goo blog サービス終了のお知らせ 

MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

一匹狼

2022-11-07 23:33:45 | 邦画
CSの衛星劇場で本日の朝枠ですOAされた<幻の蔵出し映画館>のプログラム
1960年製作の日活映画
主演は小高雄二さんですが、多分芦川いづみさんのに映画の範疇に入るんでしょうね
トップクレジットは小高さんに芦川さんそして南田洋子さんそして2枚目クレジットに二谷英明さんだったからねぇ
日活としても芦川さんの映画として作ったんでしょうね
当時の映画ポスター見ても小高さんよりも芦川いづみさんの方が映像でかいですものね
 
少年鑑別所を出所し今では堅気の運転手の昭二は、仕事中のドライブインても24時間食堂の店員和子と恋仲だった
そのままデートとして後楽園遊園地に遊びにいった二人はヤクザに絡まれ、昭二が昔とった杵柄で彼等をやっつけてしまった
そんなチンピラの一人に待田京介さんでしたねぇ
彼が勤め先の佐田運送店に帰るともう先程のチンピラの幹部が仕返しにきていたが、その男鉄男は、昔昭二の弟分だった
 
二人は上野のに地下道で過ごした幼なじみの親なし仲間の兄弟分だった
そこで鉄男は彼のボスに昭二の腕を見せるためにバー・キャラバンにつれていった
そこで昭二は腕力ではなくハジキの腕を披露して見せる。
戸倉は昭二が拳銃の名手であることを知ると彼を用心捧に雇いたいというが
昭二は堅気のままで恋人と暮らしたいと断ると
 
なんと戸倉は子分に命じて恋人の和子を自動車事故でケガさせ、治療費のため金が必要となるよう工作して、戸倉は昭二を金で子分にしてしまう
そう戸倉は欲しいものを必ず画策して手に入れようという男だった
そんな男に芦田伸介さん
悪に徹する姿はさすがですっていうかまだ刑事が定番にならない時代だったようですね。
 
戸倉のに上にはまだ会長がいるようですが
和子には満州で生き別れになった兄がいて探していたり
と時代を反映していたり
その兄に関して二谷英明が絡んでいたりとプロットにいろいろアクセントつけてきてますが
芦田伸介親分はなんと和子の美貌に目をつけて自分のモノにしようと画策してくるんですね
ちゃんと和子の兄の消息とかお話が結構小さく纏まっていき
最終的に敵討ちにまでいくんですが
小高さんには法的な問題が起きないように纏めて映画は終わるんですね
 
1960年製作、日本映画、日活作品
牛原陽一監督作品
出演:小高雄二、芦川いづみ、南田洋子、二谷英明、沢本忠雄、芦田伸介、二本柳寛、木浦佑三、土方弘、波多野憲、近藤宏、待田京介、武藤章生、長弘、深見泰三、柳瀬志郎、伊豆見雄、榎木兵衛
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潜入

2022-11-07 17:12:32 | 韓国映画
ここんとこ中国映画ばっかりが輸入されてて、実に韓国映画の輸入配給が少ないのがちょっと不満でしたら
韓国映画の棚に新作と称してこの作品が置かれていたので相変わらず、なんも見ないでセットに組み入れていました。
一応開巻この映画は“事実を元にしてフィクションとして作られた”って言うスーパーが入り
なんと漢字とハングル併記での映画タイトル
 
そして、1998年の韓国経済危機でIMFの介入のニュース映像
“事実を元にして・・・”ってそっちの映画だと思いましたが
なんと麻薬の密売で儲けている主人公のナレーションが入って、現在の状況説明がなされたことでポリティカルな経済映画ではなく
麻薬関係のお話って言うことでちょっと安心
 
しかし映画の情報を全く入れてませんからねぇ
なんか映像的にちょっと古さを感じたんですよ、映画全体の醸し出してる雰囲気にも・・・
そうなんですねちょっと一旦止めてallcinemaさんで検索したら、なんと2006年の作品ではありませんか
そしてなんとこの作品昨年に日本初劇場公開された作品ではないですか
 
そして売人のモノローグから今度は刑事のナレーションになって、刑事の説明が入りテンポよく人物紹介がされていきますが、その中でこの刑事の相棒が麻薬組織に殺されて葬儀の日になんと相棒の未亡人喪服妻とのセックスですからねぇ
いやこの時代アクションにエロを加味して70年代の日本映画みたいなプロットで展開される作品でしたので個人的には実にとっつきやすい韓国映画映画だったなぁ
 
ちゃんと登場人物に紹介スーパーが付くというサービスでしたから余計わかりやすい
麻薬密売人の主人公が起業家然として麻薬密売を商売として考えてるために、自分には麻薬を打たないけど売りまくるっていうのはこれは新しい発想なんだけど
刑事は相棒を殺されたので、それのリベンジにむけて麻薬密売人を情報提供者として半ば暴力的かつ犯罪的に内通者として仕立て上げて密売組織の摘発に向かうものの
なんと検察が刑事の手柄を全てかっさらってしまい今では冷や飯食い
更に検察官主導になったために密売人は刑務所に収監されてしまうという
前半はW主演のn二人の踏んだり蹴ったりのお話に終始
 
やがて半年の刑期を終えて密売人が出所してきてからがこの映画の本筋になっていくのですね
刑事は相変わらず相棒の妻と出来たままでなんとか検察の鼻を明かそうとしてるとこに密売人が出所してくるから
足を洗いたいと思っていた密売人はムリクリ再び刑事の情報屋として昔のボスのもとに行かされて
そこで麻薬中毒になった女性を救って、それをオジさんに預けてクスリを抜いてもらう
実はこのオジさんが後半の物語のウエイトを占めるようになってきて、オジさんが実は麻薬精製しておりなんと市場に10kgのヤクネタを流すことに
しかしこのオジさんも組織への密売人の母親のリベンジを画策していて・・・
更にクスリを抜いてもらった女と密売人とのセックスもアリーナという作品
韓国映画の世界戦略前に作られた韓国映画ってこういう女優さんの裸で観客集めていたんですね
 
個人的には“韓国映画=エロ映画”ってイメージの私に間違いはないわけで
っていうかここんとこ輸入されないと思っていたらそれなりにまだそっちの作品も作られ輸入されてるようですよ
コンスタントにここに来て輸入されてるようですね
いずれここのブログにもアップされるかも
 
さてクライマックスでは麻薬組織のボスをオジさんと密売人と刑事が三つ巴で追いかけてのカーチェイス、そして密売人と刑事との対立とアクションが続く中で
再び検事が銃で密売人を射殺しておいいしいとこをもって行ってしまうというオチがなんとも・・・
映画的にも2時間弱の尺があるものの映画的にはタイトル詐欺でしようね、密売人が全く潜入してないからそれによる緊張感も全く無く、ただただ男たちが大声で罵り合っているだけの作品でしかなかった
全裸で絡み合うエッチシーンが何回か散らされているのでR−15の指定を受けてたようですね
 
2006年製作、韓国映画(2021年日本公開作品)
チェ・ホ共同脚本・監督作品
出演:ファン・ジョンミン、リュ・スンボム、キム・ヒラ、チュ・ジャヒョン、オン・ジュワン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする