの上下の三組のご夫婦のむ奥様たちの不倫それも香椎りあさんは三階のご夫婦の旦那さんと不倫し
二階の住人である奥様波多野結衣さんは三階の奥様とよく息抜きにいくバーの店主さんと不倫するわけで
知らぬは1、2階の亭主と三階の奥様だけっていう不倫譚だったわけね

切り口の違う記事はコチラ

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ダンサー イン Paris

2024-02-23 05:05:25 | 洋画
これもフランス映画で一人の女性っていうか
一応「ダンサーインParis」って邦題がついてるけども、ヒロインは小さいころからバレエを練習してきて
今やプリマドンナとしての位置を確保するまでに来ているものの
なんとそのプリマドンナ公演初日に舞台上で脚を怪我して
 
それによっでもうバレエは無理かもって医者に止められてしまう
これくらいになると専任のトレーナーがいてたりして
バレエに復帰せんと怪我を必死に治していくものの
こう言った世界に有りがちなプリマドンナへの道は閉ざされてしまう
 
まぁ過酷といえば過酷なんですがバレエダンサーっていうのも
ある意味人気商売っていうのは変ですが
劇中でもあるようにプロスポーツ選手と同じでどんな力量のある人でも一定の年齢、それもアラサーあたりで現役を退く時があるように
現在26歳のヒロインも足を完治してバレエを踊れるようになるには2年もかかるとか言われるわけで
いわゆるこれからまた血の出るような努力をしてプリマドンナに返り咲くには・・・
 
しかし、捨てる神有れば拾う神もあるわけで
あの足先に負担のかかるバレエではなく
ヒロインが見つけたのはコンテンポラリーダンス
そうなんですねだから邦題も“バレリーナ”ではなく“ダンサー”にしてるってわけでして
 
足が治って新しいダンサーとしてコンテンポラリーダンスへと転身していくってことは
先のプロスポーツ選手で言えばまさに第二の人生を見つけたわけで
映画はそのダンスグループので中で恋人との人生を見つけ
さらに新しい自分も見つけていく姿を描いた作品
 
主人公を演じてるマリオン・バルボーがプリマドンナでもその美しさを魅せてくれていますが
失意のどん底から新たな人生を見つけて恋人も得ていく中でなんと彼女がどんどんきれいになっていくんですよ
これって演技なのか映画的な魔法だったのか
どっちゃでもいいですがその美しさに魅了されていく映画でもありましたねぇ
 
一人の女性の挫折とそこから這い上がっていく姿を描いた
ある意味人間応援映画だった
 
2022年製作、フランス・ベルギー合作映画
セドリック・クラピッシュ共同脚本・監督作品
出演:マリオン・バルボー、ホフェッシュ・シェクター、ドゥニ・ポダリデス、ミュリエル・ロバン、ピオ・マルマイ、フランソワ・シビル、メディ・バキ、スエリア・ヤクーブ
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アナベル 死霊人形の誕生

2024-02-22 20:08:58 | 洋画
製作の時系列順で見てるわけでなく、いわゆる物語の時制に沿った時系列で見ていこうと見始めた”「死霊館」ユニバース“
この作品は製作順では「死霊館」シリーズのスピンオフ「アナベル」シリーズの二作目ですが時制的には“アナベル”誕生のお話で「アナベル」シリーズの第一部に当たります
そして“「死霊館」ユニバース”の時制で言うと第三部にあたるんですが
制作時系列では第四弾になると言うじつに複雑怪奇
そして残念なことにこの作品だけBlu-rayではありません
 
本編のエンディングは「アナベル 死霊館の人形」につながる終わり方をしておりますが
エンドクレジットが全部終わってからは制作順に「死霊館のシスター」へのプロローグ的な映像で終わります。
 
まぁこの作品も映倫さんのレイティングがPG - 12ですからホラーって言ってもこれまたグロくもなんともない作品であるし
ほとんど主役が子供たちですから全く怖くなんともない作品
 
一人娘を交通事故で亡くした人形職人のサミュエルはいく宛のない子供たちを自宅に引きれて孤児院としてシスターと子供6人に家を提供するところからお話が始まります
実は12年前に手作りの人形を完成させたとこで娘を亡くしており
その人形に悪魔が乗り移っており
 
