良くニュースで流れるのですが
おこさんが水遊びで溺れ、助けようとした父または祖父が死亡という記事
以前にブログで海でに事故について記載したことがあるのですが、
じゃあどうしたらよいのか?
事故を未然に防ぐということは当たり前すぎるので書きません。
例えば、自分と子供と2人だけで川で(または海で)水遊び中に
お子さんが溺れてしまった、波にさらわれてしまったら?
まず第一に行うことは、助けを呼ぶことです。
大声で助けを呼ぶこと、これに尽きます。
自分ひとりでなんとかしようとせずに、とにかく大声で助けを呼ぶ、
救助はそれからです。
とくにお子さんの場合は、意識を失ってから最悪10分でも蘇生の可能性は十分ありますが、大人の場合は3分ともたないでしょう。
これが問題なんです。
これだけでも知っていれば、少しは冷静になれるはずです(まあパニック状態なのでふつうは無理ですが)
じゃあ、周りに誰もいなかったら?
次は消防または警察に連絡です。
その次は?たとえば携帯がつながらなかったら?
自分がアルコール類を飲んでいたり、心臓が弱い、体が弱いなどもあり得ます。
まわりに浮くものがないかを探すしかありません。
それをどうすれば?
間に合うようであれば、もしくは投げれば届くようであれば
投げる、しかし無理なようならば最後の手段にとっておきましょう。
それすらもなかったら?
いよいよ自分の命を懸けるか懸けないかを選択する番です。
でも、助けを大声で呼ぶことはやめてはいけません。
溺れている人に声をかけても(言いたい気持ちはわかりますが)意味ないです。とにかく助けを呼ぶ、誰かに気づいてもらうのを第一とします。
他に手立てがない、時間的にも無理、自分は死んでも良いとなったら、先ほど浮くものを見つけていたならば、それをもって救助に向かいましょう。
救助に向かう時は、洋服とズボンは脱いでパンツ1枚で救助に向かいます。
浮くものがなかったら、・・・Tシャツとかズボンで簡易浮き輪というのをTVとかでやっていますが、ただ、これには個人的に疑問があります。
往きよりも救助後の帰りが問題なので、往きにこいつをもって泳げるのか?とか、ろくすった泳げないのにこれをつかえるのか・・・無駄とは言いませんが、まあ無理でしょうね。
泳ぎ方も問題で、カッコよくクロールでなんて紹介されますが、背泳ぎかノシが私は良いかと思います。
とにかく体力温存しないと、共倒れになります。
ただ、親などの保護者の身としては、そんなこと言ってらんねえ
、即救助しないと・・・とパニック状態になりますので、いくらここで書いても無理なんでしょうね、実際私も無理でしたから。(周りに人もいましたが、誰も溺れた人を助けることはできませんでしたから)
これが現実なんです。
だから、最初っから救助物資(浮き輪・ロープ)は持っていくこと、お子さんは絶対に目を離さない、保護者として行動する場合、ビールなどアルコールは絶対に飲まない、危険なところにはいかない、コレ鉄則です。