
いよいよ4月だと言うのに
なんとも寒い新年度早々冷たい雨に足元濡らしながら昨日今日と二日連続でレンタル屋さんとDVD屋さんに通った
っていうかDVD屋さんは昨日は流石にいけなくて本日古い日活作品を購入してきたけど
家のレコーダーでは早朝から先月拾い忘れていた赤城圭一郎主演の拳銃無頼帖シリーズ全4作品を今月拾うと言うことで
早速の録画視聴です

この作品っていわゆる赤木圭一郎の遺作シリーズにもなるによね
っていうか大衆小説家城戸禮の『日本拳銃無宿』を原作として日活ではシリーズ化していくつもりだったようですが
第4作を作ったのちに事故死されてしまいダイヤモンドラインの一角が脆くも気ずれさると言うことに
のちにそのダイヤモンドラインにも文芸青春シリーズにも属さない高橋英樹さんでリメイクされるこの作品でしたが
リメイク版はシリーズ化されなかったのね
まぁこのシリーズは日活でのちのニューダイヤモンドラインに昇格する日活ニューフェイス一期生の宍戸錠さんとの
そう赤木圭一郎と宍戸錠のいわゆる仇同士のコンビ愛的な掛け合いが受けて
これが旭さんの渡り鳥シリーズに継承されてエースの錠が生まれるんですね
ってことで今作の宍戸錠さんにも赤木圭一郎さんにも固い演技で2人ともこなれた感じがないものの
やはりこの2人の掛け合いは当時の映画ファンにもやっぱ受けたんでしょうね
一応この作品でにコルトの銀は赤木さんの弾除けとなって死んだいきますが
第二作目でも違う役名で同じようなキャラで登場していくことに・・・
ヒロインには浅丘ルリ子さん
一応映画的にキスシーンがあるんですが何故かフレーム外での行為でして直にスクリーン上でのキスシーンはないのね
60年製作のこの時代ではこれが精一杯だってことだったのかな
まぁいろんな意味で映画そのもののストーリーだけではない、邦画の楽しみみたいなものも発見したりで見てて楽しくなりますね
第二作も楽しみです
1960年製作、日本映画、日活作品
野口博志監督作品
出演:赤木圭一郎、浅丘ルリ子、宍戸錠、香月美奈子、沢本忠雄、菅井一郎、高品格、天草四郎、西田佐知子、西村晃、藤村有弘、二本柳寛、草薙幸二郎
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