孤児たちを餌食として新たな宿主を探すと言うだけのお話でして
そこに行くまで110分の尺の三分の二は説明的な映像で綴られており
悪魔が現れてその本領を発揮してホラー映画の形をなすのは後半三分の一だけです
 
悪魔に乗り移られたジャニスはこの家で行方不明になり
さらに次の里親に引き取られるまで一体どこで何をしてたのかは語られてはいませんがユニバースとしてさらにアナベルシリーズとしてはなしは続いていきます
 
2017年製作、アメリカ映画
ジェームズ・ワン原案・製作、ゲイリー・ドーベルマン原案・脚本、
デヴィッド・F・サンドバーク監督作品
出演:ステファニー・シグマン、タリタ・ベイトマン、ルールー・ウィルソン、アンソニー・ラパーリア、ミランダ・オットー
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リボルバー・リリー

2024-02-22 05:05:32 | 邦画
ある意味今年ってまだ二月ですが公開映画の二次使用であるパッケージ化作品としては日本映画では、一番見たいなって思っていた作品だったが
期待してしまうとっていうか、でも面白かった
って言うのも確かに綾瀬はるかさんは前にガンアクションのコメディっぽい作品撮ってはいらっしゃいますが、決してアクションの似合う女優さんではない
そんな彼女に付き纏うイメージを払拭するかのように
一応製作委員会システムで製作されているもののアクション映画には定評のある東映さんの作品って
綾瀬はるかに東映が肌に合うのか合わないのか、また東映さんはヒロインでのアクション映画にも魁的な会社ですからねぇ
綾瀬はるかと東映は二作目になりますか、前はあの「おっぱいバレー」でしたが
アクション映画には長けてる東映さんが綾瀬はるかををいかに格好良く撮れるのかでしたねぇ

兎にも角にも一応は合格点ではありますが、映画としておもしろいか面白くないかとはまた別問題でしたが、合格点を差し上げてもいいのかな行定監督がカッコよく撮ってくれていましたから綾瀬はるかを
一応原作ありきで作られた作品だそうで、原作はある意味荒唐無稽なプロットのようだってネットにはありましたが、最近本読まないからなぁ
で映画の綾瀬はるかさんはと言うとなんかスタイリッシュで格調高いんですよねリボルバー・リリーのたたずまいが
元幣原機関の女諜報員小曽根百合さん、拳銃の腕は確かってことで彼女が使う拳銃がリボルバーで、お名前が百合さんと言うことで「リボルバー・リリー」なのね

拳銃だけでなく女諜報員としてしっかりと肉弾戦もします、
そこは映画の常でボディダブルのスタントウーマンが演じてられて決めシーンで彼女の登場って寸法なのはいいとしても
お話が原作同様に荒唐無稽すぎて、よく戦前の帝国陸軍と海軍は犬猿の仲って今までも邦画の世界で見せられてきましたが
軍備拡張して戦争への布石のために国家予算の10%ほどの隠し金を巡ってリリーの元旦那が平和利用に隠した事でその忘形見の少年を託されたリリーが
命がけで少年を守ってなんと玉ノ井と日比谷の街中で陸軍と銃撃戦をっていうだけのお話

ですので日本映画の大作風作品ということで有名俳優が大挙して出演しておりましたが皆さん格調高く演じられてる中
どうしても役柄であるやくざの親分ってのをいいことに佐藤二郎さんだけはもうアドリブだけで演じられてたが
阿部サダヲ演じる山本五十六に持ってかれた作品だったかな
海軍軍服で出てきた途端こっちはちっちゃって思ったしさらに山本五十六大佐(当時)
って役名聞いた途端さらになんだこの違和感キャスティングは・・・
でも五十六元帥のイメージを完全に崩された演技力はさすが
 
死んだものと思っていた昔の男が別な女との間に生ませた子を自らの命を持って守るって言うだけのお話で
あれだけの陸軍兵士たちを殺しまくるだけの映画って言ったら身も蓋もありませんが
陸軍もメンツをかけて一銭五厘で集めた兵士たちを捨て駒にしてくるわけで
それを最初は急所外して撃っていたのがクライマックスではもう大量虐殺並みの銃撃戦でしたが
白いドレスを自分の血で真っ赤に染めて色彩的にも見事な演出して見せてくれてたし
クライマックスでは霧の中での銃撃戦と言う新機軸の試みでしたねぇ見えないだけに緊張がこっちにも伝わってくるって言う寸法
でもこっちはちゃんと見えてる方がカタルシスにはなるんですけどね
6発のリボルバーですからリロードシーンもしっかりと入れてきてリアリティを出していましたが

濃霧にしたことでアクション映画としてちょっと物足りなさは感じるのもまた事実そうガーリーアクションとしてはかなり物足りなさを感じてしまうんですよね、
どうせボディダブルのスタントマンがアクションするわけなんだからワイヤーやVFXを多用してもっと徹底的かつスピーディなものをつくってくれた方がより楽しめたかもしれませんって思ったのはわたしだけ?

シシド・カフカさんと古川琴音さんがかなりな儲け役でした
 
2023年製作、日本映画、「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ作品、東映配給
長浦京原作、行定勲監督作品
出演:綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー、佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、板尾創路、橋爪 功、石橋蓮司、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司
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シャークトパス

2024-02-21 20:08:10 | 洋画未公開
これはBS 12チャンネルでサメ映画特集を組んだときに多頭ザメ映画と一緒に録画しといたものですが
この「シャークトパス」シリーズは3作品あるんですが二作目までしか録画してなくて・・・
さらにレンタルではレンタル業務会社自体がリースって言う寸法でデッドストックをなくすと言うコンセプトのために旧作自体にこう言った作品は店頭在庫に残してないので
TV録画を逃すとなかなか見られませんのでこのシリーズは二作品ということで順次ブログアップしていきます
 
ってかこのいわゆるザメが他の生物と合体して別モンスターになるちゅうようなアイディアはアサイラムしか思いつかないだろうっていうのはある意味偏見で
このシリーズはなんとあのB級映画の帝王ロジャー・コーマン御大が自らプロデュースされた作品群だったのね
ってことでアサイラム作品とは一線を隠す作品ではあるものの
そこは所詮サメちゃんと巨大タコとの合体っていうのは見る前からタイトルでわかっちゃいますよね
ってことで原題もまんま
 
と言うことでなんと
メキシコ湾のリゾートサンタモニカ近くに海軍生物兵器研究所があり、そこで新しい生物兵器の開発をしていたと思いねぇ
マッドサイエンティストの博士が作った怪物兵器はなんと頭がサメで尾っぽはタコって言う合体モンスター
サメの脳に今で言うところのAIチップを埋め込んで本部の指令で動かすことが可能
 
でこのマッド博士を演じてるのは最近ではアサイラム作品以外見られないエリック・ロバーツさんだった
こっちにもアサイラム同様の役でのご出演だったとはねぇ
基地でコントロールするからオープニングではこのシャークトパス
海でサメに狙われたおねえちゃんを危機一髪のとこでサメを退治して助けるものの
そのテストを海軍将軍だかが見ていてるようで“よくできできる”って言った途端にボートと接触してAIが故障
 
コントロールが効かなくなったシャークトパスは見える者を次から次に襲い始めて
これはいかんと海軍研究所からシャークトパス捕獲の専門家が出動するものの・・・
捕獲作戦は失敗ってことで秘密保持のために爆破することに・・・
一応脳に爆破スイッチが埋め込まれてるがそれが電波をキャッチできずに
捕獲班の兄ちゃんにシャークトパスにアンテナ立てろって言うことに
 
まぁ結局はアンテナ用のモリをサメの頭に刺して
ってことでおさまることは治るんですが
ロジャー・コーマンさんがまさかこんなサメ映画作られるとは思ってもいませんでしたが
お金が多少あるようでビキニのお姉ちゃんがいっぱい登場してくるのはさすがでしたが
見せ場はタコ足だけの映画だったような気がするのは仕方ないのかなぁ
タコとサメを合体させるって言うアイデアだけで見せる作品
 
2010年製作、アメリカ映画
ロジャー・コーマン、ジュリー・コーマン製作、デクラン・オブライエン監督作品
出演:ケレム・バーシン、サラ・マラクル・レーン、エリック・ロバーツ 
 
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恋人はアンバー

2024-02-21 05:05:49 | 洋画
英語のダイアローグでしたんですが絵面が北欧っぽいなぁって思ったのですが
アイルランド映画だったのね
英国アイルランドの小さな田舎町の思春期時代の、我々大人世代から見るとどことなく性徴期でその気持ちとか昂りを持て余してた懐かしい過去の自分を見てるような作品であったかと
 
ちょっと時代背景としてはほぼ30年くらい前ってことで↑に書いた時代に当てはまる人は多いんじゃないのかな
丁度性的マイノリティが世間的に人権を得た時代のお話し
田舎町の高校生ですからねぇこんだけやりたい世代の生徒たちですから
まぁ同級生同士穴兄弟や竿姉妹があちこちでウヨウヨしてると思いねぇ
ってことでレズのアンバーはシングルマザーに育てられ、こんな町を早く逃げ出したいって
 
かと言っていいアルバイトもそしてラブホもない町なので自分のトレーラーハウスを同級生たちの愛の巣としてベッドと一緒に賃貸しして、もうかなり貯めているしっかり者だが
カレシがいないためっていうか自分自身レズなんで一応レズじゃないって見られてるのがいやな性分
一方エディの父親がこの町に駐屯してる軍隊の司令官で卒業したら軍に入隊するように進路が決められてるものの両親にはオクビにも出しませんが実はゲイ
彼もゲイとは知られたくないから友達を通して見映えのいいような子と
校内で付き合いのキスをしようもののキスしても勃たない、キスしながら胸揉まないから見破られたりしてる
 
そんな二人が自分の性癖を隠すために擬似カップルを演じるというだけの基本プロットではあるんですが
そこはレズとゲイですからノンセックスのお付き合いを重ねていくうちに人間としての相手を思う感情が芽生えるのは人間として当然で
いわゆる人間愛というか友情というか実に人間としての本質で付き合うものの
デートで街に出かけた時にアンバーは大学生のレズパートナーを見つけて恋にオチてしまう
エディもまた人目を憚らずゲイの芸人に自分の感情の安らぎを覚えたりっていうことで
二人の感情にズレが生じてくる始末ですが
 
高校卒業にあたりなんと二人が思い描いてた進路に祖語が生じて・・・
お互いを絶対的に理解してのこの齟齬に対処する二人
今後の生き方に与えたこの奇妙な関係から生まれた友情は不変な確信となっていくという希望的な終わり方を見せてくれてて
まぁこう言った青春ではない周りは性春しかない中で、人間として結ばれていった者の強さを感じさせてくれた作品だったかな
 
ある意味いい映画を見させてもらったって気がする作品
 
2020年製作、アイルランド映画
デイヴィッド・フレイン脚本・監督作品
出演:フィン・オシェイ、ローラ・ペティクルー、シャロン・ホーガン、バリー・ワード、シモーヌ・カービー
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獣のいる街

2024-02-20 20:08:54 | 邦画
CSの衛星劇場の幻の蔵出し映画館で録画してあったものの視聴
いつOAされたのかは不明だが
1958年の日活映画でモノクロ作品、葉山良二さんが主演の暴力映画
っていうても葉山さん演じる主人公は飲兵衛横丁という駅前の歓楽街で喫茶店を経営している元ヤクザって言う設定
 
そんな土地を自分のものにして凌ぎにしようとしてるヤクザに二本柳寛
葉山良二とは元は兄弟分だった男
その欲望のために愚連隊を使って飲兵衛横丁の経営者たちに暴力で揺さぶりをかけてみかじめを要求してくる嫌がらせ
そんな中で1人のヤクザ者の死体が歓楽街に隣接する遊園地の観覧車で発見され警察が殺人事件として捜査を開始する
 
最終的には一つに絞られていくのですが愚連隊の中に葉山さんの弟がいて
この弟さんを演じているのが梅野泰靖さんということで
見た目どっちが兄か弟かわからん兄弟を演じておられるって言う不思議なキャスティング
更にこの愚連隊達にはスケではなく妻がいるって言う設定でして
梅野さんの女房役に香月美奈子さんという過分なキャスティングであるが
愚連隊連中皆さん薹が経った方ばかり
 
まぁ街をやくざから守る立場になる葉山と敵対する愚連隊
イロイロあって最終的にこの兄弟がクライマックスで二本柳寛演じるオープニッングの殺しの犯人である人物によって
どっちか生き残った方に全ての罪を着せてしまうという思惑で踊らされるって言うお話に・・・
 
ここにくるまでに何か見せ場の一つも特になく
葉山さん自身のキャラもあまり立っておらず
見てるとなんかこっちが自然にオチそうになる作品だった
刑事に芦田伸介、松下達夫って役者が揃ってる割に面白くもなんともないんだよね
監督には古川卓己さんを持ってきてられるんだけどアクション作品のってもほとんどアクション的な演出もなく
青春映画では名作といわれる作品を残されてるのに
一体どうしたって言うような作品でしかなかった
 
1958年製作、日本映画、日活作品
古川卓己監督作品
出演:葉山良二、香月美奈子、渡辺美佐子、梅野泰靖、芦田伸介、近藤宏、二本柳寛、小園蓉子、楠侑子、中村万寿子、松下達夫、垂水悟郎、野呂圭介、深江章喜、小泉郁之助、相原巨典、長弘、雪丘恵介、宮崎準、紅沢葉子、衣笠一夫、須藤孝、緑川宏、根岸弘子、久城葉子
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ポジション ~広告代理店の女王~

2024-02-20 05:05:45 | 海外ドラマ
今月のレンタル作品も底が見えてきて
計算がたたなくなってきた時に頼るのが海外ドラマ
そして私が通える範囲でのTSUTAYAさんが撤退して、さらにレンタルに変わる配信システムが群雄割拠の時代を迎えた今
私自身が制限をかけていた○○店限定先行って言う作品は見ないって言う枷も配信の充実によってある意味無駄足掻きになって枷を外したってことで
 
今回見たのはGEOさん先行の韓流ドラマ
チラチラと韓国刑事ドラマを見ていたのですが、昨年いわゆる韓流ドラマの真骨頂であるドロドロのメロドラマである「黄金の仮面〜復讐のシンデレラ〜」で完全に韓流ドラマにもハマり
なんと現在1シーズン100話超え(現在60話までリリース中)の「テプンの花嫁〜愛と復讐の羅針盤」を一気見の私が月20話のみと言う見方をしており
 
米国ドラマも見ていかねばならないものが数シリーズリリースされているもののやっぱ一気見ってことで
一気見可能とこの作品を選びました
いわゆる韓流メロドラマの基本コンセプトはそのままにメロドラのウリであるドロドロとヒロインの恋模様を省いてはいるものの
連ドラの基本コンセプトがしっかりとしてるのでかなり面白く見られた
全24話1048分を3日で完走しました。
 
いわゆる財閥のコングロマリット企業の一社である広告代理店で地方の大学出ながら
ってのも夫のDVから逃れるために母にも捨てられて一人で生きてきたコ・アイン
韓国という世界的には社会への女性進出度が日本より上位にランクされてる韓国ですが
個人財閥の身内での女役員を占めていたり、国会議員に女性がいるだけで
韓国の社会はどっから見ても男の社会
そんな中で自力で社内コンペに勝って制作部の常任常務の座にまでヒロインが就任したとこから物語が始まるんですが・・・
 
相変わらずの韓国ドラマですから敵対するライバルの嫌がらせや幾多の障害障壁にぶつかりつつの浮き沈みが基本コンセプトですから
男よりも強い信念と知力で常識を越えた戦略を繰り広げるアイン
彼女と対立して社長の座を争う企画部常任常務とのお話をメインに進んでいく
孤立無援の中で繰り広げられる攻防戦が緊張を生んでいくって言うドラマですからねぇ
そんな危機を毎話いかに逆転させるかはドロドロドラマ同様にハマると、もうそこから抜けられなくなることしきり
 
そして先にも買いた今でも韓国社会に根強く残る社会問題である、“非正規雇用に対する差別”“オーナー一家の兄妹による主導権の戦い”“系列会社の経営者を株主総会を利用して追い払う””財閥の婚姻関係“などの現実問題も反映しておりますから
もうやめられない止まらないの”かっぱえびせん“なドラマでした。
 
見たらハマる韓流ドラマはこれまた韓国映画とは違った意味である意味麻薬的な存在だったのねぇ
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